読み聞かせの終わりには
「 おしまい 」って言うのが大切なんだって
聴いてる子どもたちに、ひとつの物語の終わりを伝えるため
そして次の本や遊びを、新たな気持ちで始められるように
舞台のカーテンコールにも、きっと、そういう意味合いがある
行ったっきり、入ったきりじゃ、のぼせてしまうから
どちらが現実でもいいと思う
けれども、どちらかは非現実でないと
夢も見られなくなりそうだから
一緒くたは、きっと、くたくたになってしまうから
分けるのは勇気がいる
どこで分けるか、いつ分けるか、なかなか決められない
イチゴをとるか大きさをとるか
夢と現実の分かれ目も、そんな感じ
だから
時間をかけて
好きな方を
迷った時間や気持ちの分だけ
美味しくなるから