宇治上神社と三室戸寺を訪ねました。 | おみほはんの たのしく合格!京都検定

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初秋の宇治散策、宇治上神社と三室戸寺を訪ねました。
しかし、今日は10月とは思えない暑さでした。

宇治上神社は世界遺産。
ご祭神は、莵道雅郎子命、応神天皇、仁徳天皇。
明治維新までは、隣接する宇治神社とともに、宇治離宮明神と総称されました。
この地に応神天皇の離宮があり、この神社を宇治離宮上社、宇治神社を離宮下社と呼んでいました。
応神天皇亡き後、莵道雅郎子命は兄・仁徳天皇に皇位を譲るため、宇治川に入水されたと伝わります。
本殿等の改修が終わり、この春から美しい姿を見せてくれています。

朱の色が鮮やかによみがえった鳥居です。


門 小さなお寺の山門を思わせます。


拝殿 国宝

年輪年代法によると、建築年代は1215年、鎌倉時代ですが、平安時代の住宅様式を伺えるものです。


拝殿屋根の「縋破風」

優美な破風です。
奈良・室生寺の金堂の縋破風も美しいです。
機会があれば是非室生寺へもお出かけくださいませ。

本殿 国宝

日本最古の神社建築であり、年輪年代測定法によると、1060年(平安時代)と判定されています。
覆屋の下に、三殿がおさまる形式です。


桐原水 宇治七名水のひとつ、現存する唯一のもの。



ちょっと飲む気分にはなりませんね。
この水は元々神詣時の手水として、古くから使用されているものです。
続く・・・・。

京都検定まで、残り68日