億万長者の考察 | ユリのふるさと創り

ユリのふるさと創り

アナスタシア シベリア杉シリーズを読んだことある人いますか?
一緒に、祖国(ふるさと)創りに向けて歩き出しませんか?
そのための1歩がこのブログです。

考察ってほどでもないのですが。

 

 

8-1巻のタイトル「億万長者」のところを読んでいて、この人物が話している経済の仕組みが、世界銀行のことかもと思いました。

 

 

最初は、億万長者の話している仕組みのことを、中央銀行のことだと思ってたんです。

 

以前そんなようなことを書いてました。

 

 

 

 

でも、よくよく読んでみると。

 

「この基金が発展途上国の支援のために創設されたものに映るが、実際は、全世界の国々がここに献金する仕組みになるように私がつくった基金なのだ」

(8-1巻P109)

 

と書かれていて。

 

 

 

中央銀行は、紙幣を作ってるけど、発展途上国の支援のために創設されたものではなかった気がするな~と思い。

 

 

世界銀行についてよく知らないので、調べてみました。

 

 

 

 

そして、調べたことと本の内容を照らし合わせてみます。

 

すると、共通点を2つ見つけました。

 

 

 

●1つ目の共通点

 

発展途上国の支援のための基金、全世界の国々がここに献金する、というところで、世界銀行っぽいなと思いました。

 

 

途上国などに対して、貧困削減や開発支援を目的とした整備資金を低利や無利子で融資する189カ国(2017年9月末現在)が共同で運営する国際機関。

 

 

●2つ目の共通点

 

8-1巻P110には、

二つの国のあいだで軍事衝突が起こると…~中略~…そこで基金からお金を借りさせて、利息付きで返済させるのだ。」

とあります。

 

 

世界銀行グループには国際投資紛争解決センターという機関もあって、紛争の調停と仲裁という名目ですが、お金を融資してます。

 

 

私の中で、世界銀行の経営者が本の中の億万長者じゃないかな説が色実を帯びてきました。

 

 

 

ただ、世界銀行のトップの人は、5年ごとに変わるようで、

 

本の内容だと、億万長者の家系は一子相伝なことがわかりますので、

 

一見、矛盾してますよね。

 

 

 

でも、本にはこう書かれています。

 

「億万長者の実態を知る人は誰一人いなかった。」

 

「~前略~…あらゆる国の政府や大統領、大金持ちや貧民を陰から動かし続けることだ。しかし、彼らにそれを悟られてはならない。」

(8-1巻P109)

 

 

 

つまり、世界銀行は子会社のようなもので、それを運営する隠れ親会社のようなものが存在しているのかなとイメージしました。

 

 

世界銀行→$→億万長者の企業

(→はお金の流れ)

 

 

世界銀行の活動資金は、世界の政府や企業などからの出資で賄われます。(利息収益もある)

 

 

出資者は、政府や多国間機関、民間の機関、個人の投資者の共同出資と書かれていました。

参考サイト

 

 

共同出資者→世界銀行

 

 

共同出資者のひとつである政府。

 

政府の運営金は、税金や国債です。

 

税金は、経営者や国民が払います。

国債も、国民や経営者(銀行・中央銀行とか)が買います。

 

 

つまり、

 

国民・経営者・中央銀行→政府→世界銀行

 

 

間接的に、私達国民も世界銀行を支援しているんですね。

 

 

 

国民から、会社や企業、政府や多国間機関まで、それらのお金が世界銀行に集まる仕組みになっています。

 

 

このことを、億万長者のお父さんは言っているのではないかと思いました。

 

 

億万長者が運営する謎の企業が、金融歯車のどの位置にあるのかはわかりませんが…。

 

 

世界銀行の近くの歯車なんだろうと思いました。

 

 

 

****************************

 

 

 

サブタイトル「億万長者」の終わりのほうに、こうかかれています。

 

 

「今や全米も、花咲く園へと変貌しつつある。このまま行けば、アメリカもロシアに追いつけるかもしれませんぞ」

(8-1巻P155)

 

 

花咲く園をつくることで、ロシアに追いつけるという表現。

 

 

これは、すでにロシアが一族の園をつくったことで、強く豊かな国になった後の話かなとイメージしました。

 

