こんにちは。
最近、外反母趾のご相談が多いです。
ヒール靴などを履いていなくても、外反母趾にはなります。
外反母趾になりやすい方の特徴としては、足の親指の力が弱いということです。
親指でタオルが掴めないという方は、要注意ですよ!
親指に力が入らない方は、歩行するときに『すり足』で歩いていたり、足の小指側に重心がかかった状態で歩いていることが多いです。
足の親指の力が弱い方は、足腰の衰えも早く、腰痛や膝痛になりやすい傾向があります。
そこで、足の親指の力をつけるためのお灸が大切になります。
治療では、その方の身体を診させていただき反応点にお灸をしていきます。
ツボが出やすい場所としては、親指を曲げた時に出る骨(⭕️)の周辺になります。
⚫️で印をつけた辺りにツボが出やすくなります。(凹みで探してください)
また、足の親指の爪のきわにお灸をするのも効果的です。
足の親指には、東洋医学では『肝経』と『脾経』という経絡が流れていると考えられています。
外反母趾の方は、この経絡にも影響が出ることがあり、目の疲れや頭痛、胃腸症状を訴える方が非常に多いです。
お灸を毎日することはもちろんですが、歩くときは『踵』『親指側』『小指側』の3点がきちんと着地することを意識してみてください。