陽気に誘われて、出町柳のおかめ桜見物に出かけました。
家の中ではそれほど暖かいとは思えず、薄手のコート姿で出かけましたが、バス停までの4.5分の間に汗をかいてしましました。
この桜は浄土宗長徳寺の山門左脇に咲いています。
花の色が濃くて、とても美しいです。
アップすると・・・・。
おかめ桜はイギリスで生まれ、日本に里帰りした早咲きの桜、例年3月半ばに開花します。
彼岸桜の血をひき、紫紅色の花を下向きにつけるのが特徴です。
日本美人をイメージして名付けられたといわれていますが・・・・。
下を向いて咲くのが、日本女性の奥床しさを表しているのでしょうか!
長徳寺は隣接する常林寺、正定寺とともに浄土宗の「砂川の三軒寺」と呼ばれます。
砂の川がこの辺りで鴨川と合流していたからといわれます。
2年ぶりに観桜に出かけましたが、びっくりするほど大勢の見物客、そしてインバウンドの方が大半でした。
お人を入れずに写真を撮ることが難しくてでした。
門前の地蔵堂扉に写る桜
このお地蔵さまは北向地蔵と呼ばれ、百済国王の守本尊であり、飛鳥時代舒明天皇の頃、日本に伝わり、長く宮中に安置されていました。
嵯峨天皇が西寺の守敏に下賜、西寺の衰微の後は、物集女里の堂に祀られ、関白太政大臣鷹司信房によって、長徳寺に移されたとのこと。
延命地蔵とも呼ばれ、寿命長久、厄除け、諸願成就祈願が叶うといわれます。
下鴨神社へ
段差が川の風情を深めています。
続く・・・・。