こんにちは、心と身体が楽になる親子コーチング 

近藤きょうこです。

 

 

夫婦の理想の形は?

 

年末年始をご家族で過ごすとき、

 

大抵出てくるのが配偶者への不満。

 

主婦業は年末はいつも以上に大忙し。

 

冬休みでのんびりゴロゴロされると、

 

大掃除やおせちの準備などで

 

ネコの手も借りたいくらいなのに…。

 

 

夫婦の理想の形は?

個別コーチングセッションで、夫婦がテーマの時

 

「どんな夫婦が理想?」と聞くと…

 

大抵、その方の理想と現状が、

 

かけ離れているとおっしゃる方が圧倒的に多い。

 

妻の「分かってよ」と「察してよ」

 

女性同士では、

 

たくさんの非言語のコミュニケーションができますが、

 

男性って、

 

「言ってもらったらわかるのに」

 

「言わなきゃわからないよ」と仰る方がとっても多い。

 

 

 

例えば、妻がイライラして居たら、

 

夫は、PMSか?何かあったか?と、

 

気を使ってあえて

 

「放って置こう」と思うのに対して、

 

「忙しくしてるの分かるでしょ!(プリプリ)

なんで気づかないの!?(イライラ)

手伝ってよね!でもどうせ、無理なんでしょうけど!!」と

妻の心中煮えたぎっている…。

 

 

イライラ・プリプリしてるのは

 

十分に伝わってるんですよね。

 

でも「どうして欲しい」というのは言わないから、

 

夫も分からない。

 

 

例えば、「手伝って!」と一言いえば

 

夫も「手伝えばいいのか」と分かる。

 

 

さらに、あれをこうしてこれをあーしてと、

 

具体的に説明されれば、

 

やってくれる場合も多いのですが…

 

「洗濯やって」とざっくりお任せして

 

こうじゃなかった!それは頼んだのとちがーう!という

 

すれ違いが出てくるの。

 

 

 

夫婦の基本は他人

 

今は何年もずーっと、家族なんだけどね。

 

唯一、血がつながって居ない他人でしょ。

 

元々培ってきたものが違うし、

 

育ってきた環境も違うし、

 

違うからこそ、いろんな見方や考え方について

 

話し合うのは面白いこと。

 

「分かってるよね」、「おんなじだよね」ベースで

 

会話しているとどうしても、そうじゃなかった時に

 

何で分からないの?とイライラしたり、

 

どうせわかってもらえないんだ…と、拗ねたりしちゃう。

 

「お互い違うよね」ベースでの

 

すり合わせは、面倒だけど大事だと思う。

 

 

 

夫婦の形は一緒に決める

 

私が、かつて子育て相談に言ったとき、

 

「両親の考えは統一した方が子どもが悩まなくても良い」

↓↓↓

「お子さんのために、

 

ご夫婦で話し合って、統一してください」

 

そんなアドバイスをもらいました。

 

で、素直に夫婦で話し合ったんですよ。

 

子どもの教育方針を。

 

子どもも含めての夫婦関係だと

より一層ややこしくはなるんだけれど…

 

 

お互い全然合わない…まさに平行線。

 

で、「統一する」という事になると

 

どっちかの完全敗北しないといけないけれど、

 

お互い譲れないというところで意見が一致、(笑)

 

良かったら過去記事も参考に↓

 

違いは違いとして、そのままでも良いんじゃないかなと、

 

思ったのでした。

 

 

私自身、いろんな家族の形を見てきたから、

 

理想の夫婦像というものが無くて、

 

チャーミーグリーンの老夫婦みたいになりたいとか…

 

「夫婦はこうあるべき!」みたいな思いがありません。

 

 

自分の両親ですら、

 

「こうなりたい形」でも。

 

「こうなりたくない形」でもありません。

 

 

 

夫婦の問題は、その夫婦にしか分からない問題も

 

たくさんあるし、夫婦の形も十組十色。

 

 

お互いに

時に、違う事を楽しむ。

時に、一緒に楽しむ。

相手にゆだねる時も。

自分が引き受ける事も。


常に矢印が一定方向の親子とは

全く違ういろんな角度で関係性をもっていく。

それが夫婦関係なんじゃないかなぁと

思いました。
 

 

 

夫婦別姓でも、別居でも、

 

週末婚でも、離婚でも、熟年離婚でも、共働きでも…

 

もちろんラブラブでも、チャーミーグリーンの老夫婦でも、

 

自分の理想を押し付けるのではなくて、

 

「お互いが、今のベストだ」と思える形に

 

落ち着けたらオールOK!!だと思います。