前回は骨髄穿刺や静注静脈カテーテルをしたお話でした。
一連の検査が終わってヘトヘトです。
胆嚢の痛みは変わらず強いままだし疲れちゃった。
でもこの日はまだ続きがありました。
部屋に戻って一息ついていると先生がやってきて
検査の結果(の最も早いもの)が出たので説明がしたいと言いました。
ここで前々回のお話になるんです。
急性骨髄性白血病という病名が知らされ
それよりも糖尿病や梅毒という言葉に衝撃を受けて。。。
先生が脇に抱えていたパンフレットの登場です。
どういう病気か,どういう治療方法があるかを聞いて,
わたしがとっていくだろう治療法も
それを見ながら聞きました。
聞いたことのない単語の列挙でついていけない。。。
説明を遮って質問しても答えを聞いたと思ったら
続きの説明が始まって
怒涛のようになだれ込んでくる情報に目が回りそう。
さらに急性胆嚢炎もあるわたしにとって
この治療はかなり危険,
耐えられずに死ぬ場合もあると言われ
頭が空っぽになりかけたところへ
🙍♂️「治療しますか?」
🐱「しないと死ぬんですよね。」
🙍♂️「そうです。」
うぅぅ。。。(・_・;)
🐱「やるしかないです。
戻りたいから。」
🙍♂️「では今から治療に入ります。」
🐱「えっ!今からですか?」
普通は翌日とかからじゃない?
今さっき骨髄穿刺して
カテーテルを入れて
大病の宣告を受けたのよ。
ちょっと休ませてほしい。。。
🙍♂️「きゅぴまるさん,明日数時間で死ぬような状態ですよ。」
これはわたしのその時の血液です。
白血病細胞が70%で正常な細胞が目視できないくらいだと言われました。
上の方の下手っぴーなイラスト(先生画。笑)が
正常細胞だそうです。
この悪い細胞は骨髄で作られると同時に
自分でも増殖するとも言われました。
ガン細胞だからね。
だから
今から7日間途絶えることなく抗がん剤を投入して,
同時に別の種類の抗がん剤(30分で終了)を3日間投入して,
2日に1度輸血をして。。。。
という治療をすぐに始めると言うのです。
🐱今日ここに来たんだよね。
もう何日もいるようだわ。。。
あまりのスピードについていけない自分がいました。