上級クラス開催と、特別客員研究員成果発表会と山科の諸羽神社 | おみほはんの たのしく合格!京都検定

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京都検定合格のコツ、そして「知る」ことによって広がる京都の楽しみ方をお伝えしていきます。

本日上記講座を開催いたしました。

新しく参加くださった方はマイスターさん。

すでにマイスターさんがお一人おられますし、その他の皆さまも全員100点超え。

ご参加の方のご希望もあり、下見をせずに、すぐに問題に取り組んでいただきましたが、さすがでした👏👏

 

今日は京都産業大学において、「京都産業大学日本文化研究所 特別客員研究員」の研究成果発表会が開催されました。

発表者のうち2名さまが私の講座を受講くださった方。

私も聴講に伺いたかったのですが、講座と日程が重なり、残念。

お二人は女性、非常に優れた資質を持たれ、常識も弁えた素晴らしい、かつ、お背の高い美しい方々です。

このような素敵なお二人にご受講いただき、少しでもお役に立ったかと思うとおみほはんは大変嬉しく、誇りに思っています(#^.^#)

現在ご受講中の皆さまにもその後に続いていただきたいと切に願っています。

 

講座後、山科にある諸羽神社に参拝に出掛けました。

もっと鄙びた小さな神社と思っておりましたが、立派な厳かな社でした。

上古に天児屋根命・天太玉命が山科柳山に降臨され楊柳大明神(両羽大明神)を祭神としたのが始まり、山科の四宮・安朱・竹鼻の産土神として親しまれています。

 

この神社は仁明天皇の第四皇子・人康親王の山荘の跡、同親王は「四ノ宮」という地名の由来ともされています。

親王は病にて失明し、山科の地に隠棲、盲人に琵琶や管絃、詩歌を教えられたと伝わり、座頭・琵琶法師等の祖とされています。

 

緑に包まれた鳥居

 

拝殿

 

本殿

 

琵琶石

伊勢物語には、藤原常行が山科の親王禅師に献上した「紀の国の千里の浜の石」と伝わります。

常行は藤原北家の人、人臣で初めて関白となった藤原基経と競った人物といわれています。

 

近くにある六地蔵の一つである徳林庵山科廻地蔵には人康親王の供養塔が祀られています。

 

私見ですが、そろそろ京都検定に出るのではと考え、拝観を希望していました。