CX(フジテレビ)さんで新しくはじまったドラマをチラリと観させていただく機会がありました。
織田裕二さん主演の外交官黒田康作 です。
ちなみに毎週木曜日夜10時スタートです。
イタリアの地名由来の「アマルフィ」を題名にした映画のドラマ版とのことです。
今回は、サンフランシスコを経由して東京で物語が進んでいくようです。
イ・ビョンホンさんが出演するなど周りを固めている俳優さんたちも豪華な布陣です。
外交官ということで
日本の外務省の映像が頻繁に出てきます。
外部からのゲートのカット(映像)は、ぼくらが使わせていただいているところそのものです。
あまり細かいことを書くと教育的指導が入ってしまうかもしれないのですが
省内の廊下のカットはまさにそのもので、実際にロケに入っているかなと思ったりします。
ドラマのストーリーは、直接視聴していただくこととして
前回のオンエアを観させていただいて
とっても気になることがあって、たまたまいっしょに観ていた家族にもそのときに話しをしたことなのですが
それぞれのシーン においてメインの役者さんたちがそれぞれの演技をされているのですが
なんだかしっくりこないのです。
そして一度気になりはじめたら、もうそればかり気になってしまって
違和感はどんどん増幅されていきます。
それはすべてが野外ロケ(外務省など建物の外という意味)のシーンであることに気がつきます。
途中からおかしくておかしくてしかたなくなって
我慢できずに家族に向かって口を開きました。笑いながらです。
「ねえねえ、エキストラさんたちの小芝居がわざとらしすぎないかなぁ。」
「さっきの地下鉄の通路に出てた露店っていうか売店もとってつけたようだし、ありそうだけど実際にはあの通路には無いものを雰囲気で設営したんじゃないかな。」
演出家さんにはたいへん申し訳ないのですが
織田裕二さんの落着いて抑えた演技や柴崎コウさんの雰囲気のある演技を
バックのエキストラさんたちが打ち消してしまっているように感じてしかたがなかったのです。
これが
もし
狙いなのなら
ギブアップなのですが
どうなんでしょう。
明日時間があれば、再度見てみたいと思っているのですが
こういうリピーターは、あまりいなのでしょうね。
少し前に医療関連のドラマがたくさん制作されて
それぞれに話題になったり、視聴率を獲得したりしました。
身近なのだけれど
そこまでは知らない
というところを専門的になり過ぎないぎりぎりのマージナル(境界線上)なポジションにいる
現場の人々や出来事のリアルさがウリみたいな構成が支持されました。
今回のドラマで
外交官というポジションが
外務省という組織や仕組みが
どの程度紹介されて
どの程度、ストーリー展開や重厚さに影響を及ぼすのか
興味深く
観てみたいと思っています。
もちろん
エキストラさんの小芝居にも気を取られながら。
This is HASHIMOTO☆QUALITY