アメフト部×サッカー部 新歓特別対談!(前半) | 京都大学サッカー部スタッフブログ

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京都大学体育会サッカー部の練習の様子や試合結果を更新していきます!

新入生のみなさん。入学おめでとうございます。
部活、サークル…大学で様々な選択肢を前に、どうすればいいのか迷っているかもしれません。

そんなあなたに。

今回は、都立西高校時代に同じサッカー部で切磋琢磨し合い、大学では"アメフト""サッカー"という違う道を歩んだ2人に対談形式でそれぞれの部活に入った理由やその魅力を語ってもらいました。
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今回は前半。"お互いのイメージ""なぜアメフト部/サッカー部に入部したのか"をたっぷりと語ってもらいました。
ぜひ、入る部活やサークルの参考にしてください!

対談メンバー
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左:アメフト部 入山鼓(つづ/法学部)
右:サッカー部 折田唯(折田/総合人間学部)

◎お互いのイメージ
折田:つづは高校ではポーカーフェイスというか、落ち着いてて、そんなに自分の感情を表に出さない、黙々と自分のことをやるっていうようなタイプだった。あと、負けず嫌いだなって言うのも感じてた。あんまり顔に出さないけどね。
入山:確かに、めちゃくちゃ負けず嫌いだわ。でも、折田も負けず嫌いだと思う。
折田:俺の方がまだちょっと(顔に)出ちゃう(笑)
入山:折田はめっちゃ顔にでるよな。
折田:そう、「ああやっちゃった」っていうのとかもでちゃう。つづは内心思ってるんだろうけど、「次はやってやる」みたいなんは秘めてる感じかな。
入山:折田のイメージはね、俺に対してめっちゃ対抗心燃やしてたなっていうのは感じてた。顔に出ちゃうから(笑)。あと、結構みんなにいじられるタイプよね。今でも?
折田:今でも(笑)。愛されキャラって言った方が正しいかな?(笑)。
入山:そんな感じかな(笑)。
折田:俺のイメージすくねーな(笑)。つづは相当ごつくなったんじゃない?
入山:まあね。でも、折田もすごい体重増えたんじゃない?昔、ガリガリだったよね。
折田:まあそうだね。内面とかはあんまり会ってないからわかんないけど、でも、大学からアメフトをし始めて、それでちゃんと結果を残しているのは結構刺激になってる。TouchDown誌に掲載されてた昨年の関学戦でつづがタッチダウンした動画がツイッターとかで結構回ってきて、西高の同期がリツイートとかしてて、つづ活躍してんじゃんって思った。まあ、ガッツポーズだせえなとかも思ったけど(笑)。俺ももうちょいやらないとダメだなって思って、悔しさも感じた。
入山:俺もサッカー部のツイッターをフォローしてるから、毎回折田出てないかなとかみてるよ。サッカー部のツイッターって得点者出すから、折田はFWだから名前出てないかなって見てる。今年こそは、4年生だし期待してますよ。
折田:頑張ります。
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◎なぜ大学でサッカーを続けようと思ったか、アメフトをしようと思ったか
入山:なぜサッカーを続けようと思ったんですか?
折田:まあ、まず高校の時にやりきれなかった感もすごいあって、サッカーをもっと上手くなりたいって思ったから大学では全く迷わずに自然に入部したな。サークルとか他のスポーツとかもあんま迷わなかった。
入山:俺も折田は絶対サッカー部入ると思ってたよ。新歓期、誰に何を言われても、「いやあいつは絶対サッカー入ります」って答えてた気がする(笑)。
折田:サッカー部の練習に参加してみたらめっちゃ楽しくて、それでもう他の団体に行かなくてもいいやってなった。ギャングの新歓にもちょこちょこ行ったけどね。チェリーボウルも行ったし。でもほぼサッカー部で迷いなしだった。
入山:そうだったね。俺は4月1日にチェリボに行って、それで、めっちゃ楽しかったから、アメフトいいなってちょっと思った。でも小中高ってずっとサッカーやってたから、4月の初旬はほとんどアメフト部には行かななくて、折田とずっと一緒にサッカー部に行ってた。でも今出川ボウルを見に行って、アメフトするのもありだなって思って、気づいたらどんどんアメフト部に行く日数が増えていって、最終的に入部したって感じ。
折田:それはさ、アメフトのスポーツが良かったのか、ギャングスターズっていうチームの雰囲気が良くて惹かれたのか、どっちなの?
入山ギャングだからだろうね。
折田:京大じゃなかったらやってない?
