こんにちは、心と身体が楽になる親子コーチング 
近藤きょうこです。

 

 ママ悲しいな‥‥の奥に隠れているもの

 

 

Iメッセージで伝えると伝えやすい。

 

主語をあなたにするより、私が~で伝えると…

 

例えば、

「(あなたが)早く片付けてよ!」より、

 

「(私は)この部屋が綺麗だったらうれしいな」の方が、

 

相手にたいして指示命令にならない。だから、

 

立場が上とか下とかではなく

 

自分の気持ちが伝わりやすい。

 

 

 

大人に対しても子どもに対しても

 

Iメッセージで伝えるのはとっても有効です。

 

 

 

ただ、お子さんに対して

 

部屋が片付けてない時に

 

例えば「ママ悲しいな‥‥」とIメッセージで伝えると、

 

この奥に隠されている命令を

 

子どもが受け取って居る事があります。

 

 

その奥にある命令って何だと思いますか?

 

 

 

「ママ悲しいな…」 

     ・

     ・

     ・

「ママを悲しませないで」

 

「ママを悲しませたんだから、

あなたが悲しませないようにしなさい」

 

結局、youメッセージになっとる!!!

 

 

 

これに気付いたのは、

 

先日、小6の息子に

 

「ママ悲しいな…」を言ったんです。

 

 

片付けてくれなかった時、

 

「ここ、きれいに片付けない?」なんて話していて、

 

売り言葉に買い言葉みたいになり

 

息子が、最後イラっとして
 

「だったらお前が片付けろ!」みたいな

 

ことを言ったんです。

 

 

 

そして私が

 

「それは母さん、悲しいな…」って。言いました。

 

 

 

そしたら、息子がハッとした顔をして、

 

プイっと部屋を出ていこうとしたんです。

 

 

で、ちょっと気になったので、

 

「母さんは別に、悲しかったからそう言ったけど、

 

悲しませるな。という意味で言ったんじゃないけど、

 

もしかして、そう受け取った?」と聞いたら、

 

無言でうん、うんと、うなずきました。

 

 

「あ。あ。ごめん。私の言葉で、今度は君が悲しんだんだね」

 

もう一度、無言で うん、うんと。

 

 

「お前がやれよ的発言に

 

悲しかったのは確かなんだけど、

 

悲しかった気持ちは自分で消化するから、

 

大丈夫だよ。」

 

エッとちょっと驚いた顔で、

 

無言で、うん と、うなずきました。

 

 

「君の悲しさは、

 

まだ一人で抱えられない時もあるよね。

 

そんな時は、母さん君の話を聞くよ」

 

そんな事を話し、

 

「じゃどうしようかここの片付け」

 

そう聞くと、

 

「一緒に片付けたい」と言われたので、

 

結局、一緒に片付けました。

 

 

 

Iメッセージで

 

あくまでも私の気持ちは相手に伝わるけれど、

 

それで相手が思い通りになる言葉がけではなくて。

 

 

 

自分と相手。

 

別の人だから。

 

 

 

相手がどうするかは、相手の問題だし、

 

悲しいと思った自分の気持ちを

 

どうにかするのも自分の問題。

 

 

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