 

「全ロシアが、世界に存在する他の国とくらべて、最も強く、豊かな国家となった」

(5巻P60)

 

 

これが起きるのは、本から推測すると2025年くらいです。

 

 

つまり、2025年以降のアメリカで、この話に出てくる億万長者がいるのかもしれません。

 

 

 

本にある、愛しの彼女サリーのコテージの周囲を買収し、2ヘクタールずつ隣人となる人たちに渡すというものは、もしかしたらロシアの園づくりを模範してのことかもと想定すると。

 

 

コテージ周囲を買収するのが、ロシアの美しい園の存在を知ってからなので、2025年以降のことかもしれません。

 

 

 

コテージを買収することになる、サリーと再会する年の、3年前。

 

億万長者の彼は、オフィスビルにある居住空間で死の床にありました。

(8-1巻P108)

 

彼は重度のうつ病と診断されます。

 

 

 

これは私の想像ですが。

 

うつ病と診断した心理学の教授は、メグレさんの本の読者だったんじゃないかと思います。

 

愛のエネルギーと言っていたり、民間療法について話していたので。

 

そうだったらいいな~と思いました。

 

 

 

これだけ年代が出てくると、年表にしたくなってきました。

 

 

 

数字のキリがいいところで、2025年が億万長者がコテージ周辺を買収した年だとします。

 

 

 

そのままイメージで、時代をさかのぼります。

 

(※億万長者が生まれたとき、その父を40歳くらいと仮定してイメージしてます)

 

 

 

1913年

・アメリカの中央銀行(民間)が設立される

・(もしかしたら億万長者の祖父がつくったのかも)

 

 

1920年

・億万長者の父が生まれる

 

 

1940年

・億万長者の父が20歳のとき、全世界の金融界を支配するための秘訣を父(億万長者の祖父)から打ち明けられる

(8-1P111)

 

 

1944年

・世界銀行の設立

・(たぶん億万長者のお父さんが20代くらいにつくった)

 

 

1960年

・文中の億万長者が生まれる

・(億万長者のお父さんは40歳くらいと仮定する)

 

 

1969年

・億万長者の幼少期

・豪華なヴィラの片隅でプラスチックの家を組み立てたのが9歳

・サリー7歳

(8-1巻P126)

 

 

11年後の1980年

・億万長者が20歳のときに、サリー(18歳)と1日だけ再会する

(8-1巻P131)

・父親から経済の法則を教わる

(8-1巻P109)

 

 

1981年

・サリーは息子を出産

 

 

2000年

・40歳を過ぎた億万長者は、頻繁に憂鬱間に襲われるようになる

・おそらく父親は他界している(享年80歳くらい)

(8-1巻P135)

 

 

2022年

・億万長者(62歳)はオフィスの居住空間に引きこもる。

 

 

1980年の再会から45年たった(8-1巻P133)

2025年

・億万長者65歳

・サリー(63歳)と再会する

・サリーの息子(44歳)

・サリーの孫(男子12歳)

・サリーの孫(女子9歳)

・サリーの住むコテージから半径100マイルが億万長者により買収される

(100マイルは約25,899ヘクタール)

(半径100マイルなので、直径だと倍の51,798ヘクタール?)

(半径100マイルの面積は約81325.2平方キロメートル)

(つまり、8,132,520ヘクタール)

※修正しました

 

 

さらに1年後の

2026年

・億万長者66歳

・サリー(64歳)とまた再開

(8-1巻P150)

 

 

その10年後

2036年

・億万長者76歳

・サリー74歳

・2人の間に赤ちゃんが生まれている(?)

(8-1巻P155)

 

 

 

 

本の中の物語を現代に当てはめると、

億万長者の物語は最短(?)でこの年表になるのかな。

 

 


年表と関係ないことですが。

やっぱり70代でも赤ちゃん産めるのかもしれないですね…。

 

 

 

億万長者の、仮定と想像の年表をつくっていたら、

 

世界銀行はお父さん、中央銀行はおじいちゃんがつくったのかもと思い、年表に書き込みました!

 

 

 

 

なんともうこんな時間です。

 

おやすみなさい。