因幡薬師さん(平等寺)へお守りの授与に参りました。
先日来、私が尊敬する方々のご体調がよくなく、この寺院に足を運んでいます。
このお寺にお参りしたときは、東洞院を北へ向かい、Dデパートに寄ります。
が、昨日は参詣の後、奈良に出掛けるために烏丸通に出ました。
バス停を探していましたら、え~です。
俊成社
藤原俊成卿を祀る社です。
俊成は定家の父、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて当代一の歌人と言われました。
この地はその名も俊成町、ビルの中に祀られています。
91歳の天寿を全うした後、町の人々により民家の裏に祀られたと伝わります。
新玉津島神社
拝殿から本殿を
鳥居傍の石碑
俊成が後鳥羽天皇の勅命により、和歌の浦の玉津島神社に祀られていた「歌道の神・衣通郎姫」を勧請、自邸内に創建した神社であり、ここを和歌所として千載和歌集の編纂を始めたと伝わります。
平家一門が都落ちをする中、平清盛の弟・忠度が危険を顧みずこの屋敷に引き返し、「一首なりとも選んでほしい」と自分の秀歌の巻物を献じ、俊成はその中から一首選んで、千載和歌集に載せたと伝わります。
千載和歌集編纂を院宣したのは?
忠度(ただのり)という言葉は、子供の頃皆でよく使いました。
鳥居の傍に北村季吟の碑が建てられています。
私もこの人物については、殆んど知識はありませんが、松尾芭蕉の師であり、この神社に宮司として住んでいたとのこと。
彼は古典注釈の第一人者として「源氏物語湖月抄」を書かれたそうです。
この二つの神社ですが、今年の講座資料に取り上げています。
一度拝観をと思っておりましたが、思いがけずでした。
講座ではもう少し詳しくお話します。
千本釈迦堂(大報恩寺)の7仏像が国宝の指定を受けました。
六観音さまについてご興味があれば、2014年2月2日の記事をご覧ください。