猫の入れ墨切除モニター6ヶ月後 | kyoritsu-utsunomiyaのブログ

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またまた入れ墨のモニター患者様です。

切除縫合しました。

黒以外の色はレーザーでは完全には消せませんので、定番の切除縫合です。

黒だけではないので、切除を希望されました。猫の入れ墨の周辺に入っている黒の小さな十字模様はレーザーで消すことにしました。

切除した入れ墨の皮膚、実際に切除するのは皮膚だけでなく脂肪層も含めて切除しないと縫った部分が平坦になりません。今回は1回だけで切除が終了です。

1週間後の抜糸直後の状態、結構皮膚の引きつれ感があります

傷を目立たなくするための3Mマイクロポアテープを貼付します。このテープは3ヶ月は貼付してもらいます。傷の周囲はテープかぶれが見られたので、ステロイド軟膏を処方しました。

黒い十字模様の入れ墨部分はこの後にレーザー照射(QスイッチYAGレーザー1064nm)を行いました。

約6ヶ月後、傷は赤く少し盛り上がってきました。

肥厚性瘢痕、という状態です。ステロイドテープで様子を見ます。

約6ヶ月後の傷の状態は特別きれいな傷とは言えませんが患者様は「とりあえず大丈夫です」とのことでした。

次回は1年後に検診予定ですが、その頃には傷の赤味も消えていると思います。

共立美容外科宇都宮院は手術後の検診、アフターケアも原則無料で行っています。