【体験談】②不安で立ちすくんでいた小3男子が「毎日楽しい」と笑えるようになった話 | 不登校も登校しぶりも、ココロ貯金で好転する!~東ちひろofficial blog Powered by Ameba

    【体験談】①不安で立ちすくんでいた小3男子が「毎日楽しい」と笑えるようになった話

     

    こんにちは、東ちひろです。


     

    いつもありがとうございます。

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    今までの話はこちら①不安で立ちすくんでいた小3男子が「毎日楽しい」と笑えるようになった話

     

     


    「不安で立ちすくんでいた小3男子が「毎日楽しい」と笑えるようになった話」

    前回の続きです



    ◆ココロ貯金を実践
     

    “認める”とは、“ありのままの子どもの姿を承認する”こと。

    「〇〇くん、おはよう」
    「よく眠れたみたいだね」
    「ちゃんと朝起きられたね」
    「ご飯食べたね」

    ——もう、生きているだけで、全部OK!

    あたりまえのことを言葉にして「認める」声がけをくり返すうちに、わたしの気持ちも、息子の表情も、少しずつ変わっていきました。



    ◆小さな自信を積み重ねて

    先生のサポートを受けながら、息子は少しずつ授業を見学するようになりました。

    歩いて登校するのはハードルが高いようだったので、先生の許可を得て車で送り、保健室で待たせてもらって、見学が終わると一緒に帰る——そんな日々が続きました。

    図工など好きな教科の見学からはじまり、徐々に参加できる授業の幅が広がっていきました。

    「1時間、教室にいられた」という成功体験が糧になり、それを1週間ほど続けた後に、


    「じゃあ次は2時間いってみようか」
    と、先生が優しく背中を押してくれます。

    気分が悪いときはすぐ教室を出られるように、廊下側の席を用意してくださいました。

    「行っても気分が悪くならない」という経験が自信につながり、1時間から2時間、2時間から3時間と、少しずつ少しずつ教室で過ごす時間がのびていきました。

    2学期の終わりには給食を食べてから帰るようになり、3学期以降は5時間目までいられるように。

    ——ついに息子は、学校への復帰をはたしたのです。


    ◆その後の成長

    4年生では、残念ながらガミガミタイプの先生が担任に。

    帰ってくるなり「うるさーい」と文句たらたらでしたが、不登校に戻ることはありませんでした。

    しんどくなったら1日休み、次の日は登校……といった具合に、自分でバランスをとるようになったのです。

    「明日は行けそう?」とたずねると「うん、明日は行く」と答えてくれたので、わたしも安心して見守れるようになりました。

    翌年の5年生では、一緒に遊んでくれる楽しい先生が担任に。
    「あの先生、最高!」
    家での表情も明るく、毎日とても楽しそうでした。

    お友達と遊びに行くようになったのもこの頃。
    低学年のときはなかったことで、息子の中で何かがはじけたようでした。

    ◆少し苦労した勉強の遅れ

    授業をあまり受けられなかった3年生のときの学習はというと……。
    先生から課題をいただき、国語と算数のドリルだけは毎日続けていました。
    理科と社会はほとんど手つかず。

    「小学校では、4年かけて理科と社会をやるようなものだから、あせらなくて大丈夫ですよ」
    そんな先生の言葉に救われ、わたしも「時間があったら教科書読んでおいたら?」くらいの心持ちで、ゆったりと構えていました。

    ところが4年生以降になると、掛け算と割り算のケタが増え、レベルがぐっと上がっていきます。
    ドリルしかやってこなかった息子は、かなり苦労したようです。
    しっかり授業を受けていた他のお子さんに比べて、学習量が足りていなかったのだと思います。
    5、6年生になっても計算のスピードが上がらず、ときには頭を抱えていました。

    「あーーー!!」
    「もう消しゴムで消すのもいやだ」
    息子のイライラが伝わってきます。
    そんなときは「わからないことがあったら、そのままにする方が恥ずかしいから聞いてね」と声をかけました。

    「わからない」と言ってもいい。
    できなければ助けを求めればいい。
    肩の力を抜いて生きていく術を、息子なりに少しずつ学んでいった気がします。


    ◆変化したコミュニケーション

    その頃心がけていたのは、ココロ貯金を減らさないこと。
    「ガミガミ」「クドクド」「ネチネチ」お説教をしない。
    自分の意見は、息子の主張をいったん受けとめてから言うようにしました。

    ああしたい、こうしたいと言われたとき、以前はストレートに「ダメ」と否定していましたが、
    「すべてダメだとは言わないけれど、こうしてくれたらうれしいなあ」
    と、ワンクッション置いてから伝えます。


    すると不思議なことに、息子の返答も変わっていきました。
    「気持ちはわかった」
    「言いたいことはわかった」
    そんなふうにわたしの想いを受けとめてから、主張するようになったのです。


    わたしは言いたいことを言えない子だったので、「すごいな」と思いました。
    親子のコミュニケーションは、あの頃から変わっていった気がします。



    ◆息子の今
    今、息子は中学1年生。
    のんびりしていた小学校とは違い、とても忙しそうです。

    入部したバスケット部の練習は、走ったり筋トレしたりとなかなかハード。
    へこたれないか心配しましたが、明るく前向きに毎日を過ごしています。



    重い荷物をかかえてヘトヘトになって帰ってくる息子に
    「おつかれー」
    「よくがんばってるね」
    と声をかけるのが、わたしの日課。

    「忙しいーっ」
    なんて弱音を吐きながらも「楽しみがあるからがんばれる」と言っています。

    ココロ貯金は、エネルギーのもと。
    信じてため続ければ子どもの中にエネルギーが満ちて、やがて花開くのだなと感じます。


    「1学期より2学期の方がもっと楽しい!」

    朗らかに笑う息子の瞳には、もうあの頃の不安や怯えはありません。

    毎日が楽しい——それだけで十分。

    キラキラと輝いている息子の学校生活を、ただ幸せな気持ちで見守っています。

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    ◎お母さんが実践したココロ貯金◎         
    ・ありのままの姿を「認める」
    ・ガミガミ、クドクド、ネチネチ言わない
    ・子どもに反論したいときは、一度受けとめてから“アイメッセージ”
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