続【実録】自分を責め続けたワーキングマザーと教室に入れなかった女の子が変わった話 | 不登校も登校しぶりも、ココロ貯金で好転する!~東ちひろofficial blog Powered by Ameba

    続【実録】自分を責め続けたワーキングマザーと教室に入れなかった女の子が変わった話

     

    こんにちは、東ちひろです。


     

    いつも読んでいただきありがとうございます。

     

    お母さんの気持ちやお子さんの変化などが伝わると思い、長文ですが、カウンセラー講座受講生の声をお伝えしています。

    その理由は、【子どもは必ず変わる!】ということを知っていただきたいからです。


    そのため、どうぞ諦めないでいただきたいと思い、受講生の声をお伝えします。


    子育てのヒントになれば幸いです。

    今日は、その続編です。

     

    前編はこちら


    ◆自分を責めつづけたワーママと、教室に入れなかった女の子が変わった話◆(続編)

    <お母さんのプロフィール>ーーーーー
    女の子2人のお母さんでワーキングマザー。
    娘さんは小学6年生(お姉ちゃんとは4歳差)。

    4年生のゴールデンウィーク明けから登校しぶりがはじまり、その後不登校に。
    子育て心理学カウンセラー養成講座を受講したのは、娘さんが5年生の夏。
    ーーーーーーーーーーーー

    事情を相談した年上の方に、

    「お母さんがそれだけ働いているとね」

    と言われたこともありました。


    「そうです……か……」

    うまく言葉をつづけられません。
    自責の念は、常にわたしに巻きついていました。

    苦しい。きっと、わたしが悪い。


    ■ココロ貯金との出会い

    「5年生になったら、絶対に学校に行くんだ」

    4年生のときから、そう言っていた娘。

    決意は固く、「5年生になったらがんばるので見ていてください」というお手紙を、先生に送ったほどでした。

    もうすぐ、春が来る。

    一筋の光を信じて、ときの訪れを待ちました。

    桜が咲いて春休みが終わり、約束どおり始業式に出席した娘。

    けれどもその後は、思惑どおりにいかなかったのです。


    先生が何気なくおっしゃる「これは4年生のときにやったと思うけど」というフレーズに、心がしぼんでしまうようでした。


    心機一転の再スタートを期待していたわたしのダメージも大きく、気持ちが沈みます。

    今日は行くのか、行かないのか。

    学校や職場との調整に気が抜けない日々。

    疲れがピークに達し、駆け込んだのが、東ちひろ先生の子育て心理学カウンセラー養成講座でした。

    春は過ぎ、夏が来ようとしていました。


    相談できる場所があるだけで、なんて心強いのだろう。

    まず、気持ちが軽くなり驚きました。

    わたしは、自分のココロ貯金を放置していたのだと気づかされたのです。

    そして、安定した気持ちでココロ貯金を実践すると早々に効果があらわれ、さらに驚くことになります。

    娘の瞳に力が宿り、表情が明るく変わっていったのです。


    「ひたすら聴いてあげてください」

    ちひろ先生からアドバイスをもらいました。

    ときには聞き流してしまうことのあった「ママ、ママ」は、「上手に聴いてくれたら、わたし伸びますよ」というサインですよとおっしゃいました。


    ■学校に行けなかった本当の理由

    娘の話を聴くことを意識すると、より深い心の内を話してくれるようになりました。

    クラスにおしゃべりできる子がいなくてさみしかったこと。

    自分から輪に入っていくのが苦手なこと。

    隣の男の子や先生が嫌だっただけではなく、本当は女の子の友達がほしかったのだとわかりました。

    わかるよと労わりながら、たくさん話を聴きました。


    多忙な日々の中で、もう一つ心がけたのは「腹貯金」。

    話を聴く時間が足りない分、好みの違う姉妹のために、メニューを変えて朝食を作りました。

    かなりバタバタしましたが、好物を食べるときのうれしそうな顔が励みになりました。

    「自分のために作ってくれた」という喜びが、パワーに変わることを祈りつつ。


    ココロ貯金と腹貯金

    嘘のようですが、たった二つの貯金で、娘は毎日学校に行けるようになりました。

    自分から、靴を履いた――あのときの感動は、今でも忘れられません。


    ■第二の壁

    ただ、学校に行けるようになると、新たな問題が浮上しました。

    思春期の入り口に差しかかった、女の子同士のつきあい方の悩みです。

    やっとできたお友達の中に、「私とだけ仲良くして」という子がいました。

    娘が他の子と遊ぶと、帰宅後にメールが届きます。

    「こういうことがイヤだった」
    「ああいうのもイヤだった」
    「今度やったら許さない」

    激しい言葉が並ぶメールを、娘は泣きながら見せてくれました。

    学校に行きたくないと言う彼女に、

    「こんな風に言われたらいやだよね」
    「嫌だったら、遊ばなくてもいいんだよ」

    と寄り添いました。わたしにできるのは、話を聴くことだけでした。


    ■娘とわたしの成長

    さまざまな関わりを経て少しずつ、娘の心は強くなったように思います。

    「メールでケンカみたいになるのがいやだから、わたしのアドレス消して。わたしも消すから」

    ある日、その子に伝えたのです。

    以後は二人では遊ばず、大勢の中の一人だったら遊ぶ、という距離の取り方をしているようです。

    友達ができないと泣きべそをかいていた娘。

    そんな娘の心の中にいつの間にか、友達に依存しない自立心が育まれていました。

    「お互いにしんどい友達関係なら、なくてもいいや」と思えるようになったこと。

    ケンカ腰ではなく、「あなたはそう思ったんだね、わたしは違うんだ」と伝えられた娘を、頼もしく感じました。


    ■子どもの力は、本当にすごい。

    「信じて待ってくれるなら、自分で伸びていくんだよ」

    娘に教えられた気がします。


    ================
    お母さんが実践したココロ貯金
    ・ひたすら「聴く」
    ・お姉ちゃんと別メニューの朝食で「腹貯金」
    ================


    このブログをご覧になられている方の中で、「子どもを変えたい」と思われている方は多いことと思います。

    でもね、子どもは体を張って《親が変わる提案》をしてくれています。


    子育て応援していますね。

     

     

    公認心理師
    臨床発達心理士
    現役スクールカウンセラー
    東ちひろ​​​​(ひがしちひろ)
     

     

     

     

     

     

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