セーブ王を競えるような活躍に期待の甲斐野 央投手・・・と、淀の空にもこだました『ナカノ・コール』 | アレか、アレ以外か! ~矢吹京介のヘビーなスコーピオン~

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セーブ王を競えるような活躍に期待の甲斐野 央投手


先週の木曜日(11日)、埼玉西武ライオンズが甲斐野 央投手の獲得を発表しましたね。

FA権を行使して福岡ソフトバンクホークスに移籍した“うっちゃり”山川選手の人的補償ということです。

近藤健介選手の人的補償として北海道日本ハムファイターズに放出した田中正義投手に続いて、ホークスはまたしてもドラフト1位で獲得した投手を放出しましたね。

その甲斐野投手ですが、まだまだ試合の終盤において計算が立つ投手です。

ライオンズにおいては増田達至投手との兼ね合いもあるとは思いますが、先にファイターズで勝ち試合を締める役割を得た田中投手と『セーブ王』を競えるような、そんな活躍に期待ですね!




【今節気のヘッダ画像】
ameblo_header

【次回の安威川フラッシュ】(変更の場合あり)
2024年3月19日(火)10時~14時 最大放流量 毎秒5立方メートル


淀の空にもこだました『ナカノ・コール』 !?


まずは、昨年の12月17日(日)に行われました第74回朝日杯フューチュリティS。

2歳のマイル王を決める一戦は2014年から阪神競馬場の芝1600mで行われております。

1番人気になったのはジャンタルマンタル。

必走要素等を持つ1番人気で、鞍上も川田将雅騎手でしたので「ジャンタルマンタル、先行して押しきる」と予想しました。

なお、ワタクシの買い目もジャンタルマンタルでしたが、最終で複勝のオッズがワタクシの基準を下回ったので、残念ながら購入はお見送りになりました。

果たして、ジャンタルマンタルは人気に応えてアレすることができたでしょうか?





4角で内々を巧く上がっていったジャンタルマンタル。

直線早々で先行勢を置き去りにして、そのまま押しきりましたね。

今後は共同通信杯から皐月賞に臨むということで、このレースの内容からもクラシック路線での活躍も楽しみです。

ただ、デイリー杯2歳Sもこのレースもクッション値が9.0を下回る稍軟な馬場でしたので、9.0以上の標準馬場でも問題ないかどうかは注意ですね。


【皐月賞(G1)】
4月14日(日)中山競馬場 芝2000m


次に、23日(土)に行われました阪神カップ。

阪神競馬場の芝1400mで行われる重賞レースで、今春の高松宮記念につながっていきます。

1番人気になったのは昨秋のスプリンターズSを優勝しましたママコチャ。

必走要素等を持つ1番人気で、鞍上も川田将雅騎手でしたので「ママコチャ、先行して押しきる」と予想しました。

なお、ワタクシの買い目もママコチャ・・・でしたが。

管理する池江泰寿調教師が北九州記念のレース後に「今後は千二(1200mのレース)を続けて使っていきたい」と仰っていたのに、香港スプリント辞退後になぜこのレースに臨んできたのか。

それがどうも引っかかるので、今回も馬券の購入はお見送りにしました。

ホンマは、迷っている間に時間切れになったんやけど(笑)





直線の入口では「ママコチャ来たやん!」と泣きかけましたが、他馬にズブズブ差されて5着に沈みましたね。

時間切れになって助かったぁ!(神様、ありがとうございます!)

やはり、ママコチャにとって1400mは長かったようです。

なお、香港スプリントを辞退して早々に目標を今春の高松宮記念にしていたようで、その調整過程で阪神Cに臨んできたのかもしれませんね。


2007年以降でスプリンターズSを優勝した馬がその年の阪神Cに勝利どころか、臨んできたことすらありませんでした


【高松宮記念(G1)】
3月24日(日)中京競馬場 芝1200m


続いて、28日(木)に行われました第40回ホープフルS。

中山競馬場の芝2000mで行われます2歳馬によるG1レースで、クラシック競走に直結しております。

前日最終オッズで1番人気になったのはシンエンペラー。

必走要素等を持つ1番人気で、鞍上もB.ムルザバエフ騎手でしたので「シンエンペラー、差しきって優勝」と予想しました。

なお、ワタクシの買い目もシンエンペラー。

シンエンペラーの単複に複勝の買い増しがワタクシの馬券でしたが、その馬券はアレすることができたでしょうか?





直線早々で先頭に立ったときは「取ったどぉ!」と思いましたが、レガレイラの強襲に遭い、シンエンペラーは残念ながら2着。

ただ、@130で設定していた複勝の払戻が@140になってくれたので、少しアレすることができました。

おおきにどうも!

そのシンエンペラーの次走は未確認ですが、次走では勝ちきることを楽しみにしております。

一方、最終で1番人気になったレガレイラは前述のとおりに末脚炸裂で優勝しましたね。

そのレガレイラは牝馬ながら皐月賞挑戦の話があるようです。

同じ馬主で同じ調教師、同じ主戦騎手にチェルヴィニアがいるので、使い分けで桜花賞ではなく皐月賞に挑むということですね。

が。

ホープフルSを制した以上は、1948年のヒデヒカリ以来の史上3頭目となる牝馬による皐月賞制覇を十分に狙えそうですね!


