12月頃末くらいの事ですが、店の試乗会でCANNONDALE SUPERSIX(キャノンデール スーパーシックス)を試乗したので、インプレ書いておきます。
SUPER SIX Hi-Modっていうプロが使うロードバイクの1つ下のグレードのバイクです
フレームは全体的にやや太めですが、持ち上げてみるとシマノ105組みとは思えない軽さでした。
(店で計った重さだと7.8kgでした!!)
一見ガッシリしてそうにも見えます。
カラーは流行のツヤ消しブラックです。
バックフォークとチェーンステーはすっきりしています。
ぱっと見たカンジ、あまり特徴的ではないフレームです。
模様がけっこうシンプルで綺麗です☆
で、試乗したのですが...
結論から書くとこの自転車、「難しい」自転車です。
平地でまず踏み込んだのですが、けっこうペダルが重いのです。
その割にはハンドルを振るとキビキビ動くのです
どうなってるんだ??
坂に入り、ケイデンスを上げてクルクル回すと、軽量さを生かしてスイスイ進みます
で、踏み込むと「グニャ」っとなって全然進まなくなるのです
緩やかな坂でダンシングして進もうとしたのですが、
ハンドルは機敏に動くのに、後輪が着いてこないような今まで感じたことの無い感覚に襲われました
恐らく、ヘッド周りの強度がかなり高く、バックフォーク&チェーンステー周りがかなりやわらかいのです。
で、下り坂...
今まで試乗した自転車の中で、一番安定感のある下りを見せてくれました!!
下り坂での自転車の振動を完全にフロントフォークとバックフォークが吸い取ってくれているのです。
結局この自転車は深いので試乗に使っている周回コースの1周目で25kmほど試乗して、2周目もSUPER SIXで試乗する事になりました。
2周目は回転を意識して、ケイデンスを平地100~105ぐらいで回し続けてみたのですが...
そうすると平地でかなり安定して進んでくれるのです。
自分の中の結論としては、ケイデンスを上げて、綺麗に回転させないと走らない自転車で、
上り坂のシッティングとダウンヒルで絶大な力を発揮するフレーム
なのですが...
ジロデイタリアでイワン・バッソがスーパーシックス Hi-Modをガンガン踏んで総合優勝してましたしね~
「踏み方」があるのか...Hi-Modと普通のスーパーシックスが別物なのかは定かではないのですが、
このロードバイクは非常に難しい自転車であることは良くわかりました
多分1000km、2000kmと乗り込んでいくにつれて、体が自転車に合った走り方を覚え、
どんどん走れるようになってくる類の自転車です。
価格はSHIMANO105組完成車で¥269,000と、この重量のカーボン製では考えられないレベルの安さですが、
初心者が入門用として買うのはチョッとオススメできません
ペダルの回転が綺麗な人で、ヒルクライムとかグランフォンドに出るのが好きな人にはオススメできます!!
バイシクルドットコムの商品紹介ページは以下の通りです。
http://www.81496.com/jouhou/road/cannondale2011/cannondale.html
(バイシクルドットコム キャノンデールのページ)
この自転車もサイクルショップカンザキ吹田店
に試乗車として置いてあります!!
買おうとしている人はぜひ一度、試乗してみてください☆