数学の勉強法 その5 | 20冊以上の本から学んだ!究極の勉強法!!

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今日は昨日の続きで、
「途中式を書く」に補足して「ケアレスミス」についてです。(第36号)
よく生徒の中には、「計算ミスをする」「ケアレスミス(不注意によるミス)」
をするという話や、悩みを聞きます。
結構これについては、保護者さんや生徒は、
「計算ミスは【ミス】だから本当は実力はある」
と思ってしまうんですね。
ですが、実はこれもミスするのが本当の「実力」なんですね。
それを気づかないで、
「実力はもっとあるのだから、ミスに注意しなさい」
と言ってしまうと、その子は伸びなくなってしまいます。
「【ミス】するには、ミスする方法をやっているから」です。

 どこで【ミス】するのか?
 どんなやり方が【ミス】を起こすのか?
を見つけるには、「途中経過を書く」というのが一番早いです。

途中経過を書いていなくて生徒に途中経過を書かせて、
【ミス】を探したとき気づくパターンが、
「同時に2つのことをしている時」に起こるミスです。
人間は、1つのことに集中していると、
結構ミスは減ります。
1つのミスさえ注意していればいいですから・・
ですが、これを忘れて、
「一度に2つの作業」
をやってしまうと、【ミス】が多くなるのです。
例えば、
 方程式で、
 ( )をはずすのと、計算を一度にやってしまう。
 ( )をはずすのと、移行するのを一度にやってしまう。
という感じです。
当然、そこでミスが発生してしまいます。
今度は、それを一度にやらないで、
 <ステップ1>
( )をはずす
 <ステップ2>
計算をする
という2つの動作に分けると、計算ミスは確実に減ります。

こんな話をすると、
「これをすると時間がかかるから・・・」
と言いますが、実際はこれをやると、【ミス】が減るので
直しをやらなくて済むので、逆に問題を解くスピードは
速くなります。

また、途中経過の一部は慣れてくると、
省略できる部分もでてくるので、
さらにスピードが増し、
「正確に」
「スピードがある」形ができます。
 これは、
「中1」「中2」
のときはそれぼとスピードが早くなかったのに、
「中3」になったら、急に速くなったりします。
ぜひ、途中経過を書いて、
「どこでミスをしているのか?」
を見つけてください。
確実に「計算ミス」「ケアレスミス」は減らせます。

注意が必要なのは、計算力不足がケアレスミスの原因である場合、
注意すれば直るのではなくて、問題練習をするしかないということです。
特に、小学生や中学生では計算力不足の解消に徹してほしいです。
中学の数学が苦手の場合、小学校の算数での演習不足、
高校の数学が苦手の場合、中学校の数学での演習不足であることが多いです。
私も高校生の時に経験しているので、
途中式を書いて計算練習を徹底的にやっておくことをお勧めします。
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編集後記
パソコンの作業は本当に疲れます。気がつかずに休憩なしに、
長時間の作業をしてしまうので肩こりと目が疲れます。
パソコンに向かう時間が長くなってから間もないので、
何か対策を考えなければと思います。
キーボードを変え、ディスプレイを変えました。
しかし、コタツに向かっているのが原因なのかもしれません。