紳士(紳士のための愛と殺人の手引き)の稽古が始まったと思ったら、まだまだ歌稽古の最中なので、「なかなか次の稽古がないなぁ〜」ってつぶやいて過ごしてます。
まぁ暇なのね(笑)
そんな時間を持て余してるかと思う中、しばらく会ってなかった友達に会ったり…
その友人は、この前のライブの時に是非観に来てよ(仕事で来れなかったけど)って誘ったことがキッカケで飲むことになったのだけど、真面目に話すのは約10年ぶり。
彼は大学で演奏家の勉強をしてた後輩。卒業後もプレーヤーの道を突き進んでたんだけど、最近また人生の方向性が変わったのだという。
俺としては、どういう経路で人生が変化していったのか凄く気になって、立ち飲み屋で語らい、気がついた3軒ハシゴするっていう(笑)
ごめんなさいね、詳しいことは個人情報だし、もしかしたこれからの活動に関わってくるかもしれないから、書けない。
でも言いたいことはね、大きな流れの中にいる人は「勢い」を持っていて、そういう人と何かを共有していくためにはこっちもプラス方向のエネルギーを出し続けないといけないってこと。
俺がやってることなんて、本当に大したことなんてない(舞台の公演を作るってこと以外)。社会でいうプロジェクト的なことから比べたら、手間とか本当にかかってないし、もっともっと責任やら動かす人間を増やした企画とかやってみたいな。
ライブとかのイベントももっと大掛かりなことできるなぁと普通に思うわけです。
というか、そうやっていかないと周りとの差別化ができない。
この仕事って他の俳優との差別化が大事。
昔はね、役とかって最初から席があって、それを別の俳優と争って奪い合っていくもんだと思ってました。もちろんそうした部分ってこの業界はあるし、俺が出てる作品っていうのは、そういう熾烈な競争が根底にある。
でももしかしたら、自分の席は自分で造形していくことも重要なのかもしれないなと思ってきた。
「待て」の姿勢をし続けてたら、気がついたらおじいちゃんだな。
ずいぶん語りましたけど、まぁ何が出来るかなんて分からないです。
なんせ、今年は暇じゃないんで(笑)
でも何か企てたい気持ちが溢れてます。
そういえば高熱出してお蔵入り仕掛けてた写真を公開。
俺のライブの時にギタリストを務めていた『おけんじ』こと成尾憲治君の主催するライブに行ってきました。
3時間で10曲演奏って告知で言ってたけど…
本当だった。
ゆる〜いトーク。
でもそれに反して演奏はみんな上手かった。
さすがです。
特に、インスト曲でのソロとかは圧巻。
ああいうおけんじをこれから引き出したい。
あとOBML。
田川のけいちゃんに熱心に誘われ、観に行ってみると実は全員知り合いというライブ。
普段はなかなか聴くことの少ないオフブロードウェイの音楽。
その音楽の持っているエネルギーはオンの作品に負けづ劣らず。
でも実は最近までライブをやってたからか、パフォーマンスをする皆の様子、目線とか空間の埋め方とかばっか観てました。
しっかし、やっぱり吉田純也君は歌がべらぼうに上手い。
スウィーニーの時から上手いことは知ってたけど、どうしたらあんな風に歌えるのか?
しかも、彼ってば俺にスコッチの美味しさを伝授した男。
毎晩飲み歩いてた日々を思い出しました。
あれからずっとスコッチ好き。
でも今日は飲まないぞ。
ここんとこ毎日飲んでるから。
お家に置いてあるウイスキーの誘惑を必死にこらえて寝ます。
おやすみなさい。