2019年がスタートしたばかりですが、あっという間に1ヶ月が経とうとしています。
寒さに中にも、春を感じさせてくれる陽射しが、色鮮やかな花を目に、心も温まります。
(赤坂プリンスクラシックハウス門扉の春のリース)
新年の事始めとして、多くの方に声のレッスンに興味を持っていただきトレーニングを担当しました。
個人や、グループ、講座と形式は違っても、声の基本の呼吸から取り組んでもらいます。
声のエネルギーは息ですから、声やことばに必要な呼吸法を見直して身につけてもらうことが大切なのです。
同じように呼吸を重視しているものに座禅があります。
そこで、先日、私自身が受講生として座禅を体験してきました。(株式会社シマーズ主催)
昨年も参加したので今回で2回目、続けていると
集中できるようになり、心が穏やかになり座禅の後に頭の靄が晴れたように楽になりました。
こちらの座禅会、いつも禅語を紹介しその意味を解いてくださいます。
その中の一つで、座禅の重要な心得として
挙げられる3つの言葉があります。
「調身、調息、調心」
この3つが欠けることなく、実践できることが重要なのです。
調身とは
服装や姿勢を整える
調息とは
呼吸を整える
調心とは
雑念を払い、心の乱れを整える
改めて言葉の意味を咀嚼してみると、当たり前のようで、なかなか整えられないことがあるものです。
声やことばに関しても同じことが言えます。
声を出す楽器である身体を整える。
声のエネルギーとなる息を整える。
声には心が表出されるので、声を整える
声が整うと心が落ち着く。
声と言葉を発する時にも
調身、調息、調心を実践して
いきましょう!