【実話】「息子がこわい」と思っていたママが、名サポーターになった話② | 不登校も登校しぶりも、ココロ貯金で好転する!~東ちひろofficial blog Powered by Ameba

    【実話】「息子がこわい」と思っていたママが、名サポーターになった話②

     

    こんにちは、東ちひろです。


     

    いつも読んでいただきありがとうございます。

     

     

    草薙由香子さんの体験談の続きです。①はこちら

     

     

    ■気づけなかった息子のやさしさ

    中学3年生になった現在は、無遅刻・無欠席。

    合唱祭の練習にもしっかり出席し、修学旅行にも行けました。
    宿題もきちんとこなし、毎日楽しそうに学校に通っています。

    友達の話もたくさん出てきます。
    成績は2段階アップしました。


    ■「2年のときは、ほんとにつらかった」

    あるとき、ぽつりと話してくれました。

    担任の先生からも、当時のクラスでいじめがあったことを聞かされました。
    息子だけではなく、つらい思いをした子が何人もいたそうです。
    息子はどこにも行く場所がなく、わたしに気づいてほしくてあのような態度をとっていたのかなと、今になって思います。

    つい先日、二人で学校の廊下を歩いていたときのこと。
    担任ではない生徒指導の先生がさっと近づいてきて、こんな言葉をかけてくださいました。

    「この子は、本当に心根のやさしい子なんですよ」


    誕生日が近づいた息子にプレゼントは何がよいかとたずねると、

    「コロナもあって、食事や旅行に行けなかったよね。だから、家族やおじいちゃん、おばあちゃんと旅行に行きたい」
    という答えが返ってきました。

    ――ああ、この子はお友達や先生にも、こんな感じで関わっているんだな。

    生徒指導の先生に言われた「心根がやさしい」という言葉が、ふっと浮かびました。
    ココロ貯金を学ばなければ、息子のやさしさに気づけなかったかもしれません。


    ■15年目のトリセツ

    思えば幼い頃から敏感で、他人が争っているのを見るのが苦手な性格でした。

    幼稚園に行くのがイヤで電柱にしがみついて泣きわめいていても、到着するとわたしにピタッとくっつきながらも涙は見せず、先生を困らせることはしないのでした。

    息子と話ができるようになってわかったのは、
    「どっちでもいい」とか「お母さんが決めて」と言うときは、「イヤ」なのだということ。

    本人が本当にやりたいときは「うん」と素直に肯定するし、すぐに行動にうつします。


    人の気持ちに敏感だからこそ、誘導したいわたしの思いを察して、ぶっきらぼうな態度になっていたのです。
    ――ずっと息子の気持ちがわからないと思ってきたけれど、実はわかりやすかったんだなあ。

    15年かけてやっと、霧が晴れてきたような気持ちです。



    「困らせることしかしない」「怒らせることしかしない」と思っていた時期は、この状況をなんとかしたいと願うばかり。
    学校で何があるのか、息子が何を感じているのかを思いやれてはいなかったのだと反省しました。

    ココロ貯金を学び、うまくいかないときは「なんでそういう行動をとるのかな」と、やさしくされたときは「何がよかったのかな」と考えるようになりました。
    すると、以前より息子のことがわかるようになったのです。

    困らせたいわけではなく、ちゃんと理由があること。
    ある意味では真逆、わかってほしくてやってしまうこともあるのだと、気づくことができました。


    ■どんな子にも効く魔法

    長男だけではありません。ココロ貯金がどんな子にも効くので、驚いてしまいます。

    わたしは小学校で、担任の先生だけではお世話しきれない子を支援する仕事をしています。



    イヤだと思ったら岩のように動かない子や、すぐに教室から出ていってしまう子が2~3人いるクラスがありました。
    はじめは大変でしたが、どんな子にも平等にココロ貯金をすることだけを心がけました。

    すると、それぞれのよい部分がぐんぐん伸びて、みるみる楽になっていったのです。



    話すことが好きな子には、“聴く”ココロ貯金。

    興味がありそうなことをリサーチして、こちらからは話さずに「こんなのあるの?」と聞いてみる。

    すると喜んで説明してくれます。


    “触れる”についても発見がありました。
    子どもがやりたくないときは無理に動かすべきではないという考え方がありますが、一概には言えないということです。




    「一人にはできないから、とりあえず鉄棒のところまで行こう?」などときちんと話したあとに抱きかかえると、何の抵抗もなく軽々と運べます。
    「〇〇まで連れていって」とゲームのキャラクターになりきって頼むと、喜んで歩きだすこともあります。

    話を聴いたり、触れあったり。

    はじめは心を開いてくれなかった子たちが素直になってくれるのが、本当にうれしく、やりがいを感じます。


    何かと遅れがちな子達に文句を言っていた子もいましたが、だんだんと協力的になり、クラスの絆が強まったような気がしています。


    ■ASDとADHDの特性がある次男にも、ココロ貯金は効きました。

    遊びのルールを守れず、切り替えが苦手な次男。
    うまくいかないと自分でルールを作ってしまうので、学校での集団生活やお友達との関係を心配していたのです。

    しかし、今ではすっかり情緒が落ち着きました。
    ルールも守れるようになり、ゲーム中でも「ごはんだよ」と声をかけるとスッと切り替えます。

    いつもニコニコと楽しそう。まわりの方に愛されて、足りない部分はみなさんに助けてもらっています。


    ■ココロ貯金って、魔法なのかもしれない。

    少なくとも、わたしにとっては魔法でした。

    独りぼっちで闘っていた息子と過去の自分を「大丈夫だよ」と、抱きしめてあげたい気持ちです。


    《草薙由香子さんが実践したココロ貯金》 

    ・名前を呼んで挨拶

    ・好きな食べものにメッセージつきのフセン
    ・「大好きだよ」と伝えながら、寝ている子に“触れる”
    ・相手が興味のあることについて“聴く”
    ・しっかり説明したあとに抱きかかえて移動
    ・子どもの好きなキャラクターを演じて会話


    ーーーーー

    どんな状態でも、いつからでも
    できることがあります。


    ご自愛くださいね。

     

     

    公認心理師

    東ちひろ​​​​

     

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    【不登校】あなたには価値がある

     

     

    こんにちは、東ちひろです。


     

    いつも読んでいただきありがとうございます。

    さて5月。

     

    私も大学院に行きはじめて、やっと慣れてきたところに連休です。

     

    大人ですから、先の見通しもつけられますし、長く休んでも仕事に戻れます。

     

    不登校のお子さんは、休めば休むほど学校に行きにくくなります。

     

    するとですね、自分を責めてますます自信を無くしてしまうのですね。

     

    そんな時、あなたはどんな言葉をかけますか?

     

    学校に行くようになれば、「すごいね」「頑張ったね」ともいえますが、学校を休んでいる子どもにどういえばいいのでしょう。

     

    【普通のママ】

    「頑張って!」(励まし系)
    「みんな行っているのよ」(世間一般系)
    「そんな弱いことでどうするの!?」(はっぱをかける系)

     

    でもね、これらをいわれて、明日から頑張ろうとは思いません。

     

    【東ちひろ】

    「不登校であっても、あなたの価値は何も変わらないのよ。」

     

    私はスクールカウンセラーをしています。

     

    子どもたちにそんな話をするんです。

     

    そう言うとね、子どもを肯定したことになります。

     

    自己肯定感もきっちり高まります。

     

    自分を認めてもらえたのですから。

     

     

    世の中に「困った子」はひとりもいません。

    ただ、「困っている子ども」がいるだけです。

     

     

    『不登校の教科書』著者 東ちひろ

     

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