自律神経には、交感神経(興奮する時に働く神経)と副交感神経(リラックスしている時に働く神経)があり、人間は無意識に自律神経を働かせて生活しています。
しかし、ストレスや冷え、疲労、不規則な生活によって、体が緊張して交感神経が優位な状態になりすぎると、不眠や食欲不振などが続き、体をリラックスさせることが出来なくなっていき、自律神経が乱れていきます。
自律神経を整えるためには、「ご飯を3食食べて、適度に運動をして、お風呂に入り、早く寝て、規則正しい生活をすることが大切」と言われていますが、それが出来なくて困っている方がたくさんいます。
まず、交感神経が優位な状態だと胃腸が動かないので、食べても上手く消化が出来ません。そして、お腹が空かなくなります。
また、早く眠りたくても興奮が続いているので眠くならず、眠れたとしても眠りが浅いので、すぐに起きてしまいます。
このような生活が続くと、体力もなくなっていくので、運動することも出来なくなっていきます。
自律神経が乱れる理由として、冷えや疲労、ストレスとお伝えしましたが、まずはその原因を取り除くことが大切です。
それに有効なのが「鍼灸」です。
蓄積した冷えや疲労を、鍼灸治療で改善していき、まずは体を元気にしていきましょう。
心と体は繋がっているので、体が元気になると、心も元気になっていきます。
みなさん、自律神経の乱れは突然起こると思われているかもしれませんが、長年の積み重ねが原因です。そのため、すぐに良くなるのは難しいですが、しっかりと治療をしていくと、体は変わっていきます。
また、日々のセルフケアお灸をすることで、冷えや疲労が溜まりにくくなります。すると、大きく体調を崩すこともなくなっていきますので、自宅でもぜひお灸をしてみてください。
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