溟海の水 | カヌー部日誌

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京都大学体育会カヌー部のブログです!遠征レポートや日々の練習その他云々を部員がお伝えします!

文学部2回マネージャーの森です。

次はおめめくりくり貝藤にまわします。テーマは自由ですが部員アンケートの結果(特に貝藤がランクインした項目)についての講評は必ずいれてください。

テーマは何でもなんでほんとに自由に書きます。

溟海の水

わたしの隣にいるのはだれ?
だれかがわたしと接してる
わたしがわたしでなくなる
たまらず声をあげた
「やめて、わたしはわたしよ」

わたしたちは常に接しふれあい変わるの
境界はないわ
たしかにあなたとわたしは違う
でも、あなたと「あなたであったもの」も違うものなのよ

境界がないだなんて困るわ
誰がわたしで誰があなたかわからないじゃない

あなたもわたしも「このへん」にしかいない
だいたいこのあたりにあなたはいて
だいたいこのあたりにわたしがいる

「このへん」だなんて…
じゃあ、わたしはあなたたちの集合体でしかないわけ?

そうも考えられるわ
でもね、わたしとあなたが同時にいることはできても
わたしもあなたもいないなんてありえないわ
わたしもあなたもいないけど
わたしもあなたも確かにいるのよ

それを聞いて少し安心した
不安はぬぐいきれなかったけど

さよならもう二度と会わぬ人…