王朝のみやびがゆく(葵祭) | おみほはんの たのしく合格!京都検定

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今日は京都三大祭のひとつ・葵祭がみやびに執り行われました。

残念ながら、五月晴れのもとではありませんでしたが・・・・。


葵祭は上賀茂神社・下鴨神社の例祭であり、古くは賀茂祭と呼ばれ、六世紀、欽明天皇が飢餓・疫病を鎮めるために行なったのが始まりと言われています。

葵祭と呼ばれるようになったのは江戸時代以降です。

祭儀にかかわる人々、牛車等々も双葉葵の葉で飾られています。

昨年は京都御所の見物席、また上賀茂神社での直会にお連れいただくという素晴らしい経験をいたしました。

 

今年は我が家近くで見物と思ってのですが、ちょっと出遅れましたので、賀茂街道へ。

大混雑ではと2時間近く前にスタンバイしたのですが、ちょっと拍子抜けでした。

一部ですが、みやびな祭を楽しんでください。

 

先導の警察官の方が装束をお召しでないのが残念です。

なかなか凛々しい

 

ご幣櫃

櫃の中には上賀茂・下鴨両神社神前に供える御幣物が納められています。

櫃は二合用意されますが、すでに下鴨神社で1合が奉納されています。

 

牛車 御所車といわれます。

 

行列の中で最も身分の高い方は勅使(近衛使)。

銀面に注目!

賀茂街道では勅使の写真が撮れなかったのです、河原町丸太町角で撮影。

源氏物語の「車争い」を思い出してください。

 

風流傘

 

 

この祭りのヒロインは斎王代さん

斎王代さんを先導?する女童ちゃん 可愛いですね。

 

今年の斎王代さんは壬生寺貫主のお嬢さま。

JTBにお勤めとか・・・・。

 

騎女(むねのりおんな)

とても可愛い表情の方です。

 

祭の最後を飾る牛車 斎王の牛車、女房車とも・・・・。

この牛車には、葵と桂のほか桜と橘も飾りつけられています。

 

あまり良い写真が撮れませんでした。

人のせいにするのはなんですが、傍に上等カメラを手にされた女性が大活躍で( ;∀;)

どうも今年は60才前後の女性に悩まされる日々です。