手湿疹(主婦湿疹)へのお灸 | 灸PLUS公式ブログ『たのしいお灸LIFE』

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北海道にお灸を広めるため、お灸に特化した鍼灸院を札幌の「円山」に開業しました。
一人でも多くの方に、お灸の効果と気持ち良さを知っていただきたい•••。

こんにちは。

昨日のへバーデン結節の記事、すごく読まれていて驚きました!

悩まれている方は、ぜひお灸をお試しください。


『へバーデン結節のお灸の効果』はこちら


今日は、『手湿疹(主婦湿疹)』へのお灸のツボをご紹介致します。


 手湿疹(主婦湿疹)とは、その名の通り手のみに出来る湿疹のことを言います。


家事などで長時間水を使うことや、ストレスが原因で起こります。


また、もともとアトピー体質の方はなりやすい傾向があります。


症状としては、まず手のひらがカサカサに乾燥して皮膚がむけていき、悪化するとジュクジュクしたり、ブツブツが出来てきて、かゆみを伴います。


一番大切なことは、水仕事を減らすことですが、そんな訳にもいかないですよね(>_<)


まず、食器洗いなど水仕事をする際は手袋などを使用して、水や洗剤が手につかないようにしましょう。


お湯の温度も低めに設定します。熱いお湯は、皮膚を乾燥させてしまいます。


そして、ハンドクリームなどでこまめに保湿をしましょう。



お灸のツボで有名なのが、『肩ぐう(けんぐう)』です。

皮膚病に効果があります。


『肩ぐう』
腕を真横にあげていき、水平にします。その時に肩の前後に2つのくぼみが出来るのですが、その前のくぼみになります。

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また、皮膚に何かしらの症状が出る方は、内臓の不調がある方が多いです。


『皮膚は内臓の鏡』と言われるように、内臓の調子がよくなると症状は自然と落ち着いていきます。



内臓を整えるツボとして、『合谷(ごうこく)』『曲池(きょくち)』『足三里(あしさんり)』にもお灸をしてください。

◎写真の黒い点の部分がツボです


『合谷』
手の甲を上にして、親指と人差し指の骨がぶつかるところから、人差し指の方に指をさすった時にあるへこみ。

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『曲池』
肘を曲げた時にできる横ジワの外側(親指側)の端にあるへこみ。

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『足三里』
膝のお皿の下に人差し指を当てて、指幅4本分下のへこみ。

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お灸をすると、好転反応として一旦(1~3日ぐらい)症状が強く出る場合があります。その時はご自分の判断でお灸をするのは難しいと思いますので、その期間はお灸を控えて、症状が落ち着いたらお灸を開始してください。



早く治したい場合は、お灸治療にお越しください。



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