今日は、ようやく体調回復。
昼くらいまで微熱がありましたが、明日から仕事復帰できそうです。
そんな今日は邪気払いもかねて、久々にローラー。
前輪カチ上げスタイルで!
しばらく回していると。
チビ応援団が!
頑張れー!頑張れー!かっこいー!
とか言っておだてるもんだから、メチャ頑張ってました。
長く乗れば良いってもんでもないですが、1時間半くらい。
最初ローラーの負荷を10段階中5くらいにして、アップがてら負荷を少しずつ上げていきつつ、L4域でケイデンス90rpmをキープさせて20分。
10分ダラダラ回しつつ休んで、今度はローラーの負荷10段階中10にして、インナーミドルくらいのギアでケイデンスは75rpmくらいを目標にして20分。
で、それが済んだら、また10分くらいダラダラ回してから、S.F.Rトレーニング。
ローラーの負荷10段階中10にして、ギア比はフルアウター。
ケイデンスは40rpmくらいでしっかりと正しいペダリングと使う筋肉を意識しつつ回します。
これを2分やって2分休むのを5セット。
そんで流して終了。
練習にバリエーションと緩急をつけ、Youtubeでツアー・ダウンアンダーの動画でも流しておけば、ほどほどに気が散って長い時間まぁまぁな負荷の練習ができますね
しかし病み上がりの身には少しキツかったようで、そんなにTSS高くないのにクタクタです
そいえば、今日午前中は、図書館に行ってきました。
そして、コレを借りてきました。
「ロードバイクの科学」っていう本です。図書館においてました。
前から気になっていたヤツなのです。
表紙にはふざけた絵が描かれていて、結構ペラい本なので、表紙に騙されてあなどりがちですが。。。
中身はかなりガチです。
本田技研で働くエンジニアの自転車マニアの方が、自転車を科学。。。というか物理してます。
色々目から鱗な事が書かれています。たとえば。。。
ホイールの玉押しをする時は、ホイール外周で35~115μ(髪の毛1本分)程度のガタが出ている方が良い。なぜなら、クイックリリースで締め付ける力が780kgfくらいかかるので、ハブ軸に対してベアリングが30~90μ程度縮むからです。
とか
確かに、考えてみればナルホド。。。っていうような事がたくさんかかれています。
他にもチェーンがアウターローのようにクロスしている時の抵抗は300wくらいのパワーをかけている時にロスとして換算すると2wくらいとか。
もう計算式書きまくりで、自転車の事を説明しまくっているのです。
読み物としても単純に面白いですが、ホイールを手組する事についての基本的な考え方のような話も出てきたり、ホイールや自転車のエアロ効果についての記述があったりと、流し読みで読み飛ばせない内容満載です。
ちょっと手元に置いておきたいし、たぶんコレは買います。
気づけば色々勉強してますね
左のはパワートレーニングバイブル。
パワーメーターを買った人は一度読んでみた方が良い本だと思います。
ハンター・アレン氏とアンドリュー・コーガン氏が書いてます。
よくL4とかL3とか、TSSとかFTPとかパワートレーニング用語が出てきますが、それらは大体この本が元です。
パワートレーニングを始める前に、行わないといけない体力検査からはじまり、ライダーの得意分野・不得意分野の分析、トレーニング計画の作り方。疲労のマネージメントの方法、あとは強度ごとの有名なトレーニングメニューの例などが載っています♪
フォームやポジションも大事なので、パワートレーニングがすべてではないですが、時間の無い社会人が、効率的に強くなるために有効なトレーニング方法なので、パワーメーター買ったものの、使いこなせてないって人はぜひ読んでみてください。
右側のは筋肉のしくみやはたらきの本です。
日本中のBGフィットのフィッターさんはだいたい持ってます。
フィッティングを始めた当初、腸脛靭帯って言われても、正直ピンと来なかったのですが、この本を使って少しずつ勉強していきました。
もし、自転車に乗っていて、膝や腰などの体の一部がかならず痛くなる場合、この本を見てどこが痛くなっているのか見当をつけ。。。
どういう動作で使われている部位か→どういう動作で酷使されて痛みが出ているのか!?
っていう風に掘り進めるのも良いですし、その部位をほぐすためのストレッチも、部位の筋肉や腱の名前が分かれば調べられます。
そういった意味でも結構便利です。
私の知人には、3人ほど意味わからんくらい自転車乗るのが速い理学療法士の人がいます。
なので、きっと体の仕組みをしっかりと勉強する事は自転車のトレーニングをする上でも無意味ではないと思います。(その御三方が速いのはそれだけでなく、ストイックさも大きな要因だとは思いますが。。。)
こっちの本は読み物として面白いかというと、正直面白くないですが
もしご興味あれば読んでみてください