文学部2回マネージャーの森です。
次はおめめくりくり貝藤にまわします。テーマは自由ですが部員アンケートの結果(特に貝藤がランクインした項目)についての講評は必ずいれてください。
テーマは何でもなんでほんとに自由に書きます。
溟海の水
わたしの隣にいるのはだれ?
だれかがわたしと接してる
わたしがわたしでなくなる
たまらず声をあげた
「やめて、わたしはわたしよ」
わたしたちは常に接しふれあい変わるの
境界はないわ
たしかにあなたとわたしは違う
でも、あなたと「あなたであったもの」も違うものなのよ
境界がないだなんて困るわ
誰がわたしで誰があなたかわからないじゃない
あなたもわたしも「このへん」にしかいない
だいたいこのあたりにあなたはいて
だいたいこのあたりにわたしがいる
「このへん」だなんて…
じゃあ、わたしはあなたたちの集合体でしかないわけ?
そうも考えられるわ
でもね、わたしとあなたが同時にいることはできても
わたしもあなたもいないなんてありえないわ
わたしもあなたもいないけど
わたしもあなたも確かにいるのよ
それを聞いて少し安心した
不安はぬぐいきれなかったけど
さよならもう二度と会わぬ人…