病名の宣言と衝撃 | きゅぴまるの南国,白血病ライフ

きゅぴまるの南国,白血病ライフ

沖縄での生活を,これまでの闘病生活や白血病になる前の生活も振り返りつつ,綴ります。

中央病院から大学病院への橋を車椅子で移動しました。

デパートの本館と別館がそうやって繋がっているのを歩いたことがありますが

病院同士がつながっているのは初めてです。

昨日と何も変わらないわたし,

自分で運転して仕事に行き

自分の足で歩いて家事をしていたわたしが車椅子に乗って

何人もの医療従事者に付き添われているって奇妙です。

大学病院に入ると受付の方が病室に案内してくれました。

 

まさかの個室(;゚д゚)!!

料金払えんよ。。。

こちらはお手洗いとシャワーです。

こちらは。。。

とどんどん説明するのを遮って

わたし🐱「あのぉ。。。個室代なんて払えないんですけど(・_・;)」

👧「ここはこういう環境でしか過ごせない患者さんばかりなので無料です。」

なんと,全室個室でした。

はぁよかった(´・ω・`)アワテタヨ...

病棟内の設備の説明も受けました。

ここは移植用の部屋ですが最初の部屋もこんな感じ。

 

ひと通り説明が終わったら小さな個室に案内されました。

四角いテーブルと4脚の椅子,

周りにいくつかの機器(覚えていません)がある

人がすれ違いにくいくらいの狭い部屋です。

ここに座ればいいのかなと思っていると

脇に急性骨髄性白血病という冊子を挟んだブルーの服を着た先生と

白衣姿の先生数名が入ってきました。

え,椅子が足りないけど?

ブルーの先生に椅子に座るよう促され座ると

その先生も座りました。

残りの人たちは立ったまま。

。。。テレビで見たことある空気(;゜∇゜)

 

急性骨髄性白血病のパンフレットはテーブルの端に置かれ

検査のデーターが載っている用紙が先生の前に。

パラパラとめくりながら

先生🙍‍♂️「急性骨髄性白血病です。」

🐱「はぁ」

と答えながら

『うわぁ,この先生って麒麟の川島の声にそっくり』

と心の中で思っていて

このあと何か言われたようですが記憶にありません。笑

先生はデーターをペンで追いながら

「糖尿病がありますね。梅毒も。

これは治っています。」

🐱「ええええええええええ!!!( ゚д゚)」

ものすごく大きな声を出して仰天しました。

🙀「糖尿病?!ばばば梅毒??!!」

白血病の宣言よりもこっちに驚いてしまいました。

このあと冊子を広げて治療について等々聞いたのですが

頭の中は

『糖尿病。。。梅毒。。。梅毒梅毒。。。』

でぐるぐるぐるぐる。

わたしは長女のアトピーや夫の病気がきっかけで

20代半ばから30年近く

徹底した健康オタクでした。

そのわたしが糖尿病になるわけがない。

しかも梅毒なんて(´༎ຶོρ༎ຶོ`)相手は夫だけだわ。

 

ということで命に関わる白血病の宣言よりも

糖尿病と治癒済みの梅毒に

大きな衝撃を受けたのでした。