藤の花が咲いていました
近所をフラッと歩いていたら
あまりにも綺麗だったので
見惚れてしまいました
先生との出会いについて
今日はお話したいと思います
先生に初めて会った日のことは
今でも空気ごと覚えています
あの頃の私は
占いをしてもらっていた先生に頼まれて
そのお手伝いの仕事をするようになっていました
2年くらい続いたかな
横に座って
先生のタロットカードと、その人を一緒に見る役目
先生の切ったカードと、その人を、
私がもう一度つなぎ直す役目
そんな立ち位置でした
「あなたがいると、見えないものが見えるから助かる」
そう言われて
自分の力が誰かの役に立つなら、それでいい
その時の私は、ただそう思っていました
でも今思えば
少しずつ、消耗していたんだと思います
離婚の前後から
私の感覚は、急に鋭くなっていきました
見たくないことまで、分かってしまう
人の感情や、抱えているものが
言葉より先に、情報みたいに入ってくるようになって
怖さや不安が
そのまま、ガーンと胸に落ちてくる
うまく言えないけれど
四角いかたまりみたいになって、体の中に入ってくる感覚
占いの手伝いをするたびに
人のものまで全部、自分が受け取っているようで
正直、しんどかった
辞めたいな、と思っても
なぜか抜けられなくて
流れに引っ張られるみたいに
ただ、そこに居続けていました
そんな時に紹介されて
連れて行ってもらったのが、先生の家でした。
人が集まる家、と聞いていたけれど、私たちの時間はほとんど人もいなくて
占い師の先生の家族と、私と娘くらい
特別な場所というより、
どこにでもある普通の家
生活の匂いがして、
なんだか少し、ほっとする空間でした
そんなふうにして私は
先生のいる家へ向かったのです
その日が
私の人生を変える出会いになるなんて
まだ知らないまま…
