社長が何人か集まって話をする機会がありました。
中には「はじめまして。」という人たちもいたりして
なかなかおもしろい時間と空間を共有しました。
そんな中
話題はSNS関連に流れていきます。
「みなさん○○ッ○ーってやってますか?」というオープンな質問がなされたのです。
そこにいた全員が
「アカウントは取得してるけどほとんど使ってない。」
まったくの偶然なのですが、おもしろい結果でした。
「あれって、いつ見るの?」
「ぼくが見た中で、もっともおもしろかったのが、AKB48の選抜総選挙の実況。(一同爆笑)」
「そうそう、TLの進み方が半端じゃなかったでしょ。(一同爆笑)」
「中身までじっくり読んでるほどヒマじゃなかったけど
「いま仕事中で、現場に行かれません。○○ッ○ーの情報だけが頼りです。どんどん○イー○してください。」
ってのがあったんです。
そんな状況でっていうか、すでに仕事になってないし。(一同爆笑)」
「自分とこのスタッフに○イー○してる人がいないのかすぐにチェックしたりして(一同爆笑)」
「そういえば、「バカ発見器」って呼ばれてるの知ってますか?」
ぼくは知らなかった。
「どういう理由で、そんな風に呼ばれてるの?」
「たかが140文字の情報で、その真偽を検証する術もないままに
簡単にフォロワーに拡散できちゃうからじゃないですか。
災害のときに助かった人も多かったけど、デマも多かったじゃないですか。」
「基本、匿名記事だから、まったく責任が無い。」
「ゴシップ満載のタブロイド誌の見出しだと思えばある意味凄いかも。」
「あとは、情報のリテラシーという意識が無いアホが自爆してるでしょ。」
「そうだよね、多いよね。お店の従業員がお客様のプライバシー暴露しちゃったり、暴言吐いたり。」
「その上、利点の理屈がこれまたおもしろいんです。
「リアルタイムに皆が繋がっていることを感じること、そして、偶然や引き寄せの法則を感じさせる」
ときたもんだ。(一同爆笑)」
「まぁ、これ以上ネガティブに掘り下げると、このコミュニティの品格が下がるから、積極的にというか有効利用の観点からの意見はないのかな。」
「(一同、ウ~ンと唸り、腕組みをする)」
「有名人でも無いのに、そんな気分に浸れる。」
「情報収集してますって仕事のフリができる。」
「困ったときにリアルタイムで助けてもらえる可能性がある。」
「逆に誰かを助けられる。」
「インタラクティブ(双方向)でリアルタイムだからテレビプログラムで活用されてるように視聴者(お客様)を引き留めたり、集客ができる可能性もある。」
「バラク・オバマの前回の選挙ときの手法がサクセスストーリーの一つで、浮動票となっている若者を上手く巻き込んで、取り込んでムーブメントを起こした。」
この話題には着地点を求めることはしなかったのですが
とにかく
ネットでの情報発信については
社長をやっているものとして
皆同様に思うところがあるらしく
たいへん盛り上がりました。
そして
いままで以上に
ネットでの情報発信については
パブリックな場所での発言であること
地上波のテレビの生放送中にインタビューで発言しなきゃならないときくらいの配慮が必要であること
情報を受け止めるときに
すでにマスコミなどに醸成された雰囲気に流されることなく
先入観を持つことなく
一つの方向から見ることをしないようにする
などを意識していきましょうと
バカ製造元にだけはならないようにしましょうと
それから
社長は
そんなことやってるほど
ヒマじゃないよねって。
めでたし、めでたし。
「バカ発見器」というネーミングのセンスの無さにも乾杯!
This is HASHIMOTO☆QUALITY