魔法学校から帰ってきたおじさんの話(後編) | My Favorite Things

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前回の内容↓

 

 

昔からかわれた友人にちょいと仕返しをしようと魔法使いになって帰ってきたファントムおじさんですが

その友人を探してくれているシムや友人に会うため、地元のスラニに戻ってきました

 

 

 

???「バルボッサさん、僕が煌さんから連絡を受けた者です!」

 

 

ファントム「ああ、お前さんだったのか!」

 

 

舞「僕も前にひつじさんの企画に出させてもらった秋山舞です。コモレビで実習してたの観てましたよ!母方の祖母がコモレビ出身なんですが、まだ行ったことがなくて羨ましい限りです」 

 

ファントム「じゃあ今度一緒にジョギングにでも連れて行ってやるさ」

 

舞「本当ですか!そうだ、友達の件ですけど聞き込みしてたらいろいろ分かってきたんですよ。ひつじさんの企画で生まれた僕の息子も聞いて回ってるんですけど」

 

 

舞「鷹!バルボッサさんがいらしたよ!」 

 

鷹「あいよー」 

 

 

ファントム「お前が鷹っていうんだな…それ地毛か?」 

 

鷹「地毛だよ。これでも小学生の時はマルコメボウズだったんだぜ?」 

 

舞「綺麗な後頭部だったよなぁ。じゃあ3人揃ったし、聞き込みで分かったことをまとめよう!」

 

 

鷹「聞いたところによると、そのスパロウっていうおっさんは黒髪、髪の長さは俺と船長の間くらいでヘアバンドをしてて、黄色いシャツに半パンでサンダルっていう外見らしいよ」

 

 

舞「あとこのバーにもお酒を飲みによく現れるそうです。中でしばらく待ってみますか?」

 

ファントム「そこまで調べてくれてたんだな。よし、中で待ってて現れたら俺が話をつけてこよう!」

 

 

鷹「…ボソッ 船長、あの外のおっさんのことか?中に入ってくるんじゃね?」

 

ファントム「あれだ!舞も鷹も協力ありがとな!」

 

 

スパロウ「誰かと思ったらファントムじゃんw相変わらず変な恰好ww(でもなんかめっちゃガタイ良くなってる…?)」

 

ファントム「お前のその憎まれ口も相変わらずだな。ちょっと表に出るか」

 

 

スパロウ「俺知ってんだぞ?船酔いをからかわれた仕返しに魔法学校に行ってたんだろ?いい歳してよくやるよ…ってかほんとに魔法使いになった訳?」

 

 

ファントム「お前は喋れば喋るほど残念な奴だな…人生短いんだから好きな恰好をして生きて何が悪いんだ?それに俺がいい歳ならお前もいい歳して若い頃からなんも変わってねぇじゃねえか。魔法使いになったからこうやってお前を探してたんだぞ」

 

 

スパロウ「へーへー分かりましたよ。やれるもんならやってみろっての!」

 

ファントム「よーし、じゃあお灸をすえてやるからな」

 

 

ファントム「誰にだって得意不得意はあるし、勉強を始める歳とかタイミングなんざ関係ないってんだよ!大事なのは意欲だ意欲!」

 

 

 

ファントム「これでもくらえ!!!

 

 

スパロウ「!?」

 

 

 

スパロウ「ギョギョー!!??

 

 

 

 

ファントム「そうか魚になったか!釣り師の俺が見ても新鮮ないい魚じゃないか!そうだな、刺身にしてもうまいだろうし、似ても焼いても…」

 

スパロウ「イヤァァァァァッ!!!

