【体験談】①不安で立ちすくんでいた小3男子が「毎日楽しい」と笑えるようになった話
こんにちは、東ちひろです。
いつもありがとうございます。
現在募集しているこちらが、早速ご好評いただいています。
とはいえ、募集開始したばかりですので、気になる方はぜひご検討くださいね。

▼「不調を訴える不登校さんが学校復帰できる、たった1つの方法」
詳細&お申し込みはこちらです
https://chihiro209.peatix.com
***********
カウンセラー養成講座の体験談の続きをお届けします。
今までの話はこちら①不安で立ちすくんでいた小3男子が「毎日楽しい」と笑えるようになった話
「不安で立ちすくんでいた小3男子が「毎日楽しい」と笑えるようになった話」
前回の続きです
◆ココロ貯金を実践
“認める”とは、“ありのままの子どもの姿を承認する”こと。
「〇〇くん、おはよう」
「よく眠れたみたいだね」
「ちゃんと朝起きられたね」
「ご飯食べたね」
——もう、生きているだけで、全部OK!
あたりまえのことを言葉にして「認める」声がけをくり返すうちに、わたしの気持ちも、息子の表情も、少しずつ変わっていきました。

◆小さな自信を積み重ねて
先生のサポートを受けながら、息子は少しずつ授業を見学するようになりました。
歩いて登校するのはハードルが高いようだったので、先生の許可を得て車で送り、保健室で待たせてもらって、見学が終わると一緒に帰る——そんな日々が続きました。
図工など好きな教科の見学からはじまり、徐々に参加できる授業の幅が広がっていきました。
「1時間、教室にいられた」という成功体験が糧になり、それを1週間ほど続けた後に、
「じゃあ次は2時間いってみようか」
と、先生が優しく背中を押してくれます。
気分が悪いときはすぐ教室を出られるように、廊下側の席を用意してくださいました。
「行っても気分が悪くならない」という経験が自信につながり、1時間から2時間、2時間から3時間と、少しずつ少しずつ教室で過ごす時間がのびていきました。
2学期の終わりには給食を食べてから帰るようになり、3学期以降は5時間目までいられるように。
——ついに息子は、学校への復帰をはたしたのです。

◆その後の成長
4年生では、残念ながらガミガミタイプの先生が担任に。
帰ってくるなり「うるさーい」と文句たらたらでしたが、不登校に戻ることはありませんでした。
しんどくなったら1日休み、次の日は登校……といった具合に、自分でバランスをとるようになったのです。
「明日は行けそう?」とたずねると「うん、明日は行く」と答えてくれたので、わたしも安心して見守れるようになりました。
翌年の5年生では、一緒に遊んでくれる楽しい先生が担任に。
「あの先生、最高!」
家での表情も明るく、毎日とても楽しそうでした。
お友達と遊びに行くようになったのもこの頃。
低学年のときはなかったことで、息子の中で何かがはじけたようでした。
◆少し苦労した勉強の遅れ
授業をあまり受けられなかった3年生のときの学習はというと……。
先生から課題をいただき、国語と算数のドリルだけは毎日続けていました。
理科と社会はほとんど手つかず。
「小学校では、4年かけて理科と社会をやるようなものだから、あせらなくて大丈夫ですよ」
そんな先生の言葉に救われ、わたしも「時間があったら教科書読んでおいたら?」くらいの心持ちで、ゆったりと構えていました。
ところが4年生以降になると、掛け算と割り算のケタが増え、レベルがぐっと上がっていきます。
ドリルしかやってこなかった息子は、かなり苦労したようです。
しっかり授業を受けていた他のお子さんに比べて、学習量が足りていなかったのだと思います。
5、6年生になっても計算のスピードが上がらず、ときには頭を抱えていました。

「あーーー!!」
「もう消しゴムで消すのもいやだ」
息子のイライラが伝わってきます。
そんなときは「わからないことがあったら、そのままにする方が恥ずかしいから聞いてね」と声をかけました。
「わからない」と言ってもいい。
できなければ助けを求めればいい。
肩の力を抜いて生きていく術を、息子なりに少しずつ学んでいった気がします。
◆変化したコミュニケーション
その頃心がけていたのは、ココロ貯金を減らさないこと。
「ガミガミ」「クドクド」「ネチネチ」お説教をしない。
自分の意見は、息子の主張をいったん受けとめてから言うようにしました。
ああしたい、こうしたいと言われたとき、以前はストレートに「ダメ」と否定していましたが、
「すべてダメだとは言わないけれど、こうしてくれたらうれしいなあ」
と、ワンクッション置いてから伝えます。
すると不思議なことに、息子の返答も変わっていきました。
「気持ちはわかった」
「言いたいことはわかった」
そんなふうにわたしの想いを受けとめてから、主張するようになったのです。
わたしは言いたいことを言えない子だったので、「すごいな」と思いました。
親子のコミュニケーションは、あの頃から変わっていった気がします。

◆息子の今
今、息子は中学1年生。
のんびりしていた小学校とは違い、とても忙しそうです。
入部したバスケット部の練習は、走ったり筋トレしたりとなかなかハード。
へこたれないか心配しましたが、明るく前向きに毎日を過ごしています。

重い荷物をかかえてヘトヘトになって帰ってくる息子に
「おつかれー」
「よくがんばってるね」
と声をかけるのが、わたしの日課。
「忙しいーっ」
なんて弱音を吐きながらも「楽しみがあるからがんばれる」と言っています。
ココロ貯金は、エネルギーのもと。
信じてため続ければ子どもの中にエネルギーが満ちて、やがて花開くのだなと感じます。

「1学期より2学期の方がもっと楽しい!」
朗らかに笑う息子の瞳には、もうあの頃の不安や怯えはありません。
毎日が楽しい——それだけで十分。
キラキラと輝いている息子の学校生活を、ただ幸せな気持ちで見守っています。

=================
◎お母さんが実践したココロ貯金◎
・ありのままの姿を「認める」
・ガミガミ、クドクド、ネチネチ言わない
・子どもに反論したいときは、一度受けとめてから“アイメッセージ”
=================

▼「不調を訴える不登校さんが学校復帰できる、たった1つの方法」
詳細&お申し込みはこちらです
https://chihiro209.peatix.com
公認心理師
東ちひろ
毎朝8時にココロ貯金のコツが届きます
■ココロ貯金講座 【事前案内フォーム】
ミニ講座、ココロ貯金講座、カウンセラー養成講座、など東ちひろの講座開催情報を優先的にご連絡差し上げます。
■Facebookグループ
「ママほめ」から「ココロ貯金」へ変わりました
*直接グループに申請された場合は、事務局スタッフよりお知らせがメッセンジャーに届きますので、一読ください。
*子育て世代の安心安全な場を作りたいと思っていますので、ご理解ご協力よろしくお願いいたします。
子育て心理学協会から、ココロ貯金を貯める子育てのコツ、ママのメンタル安定法、LINE限定イベント情報などをお送りします。
▼お友達登録してくださいねヽ(^o^)丿
LINE ID @chihiro.h










