文化勲章三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展へ | おみほはんの たのしく合格!京都検定

おみほはんの たのしく合格!京都検定

京都検定合格のコツ、そして「知る」ことによって広がる京都の楽しみ方をお伝えしていきます。

今夕、お医者さまの帰りにTデパートで開催されている上記展覧会に出掛けてまいりました。

副題?として「美の相伝」とついています、本当にその通りと思いました。

才能は遺伝するを実感です。

松園さんの清澄な女性の美しさに改めて感動するとともに、松篁・淳之氏の自然を超えた美しい草木・動物等の情景に心が和みました。

 

昨年の「古典の日のフォーラム」の最後に、源氏物語で知られる山本淳子教授と金剛流若宗家金剛龍謹氏との対談があったことをご紹介しております。

上村松園画伯は大正の初めから初世金剛巌師について、謡を習い、晩年まで続けられ、謡曲に取材した作品も多く描いておられます。

「焔」は、画伯の作品の中で例外的に凄絶な作品、六条御息所を描いたものであり、眼には金泥がつかわれているとのことでした。

般若の能面(女性の嫉妬と恨みを表す怨霊の面)の眼に金色が使われていることに倣ったものだそうです。

残念ながら、今回「焔」は模写作品の展示でしたが、眼の金泥はしっかりと確認できました。

 

絵葉書から

 

判りますか、眼の下部です。

 

昨年に引き続き?おみほはんはまた坐骨神経痛です。

今年はそれほどの痛みはありませんので、昨夜も日が変わったのも忘れて、4月の講座資料を作成しました(*_*;

が、朝から痛みが強くなり、よたよたと整形外科行きです。

名医だけど口の悪い、そして少々、いやかなり怖い先生から、「若かないんやからなあ!」とお叱りを受けました。

「判ってますう・・・・(* ̄- ̄)ふ~ん」と心の中で対応しました。

そして、またよたよたとTデパートへ、良かったです、素晴らしかったです。

 

寒暖の差が大きな毎日です、皆さまもお身体をお大切にお過ごしなさいませ。