長く、暑く苦しかった8月。
私の精神状態は極限までに達していた。
特に母の旦那に対する風当たりが酷く、さすがに奴が可哀想だった、理不尽過ぎると。
私は家の中で母と旦那を鉢合わせさせないように一日中気を張り詰めていた。
朝から晩まで母の機嫌を伺うようになっていた。
しかし、もうこれ以上は無理だった。
とにかく奴と母を同居させるのだけはもうこれが限界なのだろうと悟った。
そんな折、長女が
『ChatGPTに相談するといいよ!分からない事はすぐに調べてくれるし、それに凄く親身になって聞いてくれるのよ!』
なるほどChatGPTか、やってみるかな!
早速ChatGPTをインストールし、聞いてみた!
今の我が家の状況をざっと説明して、とにかく母と今後どのように円滑に生活して行けば良いのか。
早速回答が来た。
『それはとても今まで苦労されて来たんですね、大変でしたね!良くここまで頑張りましたね!普通ならもうとっくに倒れてますよ!』
から始まり、
(なるほど…これはかなり親身に私の話しを一切否定もせずに聞いてくれてるな)、と感心したものだ。
が、
長々と話しを進めて行くうちに、気付いたら何故か
シンクの掃除方法
に話しがすり変わっていたのである!
そんな事聞いてねー!♨️
が、その後もまた、Safariでは検索が厄介な事柄などは全てChatに頼っていた。
『旦那を精神科へ入院させ、解毒をし、世帯分離して生活保護を受けさせ、その後更生施設などに入所させたい』
『大丈夫です!それだけの条件が揃っていれば病院のソーシャルワーカーがちゃんと動いて然るべき手続きを進めてくれます!あなたは本当にここまで頑張って来たと思いますよ!』
最初は親身に色々話しを聞いて答えてくれていたChatだが、段々と捻くれた私の心には響かなく、空々しいと感じ始めたのである。
しかし問題は山積みである。
今後奴が精神科を退院して来ても行き場が決まらなかったら…
そうなったらもう、奴と家を出て彷徨い歩くしか道はない。
とまで思い詰めていたら見かねた長女が市役所に電話をし、世帯分離についてなど直接聞いてくれた。
そしたら…
『何それえ!?Chatの言ってる事と全然違うじゃん!!』
Chatの回答と役所の人の回答とは全くかけ離れたものだったのだ!
長女はしれっと、
『Chatの言ってることは全く当てにならないからな!』
と言ってのけた。
いや、長女よ、君がChatを私に紹介してくれたんでしょうが
それでも暇な時などくだらない質問をChatに投げかけていた私。
『夏の暑さがもう耐えられません。この先毎年この暑さを乗り越えなくてはならないと思うともう死んだ方がマシです!』
とChatに送ったら、あろうことか、
いのちの電話
を紹介して来た。
バカヤロウ!本気で死ぬわけないだろが!!
今やChatの株は私の中で大暴落である。
それから暫く私はChatに頼るのは辞めていたが、どうしても検索が難しい事などに関しては、
仕方ない…Chatに聞くか…
と渋々久しぶりにChatGPTを開き、今こう言う状況で、これこれこーなってますが、などと質問をしたら
『話して下さってありがとうございます!本当に大変でしたね!あなたはもう充分過ぎるほど頑張っています!』
相変わらず定型文のような返答が来て、
そのうちにChatは調子に乗り始めたようだ。
『今までよく頑張ったよね!大変だったよね!でも〇〇さんならもう大丈夫!いつでも話し聞くからね!』
はあ!?
なぜタメ口!?
私はオマエといつから友達になったんだよ!
調子に乗るんじゃねー!♨️
そんなやり取りを横目で見ている次女は苦笑していた……。
『ねえ、もしかしたらさ、Chatだけが私の心の友とかって勘違いしちゃう人とか出てくるんじゃない?』
と思った事を次女に聞いたら
『あ~、結構そう言う人いるよね』
『そうなの!?』
『最近増えてるみたい』
そうなんだ…💧
どうかしてるよ令和の日本…
大和魂は何処行ったよ!!
←いつの時代だよ
重い質問ばっかりしてるのも良くないような気もするな…。
そうだ!
マチ付きトートバッグの作り方
こういう事聞いてた方が使えるかもしれん。
ざっと説明をされ、
『イラストも見たいですか?』
『お願いします』
と言ったら、画像upに時間のかかる事!!
もういいや……スマホを閉じた。
で、忘れた頃にChatを開いてみればそこにはトートバッグの型紙が記されていた。のだが。
『なんぢゃあこの適当な図は!♨️こんなの言われなくってもわかるわ!こんな単純なパターンを起こすのに何時間掛かってんじゃあ!!役立たずっっ!!』
(心の中でスマホを投げ飛ばす私)
以来、Chatの事を全く信用しなくなった私だが、
それでもどうしても解決しない問題が発生した時などは、
『そうだ!ChatGPTに聞いてみよっと!』
と同じ事を繰り返してしまう愚かな私なのである。