爪かみは、お子さんからの「SOS」ですよ。^^ | 「自分も子どもも愛せるママになれる」新宿御苑前子育て相談室

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子どもの拒食症・家庭内暴力を乗り越えた、ベテラン塾講師が、お子さんもお母さん自身も愛せるようになる、スキンシップ&子育ての秘訣をお伝えしています。責める子育てから、子どもを認められる子育てに変わっていけます。

こんにちは、仲村ゆりかです。

お母さん、お子さんの爪かみは、(お子さんからの)「SOS」ですよ。

私は、常に大きなことになる前の「小さなSOS」を、見逃さないで!と、お母さん方にお伝えしています。

でも、忙しい日々の中、「それぐらい?」のことで、お母さんも真剣に向き合おうとしないのが、現実です。

そのうち「治る」でしょ!と、思っておられる、お母さんもいます。

「クセ」だと思っている、お母さんも多いですね。

「爪かみ」は、お子さんからの無意識のメッセージだと、私は思っています。

それに気づかずに、誰も対処しないことで、酷くなっていくお子さんも、たくさん見てきました。

年中さんで、手の爪だけでなく、(お家では)足の爪まで噛む子もいました。

小学5年で、爪というか4本の指を、口に入れている子もいました。

どのお子さんも、「無意識」にやっています。

声かけると「え?」って、表情をしますが、自分の意志では止められないのです。

先日も、小学3年(男子)K君のお母さんと、お話しをしました。

K君は、夏休み明けから、爪かみが始まりました。

そして、段々噛み方や、頻度が増してきました。

この状態を、どうお母さんに伝えたらいいのか?(私は)タイミングを、見計らっていました。

(私は、お子さんの「SOS」を、直球で伝えることはしません)

やっと先日、お母さんとお話しするチャンスがきました。

「最近、何か変わったことありましたか?」と、お聞きすると・・・

お母さんは、別に・・・という表情でした。

「何か?ありましたか?」と、反対に質問されました。

最近の様子など、お話しをしたところ、お母さんも「爪かみ」よくしているな~とは、思っていたそうです。

でも、お兄ちゃんのお受験のことで、忙しくて・・・・

K君のことは、後回しになっていたのです。

そして、学校やサッカーも、自分で行ってくれているし・・・

K君は、学校もサッカーも大好きだから、楽しそうに通っています。

でも、実際は、お友達との関係が、ギクシャクしているのだそうです。

周りのお友達が、悪いという方もいますが、K君自身が発しているものに、反応しているということもあると、私は思っています。

このままでは、これからどの様な形で、「SOS」を訴えてくるのか・・・分かりません。

お母さんも、どう対処したらいいのか?分からなかったようでした。

お母さんのお話しを、じっくりお聞きしてから、肩の力を抜いて出来ることから、やってみることにしました。

K君は、何でもできるお子さんです。

お母さんが、それに「甘え過ぎない」こと。

お母さんが、一人で抱え込まないように、(私たちに)とりあえず話してみること。

「毎日でなくていい」ので、K君との時間を、作れるようにしてもらうこと。等

お母さんからも、反省と、前向きなご意見が、たくさん出てきましたよ。^^

そして、(K君が)やってくれたことを、当たり前に思わないで、

「いつも、ありがとう^^」

この一言を、ちゃんと伝えることが、何よりも大切ですね。^^

無理のないように、お母さん自身が決めて、出来ることから、実行して頂ければいいのです。

大人も子供も、強要されたことは、やりたくないですからね。(笑)

「今日、帰るとき、手をつないで帰ろうかな~^^」

と、とても晴れやかな笑顔で、お母さんがおしゃっていたのが、嬉しかった~。^^

今後のK君とお母さんの変化が、楽しみです。

お母さん、気づいたら、早目に対応することこそ、重要ですよ。

お子さんの「小さなSOS」を、見落とさないでくださいね。^^

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