記憶の定着 | 20冊以上の本から学んだ!究極の勉強法!!

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今日は記憶の定着についてです。 (第15号)
最初に「勉強を習慣化する」それから→「理解」→「暗記」→「定着」と進めます。

まず、授業などで理解し、家庭学習で暗記し、定着させるという順になります。
これについては、前回でお話しした「忘却曲線」を利用して、
復習のタイミングを工夫して、繰り返し反復していくことが重要です。

記憶には短期記憶と長期記憶があります。
短期記憶はその場限りですぐに忘れてしまうような記憶です。
脳は重要でないと判断するとすぐに忘れてしまいます。
重要だと認識すると、脳の奥の方にしまいこんでくれます。
これが長期記憶となります。

では、重要だと脳に認識してもらうためには、
どうしたらよいかですが、
まずは、「繰り返し」同じ情報を送ることです。
繰り返し送られた情報は脳が重要な情報だと認識してくれます。
次に復習のタイミングですが、完全に忘れる前がベストです。
忘れてしまってからでは、思い出すのに時間が掛かってしまいます。
忘れる前に復習することで記憶の定着をさせます。

ベストのタイミングは、①覚えた後すぐ ②1時間後、③翌日 となります。
忘却曲線によると、1時間で半分以上、翌日には70%以上を忘れてしまいます。
ですから、覚えた後すぐに確認、1時間後の確認、翌日起きてすぐ確認すると
忘れにくくなります。
1週間おいて同じことを繰り返せば、さらに記憶が定着します。

きちんと覚えて、やみくもに前に進まないこと、
忘れてしまわないように、コツコツと復習を繰り返すことが、
暗記を得意にするコツです。
成績が上がらない子の特徴の一つは、
理解したつもり、覚えたつもりでどんどん先に進もうとします。

数学であれば、確実にステップアップしていくこと、
問題練習を繰り返ししていくことが重要なのです。
英語であれば、
単語の暗記や文法の基礎を繰り返すということが大切です。
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編集後記 
2月になり、受験シーズン真っただ中です。
私立高校、私立大学の受験が始まりました。
寒い時期でつらい時期ですが、みんなで乗り切ってほしいです。
マインドを盛り上げるのは、声を出したり、音楽を聴いたりと方法はありますが、
自分で勉強をし始める時の儀式を作るといいです。
英語の音読がお勧めです。あまり何も考えずに音読していると、
だんだん集中力が出てきますので、スムースに勉強に入れます。