朝熊神社(奥)・朝熊御前神社(手前)
伊勢でたっぷりと時間がとれる方や、
伊勢神宮125社巡りにチャレンジしたい方に「五十鈴川めぐり」のご案内です。
地図 1
今回ご紹介する「125社」は、上の「地図1」の水色の円で囲んだ
伊勢市朝熊町周辺の神社です。
伊勢市駅から直線距離で3kmほどでしょうか。
伊勢市駅前でレンタサイクル(電動)を借りて、別宮・倭姫宮(青い円)参拝後
伊勢IC沿い(北側)を五十鈴川方向に走ると、比較的安全かも。
余裕のある方や車を利用する方には、緑の円で囲んだ
別宮・月讀宮や神宮神田周辺もおすすめです。
「地図1」には表記されていませんが、神宮神田の近くにも125社の神社があります。
地図 2
先ずは朝熊神社(あさくま)・朝熊御前神社(あさくまみまえ)から。
車では朝熊ICから。
上の「地図2」にはありませんが、赤い円の辺りから朝熊神社に続く道があります。
小型車なら十分通行は可能。神社前に駐車スペースもあります。
青い円の辺りに人が渡れる小さな橋が架かっています(後ほどご紹介します)。
「地図2」では川に遮断されているように見えますが
朝熊神社と鏡宮神社は徒歩で行き来することが出来ます。
自転車なら「地図2」中央下、堀割橋から鏡宮神社方向へ。
この道は車での走行はおすすめ出来ません。
朝熊神社・朝熊御前神社は少し小高い場所にあります。
それぞれ皇大神宮の第一位と第二位の摂社。
一目で他の摂社・末社との違いが判るほどの大きさです。
朝熊神社
朝熊御前神社
この両社の遷座は2019年1月と、同年3月。
上の写真は今年(2024年)3月17日に撮影したもの。
造替・遷座から5年経っていますが、真新しさが少し残っていました。
大歳神と水の神が祀られています。
上の写真は、朝熊神社入口前から川の対岸に見える鏡宮神社。
朝熊神社と鏡宮神社は、かつては深い関係にあったと言われています。
右下の柵の中には「虎石」と呼ばれる石があります。
この狭い橋を渡って、朝熊神社と鏡宮神社を徒歩で行き来することが出来ます。
この橋は両社参拝のために掛けられた橋なのだそうです。
鏡宮神社
皇大神宮・末社で、昨年の9月に修繕を終えたばかりの神社。
御祭神は、岩上二面神鏡霊(いわのうえのふたつのみかがみのみたま)。
元々は「虎石」の上に二面の神鏡が祀られていたそうです。
虎石
川の中には「潮干石(しおほしいし)」という石もあるようですが、
リサーチ不足で確認出来ておりません。
水が引いた時にしか見えないとも言われているようです。
鏡宮神社への初参拝時、虎石を見落としていました。
今回の参拝(2024/3/17)は、そのリベンジの意味もあったのですが
もう一度リベンジが必要になってしまいました。
加努弥神社
続いては皇大神宮・末社、加努弥神社(かぬみじんじゃ)。
御祭神は大歳神の子で五穀の守護、稲依比女命(いなよりひめのみこと)。
朝熊神社と鏡宮神社からは、五十鈴川を挟んで対岸にあります。
一昨年(2022)の造替ですが、鳥居と瑞垣だけで社殿はありません。
石畳の上の石神さま。
付近に駐車スペースはありませんので、ご注意をば。
「じゃあ、お前はどこに止めたんや?」と疑問に思われるかも知れませんが、
それは「ナイショ」です。
近くに農業機械の格納庫のような建物があります(「地図2」緑の円)。
その前にスペースがありますが、使われていない時間帯なら。。。
少し南、鹿海公民館の方にある公園には、短時間なら駐車出来そうですが。
周辺は田園地帯。
農繁期には参拝を控えた方がいいかも知れません。
125社の中には、農道を使って訪問する神社がけっこうあります。
朽羅神社などがその典型。
朽羅神社・社叢
こういった神社への車での参拝には十分注意が必要です。
農繁期には農作業のご迷惑になる可能性がありますし、
農業機械や農機具で通行が困難なことも予想されます。
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