酷暑の中、講座有志の方々と、お参りしてまいりました。
この行事は八百年続く伝統行事です。
いただいたご由緒によると、六地蔵とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道に苦しむ衆生を救済せんと発願された仏さまであるとのこと。
文徳天皇の御世、参議小野篁が仮死状態に陥り、地獄に行き、苦しむ罪人たちを救われる地蔵菩薩に会われました。
地蔵菩薩の慈悲のお心に感激され、この世にお戻りになったのち、木幡山の1本の桜の大木から六体の地蔵菩薩像を刻み、現在の伏見六地蔵の地に祀られました。
その後、後白河天皇はこの六地蔵を深く信仰され、平清盛に命じて、都の街道入り口六か所に像を置かれたと伝わります。
徳林庵 山科廻地蔵 東海道
大善寺 伏見地蔵 奈良街道
六地蔵尊発祥の地です。
左に小野篁の像が祀られています。
東福門院和子さま寄進の鐘楼
明正天皇ご誕生に際し、安産祈願の御礼として寄進されたもの。
極彩色の天井をご覧ください。
浄禅寺 鳥羽地蔵 西国街道
袈裟御前の像 本堂左にお祀りされています。
遠藤盛遠(文覚上人)ゆかりの女人、美人です、美人です。
あまりの美女に手が震えてしまいました
恋塚 袈裟御前の御首を埋めたところと伝わります。
上善寺 鞍馬地蔵 鞍馬街道
門前にはすでに露店が出ていました。
明日に続きます。
相変わらずの慌て者ぶりを発揮してしまいましたが、それも明日に・・・。
ご一緒してくださった方々に厚く御礼を申し上げます。
京都検定まで、残り109日です。