【年末の1番人気馬】
12月13日(水)全日本2歳優駿(J1):フォーエバーヤング、3角先頭から押しきって優勝

12月16日(土)ターコイズS(重賞):フィアスプライド、差しきって勝利

12月17日(日)朝日杯FS(G1):ジャンタルマンタル、前述の通りに押しきって優勝

12月23日(土)阪神カップ(重賞):ママコチャ、前述の通りに前倒れの競馬で5着に沈む

12月24日(日)有馬記念(G1):ジャスティンパレス、末脚届かずの4着

12月28日(木)ホープフルS(G1):レガレイラ、前述の通りに末脚炸裂で優勝

12月29日(金)東京大賞典(G1):ウシュバテソーロ、見事に差しきって連覇達成


年が明けて。

1月6日(土)に行われました京都金杯。

京都競馬場の芝1600mで行われますハンデ重賞で、安田記念につながっていきます。

1番人気になったのはトゥードジボン。

残念ながら危険要素を持つ1番人気でしたので「トゥードジボン、前倒れの競馬で沈む」と予想しました。

果たして、レース後に泣きを見たのはトゥードジボンか、それともワタクシか。





トゥードジボン、ドルチェモアの玉砕で逃げることもできずに末脚不発の3着に終わりましたね。

レース後に泣きを見たのはトゥードジボンと藤岡佑介騎手でした。

そのトゥードジボン、次走は東京新聞杯を予定しているとのことです。

東京新聞杯では逃げきって勝利することを楽しみにしましょう!


【東京新聞杯(重賞)】
2月4日(日)東京競馬場 芝1600m


ほんでもって、同じく6日に行われました中山金杯。

中山競馬場の芝2000mで行われますハンデ重賞は、ここを勝利して王道路線に臨んでいきたい一戦になっております。

1番人気になったのはエピファニー。

必走要素等を持たない1番人気でしたので「エピファニー、末脚届かず」と予想しました。

エピファニーはその予想に反して、アレすることができたでしょうか?





エピファニー、末脚不発の11着に終わりましたね。

位置を取りに行った分、さらにしんどくなったかもしれません。

エピファニーの今後は未確認ですが、美浦(関東)のお馬さんですので新潟大賞典での巻き返しはいかがでしょう?


【新潟大賞典(ハンデ重賞)】
5月5日(日・こどもの日)新潟競馬場 芝2000m


さらに、先週の土曜日(13日)に行われました愛知杯。

その名の通り中京競馬場の芝2000mで行われます牝馬によるハンデ重賞レースですが、今年は阪神競馬場スタンドリフレッシュ工事の影響で小倉競馬場で行われました。

1番人気になったのはミッキーゴージャス。

必走要素等を持つ1番人気で、鞍上も川田将雅騎手でしたので「ミッキーゴージャス、稍軟の馬場も苦にせずに差しきって勝利」と予想しました。

なお、私の買い目もミッキーゴージャス。

でしたが、複勝がワタクシの基準を下回りましたので、残念ながら購入はお見送りになりました。

果たして、ワタクシはレース後に泣きを見ることになるのでしょうか?





ミッキーゴージャス、まくりを決めて3連勝を飾りましたね。

複勝の購入基準、もう1つ緩めようかなぁ(泣)

で、ミッキーゴージャスの今後は未確認ですが、どこまで連勝を伸ばすのかムッチャ楽しみです!


アレか、アレ以外か! ~矢吹京介のヘビーなスコーピオン

最後に、先週の日曜日(14日)に行われました日経新春杯。

京都競馬場の芝2400mで行われますハンデ重賞レースで、春の天皇賞につながっていきます。

1番人気はブローザホーン。

必走要素を持たない1番人気でしたので「ブローザホーン、末脚届かず」と予想しました。

ブローザホーンはその予想に反して、この2月で定年を迎える中野栄治調教師に勝利を捧げることができたでしょうか?





ブローザホーン、差しきって勝利することができましたね。

しかも心房細動からの見事な復活に、1990年東京優駿<日本ダービー>ばりの『ナカノ・コール』(※)が京都競馬場がある“淀”の空にこだましたとか !?

そのブローザホーン、前哨戦を挟むかぶっつけになるかは未定ながら天皇賞(春)に臨む模様です。

当日の状況次第ですが、天皇賞(春)は狙ってみますか!


1990年の東京優駿<日本ダービー>で起こった、世界レコードとなる19万6517人の観客が勝者のアイネスフウジンと鞍上の中野栄治騎手(当時)を称えた大合唱


【天皇賞(春)(G1)】
4月28日(日)京都競馬場 芝3200m


【その他重賞等の1番人気馬】
1月7日(日)フェアリーS(重賞):スティールブルー、末脚不発の4着

1月8日(月・成人の日)シンザン記念(重賞):エコロブルーム、ノーブルロジャーに差し負けて2着

1月14日(日)京成杯(重賞):ジュンゴールド、末脚不発の12着


そういうわけで、特に山川選手FA移籍の人的補償は物議を醸しましたが。

人的補償をやめて、FA移籍で選手を獲得した球団は翌ドラフト会議でその人数分だけ上位指名権を剥奪される、そんなシステムはどうでしょうと思う矢吹京介でした。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!


【今週の注目レース】
1月21日(日)東海ステークス(京都競馬場11レース)

1月21日(日)アメリカジョッキークラブカップ(中山競馬場11レース)




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