ICT世代の注意力は15分が限界ですよね!!だったら15分をベストな学びの時間にしましょう!! | ブログDE教採BY河野正夫

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教員採用試験対策講座を主催する広島教採塾の代表の河野正夫のブログです。教育について熱く語り、教採合格の勉強法の秘訣についても語ります!!

21世紀の若者は、生まれながらにして、ICT世代であり、また、YouTube世代です。

 

じっくりと分厚い書物を紐解くというよりは、ネットでブラウズして、パソコンのモニターなり、タブレットなり、スマホなりの画面でさっと見て理解するという形に慣れています。

 

動画を見るにしても、2時間から3時間の映画を映画館で腰を据えて見るというよりは、YouTubeなどで、10分程度の短い動画をたくさん見て楽しむという形です。

 

動画に関しては、テレビでは、昔からほぼ普遍的な原則として、概ね、15分ごとにコマーシャルが入ります。サザエさんやドラえもんのようなテレビアニメは、30分の中で、2話構成、あるいは、3話構成になっています。

 

要は、15分以上の動画視聴というのは、なかなか骨が折れるということです。

 

 

数百ページの書物を紐解き、3時間以上の大作映画をじっくりと映画館で楽しむという時代は、既に過ぎ去りました。

 

21世紀は、15分以内の動画と、すぐに目を通せる1枚ものの資料(タブレット1枚分)が、注意力の限界だろうと思われます。

 

 

学習でも同じことです。

 

最近、私は、アメリカの"Crash Course"シリーズをYouTubeで毎日のように視聴しています。

 

"Crash Course"シリーズは、歴史、哲学、科学、経済学、政治学、生物学、天文学などなど、様々な学問分野を1回10分程度で、30回~50回で、一つのコースとして学べるようになっているものです。

 

1回10分で数十回だと、気負わずに、楽しく学べます。そして、どんどん頭の中に入ってきます。

 

視聴すればするほど、自分の知識と教養が広く深くなっていくのを肌で感じることができます。

 

 

それなのに、学校教育は、何十年、下手をすると百年以上も昔の形がずっと続くことが多いものです。

 

学校の授業時間は、原則として、45分とか50分です。

 

大学になると、90分とか100分になります。

 

学校の時間割やカリキュラムの都合でそうなっていて、何十年以上も前からそうなっています。

 

 

でも、最近、注目されてきたモジュール学習のように、10分から15分程度の学習は、子供たちがとても集中し、学習効果(成果)も極めて高いということが言われています。

 

それなのに、授業は昔のままの時間で行われます。

 

 

予備校や塾の講座の時間も旧態依然です。

 

60分前後や、90分前後が主流です。

 

 

教採塾も、90分の倍数ということで、3時間講座や、6時間講座となっていました。

 

教採塾の代表が元大学教員なので、大学の講義時間に合わせたということもあるでしょう。

 

 

しかし、90分単位では、受講者の集中力を維持することはできません。

 

どんなに真剣に学ぼうという意欲があっても、90分×数コマでは、本当は学習効率がものすごく悪いのです。

 

 

1年ほど前から、私は、アメリカの"Crash Course"シリーズを何百本も視聴して、そのことにはっきりと気づきました。

 

そして、決断を下しました。

 

 

教採塾が主催する教員採用試験対策講座は、15分を1チャプターとして、それを繰り返すことで、受講者の集中力と理解力と記憶力を維持し、楽しく、意欲を持って学べる講座形式にすることにしました。

 

15分1チャプターの学習には、A4で1枚のチャプターシート(講座資料)が用意されています。

 

1チャプターの資料は、1枚というのが、重要です。

 

一目で見ることができることが何よりも大切なのです。

 

 

21世紀のICT世代は、10分程度の動画と、画面1枚(用紙1枚)の情報に慣れています。

 

ですから、教採塾の講座は、筆記試験対策の講座の場合、15分1チャプターで、10分でレクチャー、5分で演習(グループでの討議)となります。資料は1チャプターで1枚です。

 

これを3時間の講座なら12チャプター、6時間の講座なら24チャプターで構成します。

 

 

講座自体は、1回で3時間、あるいは、6時間ですが、1チャプター15分で構成されるので、YouTubeでたくさんの動画を見る感じで、楽しく、苦痛なく、しかも、理解力・記憶力が劇的に向上します。

 

そして、なにより、教採塾の講座は、河野正夫の楽しくてためになるレクチャーが土台ですから、河野の話術を楽しみながら、満点を狙える勉強ができます。

 

 

6時間24チャプター分のチャプターシート24枚は、こんな感じです!

 

 

 

時代が進化すれば、学びの方法も進化する必要があります。

 

ICT時代には、ICT時代に即した学びの方法が必要となります。

 

ICT時代に即したとは、必ずしも、パソコンやインターネットを経由した学びということではありません。

 

ICT時代に即した学びとは、ICT世代の集中力や学びのスタイルにあったものである必要があります

 

典型的には、一つの話(トピック)は10分程度で、一つの話(トピック)の資料は1枚完結で、といったことです。

 

 

この15分1チャプター、実際にやってみると、ものすごく、楽しく、学びにつながることが実感できると思います。

 

6時間なら、24チャプターで、資料も24ページですが、驚くほど、楽しく、快適に、しかも、理解・記憶が促進されるはずです。

 

 

もう勉強は苦行ではありません。

 

もう受験勉強ですら、苦行ではありません。

 

 

学びは楽しく!

 

学びは効果的に!

 

そして、学びは自分の夢を叶えます!

 

 

11月からの教採塾の講座をお楽しみに!!

 

 

 

では、また明日!!

 

 

 

教採塾

河野正夫