 

ファントム「はっはっは!冗談冗談!しばらくしたら元の姿に戻る(らしい)からそれまで頭を冷やすんだな」

 

 

 

 

舞「結局あのおじさん魚になったんだって?」

 

鷹「ああ、あれって元に戻る(らしい)んだろ?そんなにビックリすることないってさ。なあ船長?…ってジョギング行ったんだったな」

 

舞「戻ったら僕達みたいに人魚になったりしてねぇ…というか僕らはいつまでいればいいんだろ…」

 

鷹「そうだ親父、俺船長に用事があるからまだ残るわ。先帰ってて良いよ」

 

 

 

 

スパロウ「あーやっと戻った!あいつほんとに魔法使いになったんだな…すげぇじゃねえか!」

 

 

ファントム「だから言ったろ?時間が経てば元に戻るって。だがからかわれるのが嫌でお前を避けてた俺も大人げなかったな…」

 

スパロウ「いや、俺も羨ましかったんだよ。昔から行動力のあるお前がな」

 

 

スパロウ「今度は魔法学校の話も聞かせてくれよ?女子高生に人気だったんだろ?」

 

ファントム「人気なのか俺…?まぁいい、またどこか食べに行こうか!」

 

 

 

ということで

ファントムおじさんは旧友に会いちょっとお灸をすえて和解できましたとさ~°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

後日談が続きます~↓

 

 

鷹「船長~、まだ時間ある?ちょっと海行かない?」

 

 

鷹「船長さ、船酔いが酷いって言ってたけど、ボートくらいには乗れるんじゃね?魔法使いってホウキで飛んだりできるんだったら多少は揺れに強くなってるかもよ?」

 

ファントム「そうだなぁ…せっかくだし乗ってみるか!(大事なのは意欲!)」

 

鷹「今なら波も穏やかだし、人も少ないし、俺も海に入って見てるからさ」

 

 

ファントム「これならスピードもゆっくりだし大丈夫そうだな!」

 

 

鷹「船長が船長やってんじゃん~」

 

ファントム「まぁボートだけどな。鷹、お前のお陰だよ。ありがとな!」

 

 

 

舞「バルボッサさん、ペース早いですって!」

 

 

ファントム「なーにこれくらい!まだまだ若いもんには負けてられないからな!」

 

 

 

スパロウ「にしても若い子たちはお前のこと船長って呼んでくれてたって、いい子ばっかりだったんだな!」

 

 

ファントム「いやぁ、全く!どの子もフレンドリーで楽しかったさ!」

 

スパロウ「んでどうなの?気になる子とかいなかったのか?」

 

 

ファントム「俺からしたら親子ほど年が離れてるのも多かったからなぁ…そういえばこっちに帰ってきてあるシムから今度2人で出かけないかっていう誘いがあったな」

 

 

というのもですね

 

 

実はSSを撮影中に自シム(ましろさんのバチェラーチャレンジに応募させていただいてた紬)が自律でおじさんに魅惑の自己紹介をかまして恋愛バーが発生してたんでございますよ

 

 

 

 

スパロウ「まじかよ!?それなら服を買いに行け服を!いつもの格好じゃ色んな意味で目立つだろ!」

 

 

 

ファントム「…と、いうことなんだが何を選べばいいか分からなくてお前に助けを求めに来たぞ!」

 

 

渚「あらっ、それってデートじゃないの?一緒に選んであげる!」

 

 

渚「バルボッサさんはうちのパパみたいに体格がいいからスーツとか似合うと思うのよね。あとは髪型変えてみたりとか?短髪でもいいかも!」

 

 

 

 

 

ファントム「ええと…俺変じゃないか?どうも落ち着かなくて調子が狂いそうだな!」

 

紬「長髪もいいけど短髪もいいわね!」

 

短髪に挑戦してみたんですが、意外と似合うかも…?(笑)

 

 

ということで魔法学校で鍛えていただいてからモテ期に入ったかもしれないおじさんでしたw

デート?の模様などは別の機会にまとめようかなと思います(`・ω・´)b 覚えてたら…爆笑

 

 

最後いろいろ書こうと思ってぐだぐだになってしまいましたが

たくさんの生徒さんを魔法使いへと育てておられるひつじさんやマオ先生には頭が上がりません…!

 

 

ファントムおじさんをここまでしていただいて本当にありがとうございました!

 

 

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