京の名だたる垣 | おみほはんの たのしく合格!京都検定

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京都検定合格のコツ、そして「知る」ことによって広がる京都の楽しみ方をお伝えしていきます。

昨年の今日4月14日の記事、私の喜びが溢れています。

残念ながら、16回の結果はちょっとでしたが、決して悪い成績ではありませんでした。

16回の1級合格者は1名さま、準1級は6名さまと17回への大きな期待で一杯です。(数字は定期講座にご参加の方のみ)

コロナ騒動が気にかかりますが、今年も頑張りましょう合格合格合格合格合格

 

今回は変なタイトルかもです、京の美しい垣根をご紹介します。

 

光悦寺 

光悦垣 茶室太虚庵の傍にあります。

 

現太虚庵は、大正時代、古美術商・土橋嘉兵衛氏の寄付により建てられたもの。

土橋氏のお名前は、昨秋京都国立博物館で開催された「佐竹本 三十六歌仙絵と王朝の美」展でも拝しました。

 

銀閣寺

銀閣寺垣

右側は椿の生垣、なかなか花の季節に行き会いません。

 

左側は石垣、建仁寺垣そして生垣です。

 

建仁寺

順が逆になりましたが、建仁寺垣です。

 

右の茶室は東陽坊、秀吉の北野大茶会のとき、利休高弟の東陽坊長盛が好んだものと伝わります。

以前伺ったとき、ご案内の方が「藪内家燕庵」とよく似た造りと言われましたが、私は全く異なると思いますが・・・・。

 

龍安寺

龍安寺垣

 

1級合格直後から3年あまり、「庭師が主催する庭の講座」を受講していました。

その講座で龍安寺を訪問したとき、垣根を縛る縄紐についてご説明があり、結び方には男結びと女結びがあるとお聴きしました。

ご指導を受け、両方の結び方としてこの写真を撮りましたが???

なんせ、2007年春の話です。

記憶が曖昧、ネットで調べましたが、判りませんでした。

 

石庭の石組 向かって左から二番目

右側の石底に「小太郎・清二郎」と彫り込まれているとのこと。

 

桂離宮

桂垣、もしくは笹垣

この笹垣の裏側は建仁寺垣になっているとのこと。

一度拝見したいものです。

 

穂垣

 

いずれの垣も見事ですね。

「垣根」より「垣」というほうが風情がある気がします。

 

コロナウイルスがますます拡がっています。

医療に従事される皆さま方に深く感謝申し上げます。

私たちも自粛を心掛け、外出は控えるようにいたしましょう。