こんにちは、心と身体が楽になる親子コーチング
近藤きょうこです。
褒めるのが苦手です。
ちなみに褒められるのもとても苦手です。
私が小学生の頃、テストが1番できたということで、
前に立たされ褒められたことがあります。
私にとっては、クラスのみんなの目線が
本当に苦痛でした。
小学校時代はずっと、私は人を見て最後に何とか
くっついていくタイプ。
クラスメイトからも「とろい」と思われていたんです。
勉強も苦手な事の方が多く、
何とかギリギリタイプ。
高学年になると、子どもたち自身も
自分のことも周りのことも客観的に見れるようになり、
「あいつは運動神経がクラスで一番」
「あの子は絵を描くのがスッゴイ上手」
そんな中、「愚図でとろい」私がほめられるのを
クラスメイトは冷ややかな目で見ていたのです。
(~のように私は思いました)
先生が、上機嫌でほめちぎる言葉がけをするほど、
私は苦しくて苦しくて。
そんな事もあったので、二度と学校で
褒められないようにと、
本来なら必要のない努力もしました。
そんな過去も手伝って、
わが子のことも褒めるのが、とても苦手です。
子どもが「お母さん、算数のテストだよ。
💮もついてるの。褒めて~。すごいでしょ!」
と言われるときも、「うん。そうだね」と言いながら…
色々とマイナス要因を考えてしまいます。
・テストの点が良いことを褒めると、いい点の時しか
見せなくなるかも。
・努力の過程を褒めると良いと聞くけど、
学校での努力の過程が見えてない時、なんと言えば良いのだろう。
・褒めるのは、この子にとって私のような心の傷にならないだろうか。
・ほかの子どもたち(兄弟)の反応も気になります。
(兄弟関係が悪くなるのではないか。)
(兄弟のやる気を不必要に焚きつけたり、
やる気を削いでしまわないか)
そんな気持ちから、褒めるのが怖くなってしまいます。
本当は、頑張ったことを褒めてあげたいと思いますし、
褒めることでやる気が出るなら、たくさん褒めてあげたい。
でも、どうしても
図に乗るんじゃないかとか、
今後、もっと褒める(情熱的に褒めるとか)レベルを上げないと
行けないんじゃないかと、
褒める気持ちが後ろ向きになってしまいます。
私が子育てコーチングを習って知った、
「承認」。
「承認」には細かく言うと
「存在承認」と「行動承認」」の2つがあります。
・あなたのことを見ていますよ。
・あなたのことを知っていますよ。
・、○○しているんだね
そんな事を具体的な言葉がけで伝えていきます。
①「○○ちゃん(名前を呼ぶ)。前、苦手だったところが
出来るようになったね。」
②「宿題でも得意だったところだね」
③「すっごく嬉しそうだね」
④「花丸の所に先生からのコメントがあるね」
⑤「花丸がついてるの見た時は、どんな気持ちだった?」
「うん。そうだね。」より、子どもの表情が
さらに輝きました。
「承認の言葉がけ」と「承認しない言葉がけ」
同じ子育てで、両者を比べる事はできないので、
それだけが要因だとは言えませんが、
たとえ点数が悪くても、
①「頑張っていたのを知っていたから、
今回は残念だったね」
②「ここはやっぱり苦手ってことなのかな。」
③「とても残念そうだね」
④「この点数見た時どんな気持ちだった?」
そんな言葉がけができます。
実際、子どもたちは点数が悪くても
「お母さん、算数で20点だった―」と、
隠すことなく、見せてきます。
私も声掛けで悩むことがグーンと減りました。
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