入山:多分やってない。この関西一部リーグの環境で日本一を目指しているとこに一番惹かれたから。
折田:ああ、そうなんだ。日本一を取りたいって思ったの?
入山:大学って、めっちゃ時間はあるじゃん。バイトしたりとか。そのなんでもできる時間がある中で体育会選んで、その部活に一番専念しようって考えた時に、どうせやるなら一部リーグのチームで日本一を目指してやっているとこでやりたいって思った。だから東大とかだったら多分アメフトはやってないと思う。
折田:それはちょっとネックになってるとは思った。大学からやるんだったら、高校からやっときゃ良かったみたいな。別に、だからといって、アメフトやらないとはなんないけど…周りに言われたりとかでちょっとは考えるんじゃない?
入山:尾崎先生(高校のアメフト部の顧問)とかめっちゃ言ってくる。「入山もやっとけば良かったのになー」みたいな感じで(笑)。
折田:そういえば、今でも忘れないのが、チェリーボウル。トーナメント戦で俺はすぐ敗退したんだけど、つづが最後まで勝ち残っていたんだよね。で、終わったあと、目がキラキラしてアメフト大好きっていう目になってた。「アメフトやべーわ」ってずっと言ってて、「パソコン貸して」って言って来て、俺の家でギャングのPV見始めたよな。俺はサッカー部のPV見てて、お互いなんかそこで道が分かれたのかなって思う。つづがその日からアメフトにすごい興味を持ち始めたのをめっちゃ覚えてる。新歓で一緒にサッカー部に行きながら、アメフト部に入部するのかなって俺もちょっと思ってた。
入山:一応サッカーサークルとかも行ってたけどね。でも、結局サッカーをやるんだったらサッカー部なんかなとは思ってはいたけど…。最終的にはね、サッカーは好きだけど、体育会で大学4年間かけて何か取り組む時に日本一っていうのが心にきたかな。あと、アメフトはいろんなポジションがあるから、俺にもできるポジションが見つかったし。
折田:4月1日帰って来たあとそれもずっと言ってたな。PV見終わったあと、《アメフト ポジション》とかでググって、「俺どこだったらできるかな」って探していたよな。かわいいなこいつって思った(笑)。
入山:だってアメフトってでかいやつしかできないみたいなイメージあったからさ。だからRBだったら俺にもできるって思って嬉しかった。アメフト部って部員も多いから、入部する時に、どうせやるんだったら絶対チームに欠かせない存在にならないといけないなって思って、新しいスポーツを始めたって感じ。あと、個人記録で関西で一位とりたいってのは思ってる。RBは獲得ヤード数があるから。
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折田:そうなんだ。サッカー経験者でも頑張り次第でちゃんと活躍できるんだね。
入山:うん。サッカー経験者はRBが多いけど、普通にディフェンスとかにも活きてる。ディフェンスは結構基礎的な身体能力が高かったらいけるから、そういうのが他のスポーツで鍛えられていたらすぐ順応できる。あと、サッカーだったら攻撃も守備もやんなきゃいけないけど、アメフトはポジションによって上手くなるべきポイントが限られてるから、未経験者でもしっかり練習したら、結構なレベルまで上がってこれるって感じかな。サッカーは?
折田:高校と大学で違う部分っていったら、レベルは大学の方が相当高いと思う。俺らのチームでいうと、ある程度高校までで成功体験とかがあって、ある程度熱意がないと大学でサッカーやろうってならない。あと、俺らのリーグはスポーツ推薦で大学に行ってるやつらばっかだから、Jのユースもいるし、高校選手権出てるような強豪校からのやつもいっぱいいる。そこは高校とは全然違うなって思う。試合の前にメンバー表を交換するんだけど相手選手の出身高校とか見ると強豪校ばっか(笑)。そこはね、慣れるし、意外と太刀打ちできるってわかった。あと、そういう差を埋めて超えていけるように練習してる。高校では会えなかったレベルの人と試合してるって思うとすごく楽しい。あと、高校ではできなかったけど、京大だからこそできるっていう太刀打ちの仕方もやってる。地力勝負だと俺らは負けるから、まずは守備とか運動量とかで撃ち合いにならないような試合運びにしている。大学に入ってからそういうのを考えるようになった。高校とかさ、戦術とかあったっけ?
入山:うーん、まあなくはないけど、特に決まってはなかったな。
折田:そう、高校と大学で戦術的な議論のレベルが全然変わるんだよ。結局高校とか地力で勝負していたなって。11人と11人のもともとある素養同士でバーンってぶつかるっていう感じがあったけど、大学ではもっと戦術を練って素養以外の部分でも勝ちにいってる。
入山:そうだね。

((後半はこちら))

3回生マネージャー 奈良優佳里