今日はフィッティング&ビアンキのコラム問題。 | 京都→吹田 チャリンコ通勤!!

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今日は午後からボディージオメトリフィットを行っていました!

ご来店いただき感謝です。

 

今回はフィッティングの1週間前からテストサドルの貸し出しを行い、ある程度走りこまれてからのフィッティングでした。

 

今までやった事の無いパターンでしたが、フィッティングの際に使うサドルが完全に体に合わないサドルというパターンが無くなるので、良いかも。。。

 

フィッティングは足回りからポジションを出していくので、フィッティング中にサドルを交換したら、イチからやり直しになっちゃうんですよねあせる

 

お目当てのサドルが最初から決まっている場合、このやり方は有効なので、もしご要望があればご予約のタイミングでご相談ください。(テストサドルは1週間貸し出し可能です。)

 

あと、Bianchiのコラム問題の対応も行いました。

これは、昨年末急にビアンキが言い出した問題でして。。。

 

カーボンコラムのバイクに、指定した方法以外の方法でステムを付けるとコラムが壊れる可能性があるという物です。

決してカーボンフォークのリコールでは無いです。

 

具体的にどんなつけ方をしないといけないかというと。。。

 

ヘッドパーツの上に積めるスペーサーは5mm以上、35mm以下。

つまりヘッドにステムベタ付けはNGです。

 

さらに、ステムの真上にフタが来るのもNG。

必ずステムの上には5mmのスペーサーを積まないといけません。

(ちなみに5mmを超えるスペーサーもNG。)

 

で、具体的にその組み方をしないとどんな壊れ方をするかというと!

 

こんな感じに割れたり。

 

こんな感じに割れたりするんだそうです。

 

ただ、正直疑問点が多いです。

今まで自転車を販売してきて、点検やオーバーホールを行ってきて、事故に合わずにこんな有様になっているフォークを見たことが無いです。

 

むしろ、衝突等の物凄い力がかかったとか、ヘッドに大きなガタが出た状態でバイクをメチャメチャ酷使したとか、物凄いオーバートルクでステムを締めたとか。。。

そういった事が原因のダメージのような気がします。

 

正規品を売る以上、正規代理店の言う事には従わざるを得ないですが。。。

ちょっと今回の対応は首をかしげざるをえないです。

 

特に、ヘッドベダ付け禁止と、ステムの真上にキャップを着けるのを禁止している点は、正直理解に苦しみます。

本当にここを禁止しないと破断してしまうコラムなんだとすれば、それこそリコールしなければならないのではガーン!?とも思ってしまいます。

 

ともあれ!

カーボンコラムのビアンキのバイクにお乗りの方は、一度フォークをチェックしてみてください。で、上の写真の用にひび割れが見つかったら、自転車を買った販売店にご相談ください。