【実話①】急な不登校でもすんなり登校する法
こんにちは、東ちひろです。
いつもありがとうございます。
早速ですが、受講生体験談です。
「不登校を通して成長した男の子とお母さんの話」前編
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★お母さんのプロフィール★
二人兄弟のお母さん。
長男さんは小学3年生の始業式の翌日から不登校になってしまう。
子育て心理学カウンセラー養成講座を受講したのは、長男さんが不登校になってまもない頃。
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◆突然の不登校
小学3年生の始業式が終わった翌朝。
いつもなら自分で目を覚まし、元気に起きてくる息子がなぜか部屋から出てきません。
不思議に思って様子を見に行くと、布団にくるまり、小さく震えながら泣いていました。
「どうしたの? 何かあった?」
規則正しい生活を送ってきた、真面目な息子。
夜9時に寝て、朝6時に起きる生活が当たり前だったのに——。
突然の変化に、わたしは驚き戸惑うばかりでした。
どれだけ声をかけても、息子は涙を流し続けます。
布団の中から出ようともせず、その日、学校へ行くことはできませんでした。
◆涙の理由
なぜ、息子は学校に行けなくなったのか——。
理由は複合的なものだったと思います。
初めてのクラス替えで仲のよいお友達と離れてしまったこと。
大好きな親友が転校してしまったこと。
そして決定的だったのは、
担任の先生が変わったことでした。
1・2年生のときの先生は、温かくて優しくて息子にとって安心できる存在。
その先生のクラスでのびのびと過ごしてきた彼にとって、新たな担任の先生は、あまりにも違いました。
怖くて厳しくて、大きな声でどなって叱る。
始業式の日にその洗礼を受けてしまったことが、不登校の引き金になってしまったようでした。
◆軽くとらえていた最初の1週間
「大丈夫。行ってみれば何とかなるよ」
最初のうちは、そう思っていました。
説得すれば息子の気持ちも落ち着き、また学校に行けるようになるだろうと。
「先生もクラスも、最初はみんなイヤだって思うものだよ」
「行きたくないって思うのも、普通だよ」
夫と二人で1週間、言葉をつくして励まし説得を続けました。
ところが、息子の心には届かなかったのです。
こちらが焦って必死になるほど、息子の気持ちは学校から遠ざかっていくようでした。
そしていつの間にか、学校に行かない日々が日常になっていきました。
◆途切れていく社会とのつながり
親としてつらかったのは、不登校だけではありませんでした。
それまでがんばってきた、サッカー、ピアノ、お勉強、といった習いごとまで、辞めざるを得なくなったのです。
唯一続けられていたのは、大好きな先生のいるピアノ。
優しく寄り添ってくれる先生のおかげで何とか続けていたのですが、ついにそれさえも行けなくなりました。
「学校に行っていないのに、誰かに会ったらどうしよう」
そんな不安から、外に出ること自体がむずかしくなってしまったのです。
今まで積み上げてきたものを、一つずつ失っていく感覚。
学校には行けなくても、何か息子のやりがいになるものや、人とのつながりを残したい——。
そんな願いもむなしく、息子を見守るしかない苦しい毎日でした。
「先生が変わらない限り、復帰は難しいかもしれないね」
そんな周囲の声に、わたし達も次第に「このまま3年生が終わってしまうかもしれない」と、あきらめの気持ちを抱くようになっていました。
◆ココロ貯金との出会い
「学校に行けないなら、それでもいい。朝はちゃんと起きよう」
「起きてご飯を一緒に食べよう」
息子にそんな言葉をかけ始めた頃、「ココロ貯金」というメソッドに出会いました。
ちょうど「子育て心理学カウンセラー養成講座」が始まることを知り、少しでも息子のためになればと、思いきって受講してみることにしました。
まず取り組んだのは、毎朝毎晩欠かさずに名前を呼んで挨拶すること。
それから「大好きだよ」と素直に気持ちを伝えることでした。
寝る前に言葉で伝えたり、お互いにぎゅっと抱きしめ合ったり。
息子の温もりに愛しさがつのり、気持ちはきっと息子にも伝わっていると感じられました。
そしてもう一つ、とても苦手だけれどもがんばったココロ貯金があります。
それは「否定しないで聴く」こと。
わたしは、ネガティブな話を聴くのが大の苦手。
後ろ向きの発言には「でも……」と反論したくなってしまうのです。
「そうじゃないよ」と正して、前向きなアドバイスをしたくなる。
でも、それでは何も変わらなかったのが過去の教訓でした。
「そう思ったんだね」
と気持ちを受けとめて、否定せずに聴く。
わたしにとっては大変むずかしいことでしたが、一生懸命取り組みました。
◆わたしの気づき
ココロ貯金という考え方を知り改めて子育てに向き合うと、たくさんの気づきがありました。
1年生・2年生と多くの習いごとをこなしてきた息子。
「学校から帰ったらすぐ習いごと」という生活は大変だっただろうな、そのがんばりを認めてあげられていなかったな、と振り返りました。
「がんばれ、がんばれ!できる、できる!」と明るく励ましてきたけれど、それも違ったのかもしれない。
息子の気持ちを最後まで聴かず、親の勝手でポジティブに変換していただけだったのではないだろうか。
気づけば、これまでの自分の言葉や関わり方を、さまざまな角度から見つめ直していました。
それは、大きな学びの時間でした。
ーーーーここまで
続きは、こちらの記事です
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東ちひろ
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