おみほはんの たのしく合格!京都検定

おみほはんの たのしく合格!京都検定

京都検定合格のコツ、そして「知る」ことによって広がる京都の楽しみ方をお伝えしていきます。

こんにちは!みほこと申します。
京都で生まれ育った生粋の京女でございます。
このブログでは、京都検定をテーマとして、皆さんとご一緒に「生きた京都」を楽しんでいきたいと思っております。
時には奈良にも足を伸ばしたり…また、地域の活動の話題も…それらも全て「生きた京都」の一部。
古いものも、新しいものも、まとめて楽しんでまいりましょう!

陽気に誘われて、出町柳のおかめ桜見物に出かけました。

 

家の中ではそれほど暖かいとは思えず、薄手のコート姿で出かけましたが、バス停までの4.5分の間に汗をかいてしましました。

 

この桜は浄土宗長徳寺の山門左脇に咲いています。

 

花の色が濃くて、とても美しいです。

 

アップすると・・・・。

おかめ桜はイギリスで生まれ、日本に里帰りした早咲きの桜、例年3月半ばに開花します。

彼岸桜の血をひき、紫紅色の花を下向きにつけるのが特徴です。

日本美人をイメージして名付けられたといわれていますが・・・・。

下を向いて咲くのが、日本女性の奥床しさを表しているのでしょうか

 

長徳寺は隣接する常林寺、正定寺とともに浄土宗の「砂川の三軒寺」と呼ばれます。

砂の川がこの辺りで鴨川と合流していたからといわれます。

2年ぶりに観桜に出かけましたが、びっくりするほど大勢の見物客、そしてインバウンドの方が大半でした。

お人を入れずに写真を撮ることが難しくてでした。

 

門前の地蔵堂扉に写る桜

このお地蔵さまは北向地蔵と呼ばれ、百済国王の守本尊であり、飛鳥時代舒明天皇の頃、日本に伝わり、長く宮中に安置されていました。

嵯峨天皇が西寺の守敏に下賜、西寺の衰微の後は、物集女里の堂に祀られ、関白太政大臣鷹司信房によって、長徳寺に移されたとのこと。

延命地蔵とも呼ばれ、寿命長久、厄除け、諸願成就祈願が叶うといわれます。

 

下鴨神社へ

段差が川の風情を深めています。

 

続く・・・・。

 

 

 

年度末を迎え、何だかバタバタしており、先ほどの記事の追加です。

 

標記につき、ご参加対象を「第25回京都検定1級で80点以上取得された方」に変更したことを以前にお伝えしております。

カルチャーさんが私の予想よりも大きな会場を確保してくださった由。

昨年度、初めて講座にご参加の1級初挑戦の方が104点取得され、今年は合格へと意欲に燃えておられます。

初挑戦でも是非とおっしゃる方もお引き受けさせていただこうと考えを変えました。

皆さまのご参加をお待ちしています。

 

*京都検定1級受験講座

開催場所: NHK文化センター京都 教室

申込先 : NHK文化センター京都教室

       京都市下京区四条通柳馬場西入ル
              立売中之町99四条SETビル3F

      TEL 075-254-8701

開催期間:4/6~11/2

日時:第1日曜 10:30~12:00

回数:8回(途中受講できます)

受講形態:教室

受講料:(税込み)会員28,424円

講師作成資料:各回200円

 

皆さまは藤堂高虎さんにどんなイメージ、いや知識をお持ちでしょうか?

 

私は京都弁でいうところの様子の良い、質実剛健な人とイメージしていました。

黒田孝高、加藤清正と並ぶ築城の名手であり、京都検定的には二条城の縄張りをした人物、南禅寺三門を寄進した人物、豊臣家滅亡後は徳川家康に仕え、伊勢津藩主となった人物と思っていました。

 

なかなかの人物であったことは事実ですが、ちょっとびっくりもしました。

浅井長政の家臣となり、その後は浅井家の旧臣等に仕え、織田信澄のにも召し抱えられました。

が、なかなか続かず、また、意見の異なる同僚等を切り捨てるようなこともあったとのこと。

そして信澄家中から出奔した後、当時の羽柴秀長に仕えることになったのです。

このように青年期は「わたり奉公人」として、近江国内を転々としたのです。

秀長のもと、但馬攻め、高松攻め等々、秀吉・秀長の家臣として従軍するも、関ヶ原の戦いでは徳川家康に従い、東軍として戦います。

豊臣家の家臣ではあったものの、家康の信頼が厚く、大坂の陣へ向けての城郭整備には彼が力を振ったとされていますし、東福門院入内交渉にも尽力をしたと伝わります。

また小堀正次の息子である遠州の正室は高虎の養女です。

 

いやあ、京都検定1級合格なんて、京都学の、京都周辺の歴史等知識の入り口に立っているだけと改めて、反省しています。

もっといろいろなことを学ばねばとの思いが強くなり、今日は「北白川廃寺」の講座に出掛けましたし、「大化の改新」のオンライン講座も受講、4.5月は万葉集の勉強会にも出かけます。

 

誤解がないように・・・・、

「様子が良い人」とは、特にものすごい美男子でなくても良いのですが、すっきりと知的な、凛とした、感じの良い男性を意味します。

以前のブログで蘆山寺の執事長さんにこの言葉を勝手につけさせていただいています。

そしてもうお一人、私の講座に昨年までご参加くださった方もまさにこの言葉がぴったりと思っています。

ご多忙の中、長年ご参加くださり、合格まであと一歩というところまで頑張られたのですが・・・・。

お仕事を退職されるのを機に、ガイドさんを始められることになりました。

ホテル関係のお仕事をしておられたので、物腰も柔らかく、ガイドさんにふさわしい方です。

ご健康に留意され、新しい生活に頑張っていただきたいと願っています。

 

蘆山寺源氏の庭