猛暑の中、躊躇したのですが出かけてきました。
明治神宮です。
「この暑い中、わざわざ外出しなくても」と家人に言われたのですが長時間直射日光を浴びる訳でもないので外出しました。
明治神宮は結構な人出でした
参拝者(観光客?)の8〜9割は外国人でした。
鳥居の柱には柵が施されていました。なぜ?
近寄ってみると
酷い事をする人間がいるのですね
今年の5月にもイスラム教徒のガンビア人が神戸の神社の賽銭箱を破損する事件がありました。
一神教原理主義者の行き過ぎた解釈だと思います。
もし、日本人が外国に行ってモスクを破壊したら重い刑罰が課せられると思います。
(その前に周囲にいるイスラム教の人間にリンチにあって死んでいるかもしれません)
日本に来ての「十字軍」のつもりなのでしょうか?
7月30日は明治天皇祭です
明治天皇が崩御した日です。
それから45日後の9月13日、大喪の礼が終わった後に赤坂の自宅で乃木夫妻が殉死したのです。
このニュースは世界中を駆け巡り、翌日のニューヨークタイムズの1面に掲載されただけでなく2面は殆どが乃木将軍殉死の記事でした。
ちなみに明治天皇の誕生日は11月3日です。
敗戦前(正確には昭和22年まで)は明治節という国民の祝日だったのですが左翼勢力によって(GHQに忖度して?)、現在は「文化の日」と名前を変えられて存続しています。
参拝の前に訪れたのは「明治神宮ミュージアム」、初来訪です。
原宿駅方面から明治神宮の鳥居を通って、拝殿に行く道のかなり右手前に建てられています。
「明治天皇と乃木大将」という展覧会です
招待券が届いていたので「ぜひ行かなくては」という気持ちでした。
先日、赤坂の乃木神社の鎮座100年祭の寄付をしたので、それで招待券が送られて来たのだと思います。
明治天皇祭と乃木夫妻の殉死の時期に合わせた企画だと推測されます。
参道からは少し外れた場所なので、外国人観光客はまず来ない静かな場所です。
常設展には明治天皇ゆかりの品などが展示されていました。
(撮影禁止でしたので以下は公式サイトからの引用です)
明治天皇皇后両陛下が乗車した馬車
6頭立てです。
イギリス製とのことでした。
明治天皇が使った鉛筆
短くなるまで使われ、ご自身で削ったようです。
崩御後に殉死されるくらいなので、明治帝と乃木大将は相当に深い関係があったのだと思われますがその辺りは詳細には分かりませんでした。
色々な書物に詳しいと思います。
乃木大将に関してはやはり乃木神社の資料館の方が詳しいと感じました。
新しい発見がありました。
西南の役(西南戦争とも言います)の前年、明治9年に福岡県で「秋月の乱」が起きています。
西南の役と同じく明治政府の旧武士階級に対する対応(俸禄の廃止や廃刀令など)に秋月藩藩士の一部が決起した事件です。
この秋月の乱に乃木希典氏は指揮官として参戦し、見事に平定しています。(今回の展覧会の年表に記載されていました)
この福岡県の秋月藩の藩主の直系の方に僕が東大病院の研修医時代にお世話になりました。
「◯◯先生のご先祖の藩士と乃木希典氏は戦ったのですね」と思うと少しだけ胸が熱くなりました。
2階の休憩場所
とても素敵な場所です。
カフェが併設されていれば申し分ないのですが。
調べてみると、このミュージアムは令和元年にオープンした新しいものでした。
デザインは隈研吾氏、それっぽかったですね。
休憩場所から参道方面の風景
緑が良いですね。
展覧会を見終えた後はもちろん参拝のために拝殿まで歩きました。
拝殿までの参道も外国人だらけ、マナーの悪い人達も見受けられました。
神社は基本入場料を取らないので観光客が押し寄せるのでしょうか?
鳥居を傷つけられた事もあり、何らかのマナー遵守の強制措置も必要だと思います。
神社はあくまでも神聖な場所です。
「郷に入っては郷に従え」ですよね。