子どもが自分で選択できる力を
つけるために出来る事
「我が子が、自ら考える力をもって行動する人に育ってほしい」
そう思う親御さんも多いのではないでしょうか?
そう思う方に、ここで、2つ質問があります。
①お子さんが、「自ら考え行動する」が
出来るようになるのは
何年後のイメージですか?
②ご自身を振り返って、
「自ら考え行動できるようになった」のは
何歳頃ですか?
お子さんに臨む年齢と、
ご自身の出来るようになった年齢は、
離れていますか?
同じくらいだったでしょうか?
どちらでも、正解不正解は無いんですけれど。
上のような、4つのタイプに分かれると思います。
ムラサキゾーンだった方…
オレンジゾーンだった方…
上の2つは、親子で違い(ギャップ)がある場合
ピンクゾーンだった方…
グリーンゾーンだった方…
下の2つは、親子で同じ(ギャップが少ない・無い)場合
●ギャップがある時は…
ご自身のようになって欲しくないという期待や、
もっともっと頑張れば良かったんじゃないかという後悔が、
ありませんか?
●ギャップが少ない・無い場合は・・・
お子さんに対して、
ご自身と同じような人生を歩んでほしいという期待や、
私の子どもなんだからこうなるべきのような思いは
ありませんか?
またムラサキやピンクゾーンの上の部分…
お子さんに「早く」自分で考え行動してほしいと
思った方は、お子さんに対して、
・常にもっと早く!もっとすぐに!
・いろんなことが出来て欲しい!などどいう期待は
ありませんか?
最後にグリーンやオレンジの下の部分…
お子さんは「遅いんじゃないか」と思った方は、
お子さんに対して、
・まだまだ大人になってほしくない。
・まだ小さいんだから(できなくても)良いんじゃない。
そんな風に常に思って居たりしませんか?
お子さんに対して、
子育てに対して、
今どんな位置に居るかちょっと確認できたでしょうか?
●親にできること
そんな現状を把握してから、
本題に行きますね。
お子さんに
子どもが自分で選択できる力を
つけてほしい!そう思ったとき、
つけてほしい!そう思ったとき、
・待った方が良いときと
・背中を押した方が良いときがあると
私は思うんです。
お子さんの現状もよく観察が必要です。
でも、案外見落としがちなのが
親サイドの子育てのスタンス。
今自分はお子さんに対してどんな思いがあるのか。
自分の事ってフラットに見るのが難しいので、
こんな長々と質問したり
図を書いたり、
グループ分けをして説明をしました。
●待った方が良いときは、
親が焦ってしまってる時です。
●背中を押してあげると良いときは、
お子さんが困って進めない時です。
・どうしたら、出来ると思う?
・何が障害になって居るの?
・何か手伝えることはある?
・誰かほかに頼れる人は居る?
そんな質問や、
・私だったら○○・△△・□□の3つの選択肢を
考えるけど、この中だったらどれが良さそう?
などと、選択肢を出す。
もちろん、親が出した選択肢の中にお子さんが
自分で選択したいものが含まれていない時もあります。
そんな時、選択肢以外の選択肢をお子さんが見つけたら
「チッ。この中から選ばんのかい!!」と
イラっとする事もあると思うのですが、
それって、素晴らしいことじゃないですか!!!
もう、大成功じゃないですか!!
自分で考えて自分で行動するというのは、
何歳から出来るという事も無いですし、
(逆を言えば、何歳からでもできる)
何歳までに出来ないといけないというものでもない
(逆を言えば、何歳からでも大丈夫)
と、私は思います。
子どものこころのコーチング講座では、
3つの聞き方をお伝えしています。
今回のミニ講座の他にも、
・「自分の心の声の聴き方」
・「子どもに話しを訊く(質問する)」
・「子どもの褒め方叱り方」
など、より深ーく学べる講座です。