1月28日の精神科受診日。
一時のビッグウェーブは何処へやら、奴はほぼ元通り元気になっていた。
『着いてこなくても良いよ』と言われたが、そう言う訳にもいかぬ。
その日の病院はビックリするほど空いていた。
待ち時間も殆ど無く診察室へと呼ばれた。
『その後如何ですか?』
『前回の診察の後、急に回復して元に戻ったんです。でもその後一週間後くらいにはまた大きな波が来て…様子がおかしくなってしまったんです』
『その時の記憶はありますか?』
『あります』
『分かりました。やっぱり完全に回復するまでに何回かは波があると思います。三寒四温と同じでね、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら回復して行くんです』
『そうなんですね…。なんか、波が来た時にどんな対応をしたら良いのか分からなくて、、』
『難しいですよね』
『でも実はバイトを決めてしまって…』
『そうですか、まあバイトとかするのも一つの手ですよね、回復までの』
『そうですけど、また具合が悪くなったらどうしようかと…』
『その時は奥さんの言うことを優先して、無理は絶対にしないでください』
『分かりました』
『睡眠の方はどうですかね?』
『デエビゴが効くまでに凄く時間が掛かってしまって』
『そしたらもう少し量が多いのに変えましょうかね?』
『でもなんか、朝起きた時に薬が残るって言うんです』
『そしたら早い時間から飲んでも大丈夫ですよ、それかお薬変えてみましょうかね。ロゼレムとかラメルテオンって言うやつですけど』
ロゼレム!?
それは何年か前に母が処方されて、ぜんっぜん効かなくてほぼ無睡になって、駅でぶっ倒れたと言う、
あの伝説(!?)の!?www
(母がぶっ倒れた話し参照)←めんどいのでリブログはしない(笑)
『あの~…例えば、超短時間型とか、そういうのは…』
『それでも良いですけどね…効くか分からないですよ。それに結局お薬にも慣れて、段々と量が増えて行ってしまうと思いますよ。』
『う~ん…』
『もうね、そう言ったお薬は飲まない方がいいんです』
『…ベンゾジアゼピンですか?』
『そうです。あのお薬は作用がお酒ととても良く似ているんです』
『そうなんですか!?』
『そうです。だから結局は今度はお薬に依存してしまうんですよ。だからもうあの手のお薬は出しません』
言い切られた!!(笑)
『分かりました』
次の診察日の予約を入れ、診察室を後にした。
薬は結局ラメルテオンを処方された。
『もうさ、薬だって効くと思って飲まなきゃ効きやしないんだよ』
『そうだね』
『でもさ、前はあんなに薬出してくれたのに、何で全然出さなくなったんだろね?』
『さあ…』
私だってそんな強い薬を毎日飲んでもらいたい訳では無い。
私が恐れているのは、睡眠不足であちこち行ったりバイトしたりで、
またビッグウェーブが来たら困る!!
と言うことだ。
家に帰ってからも次女に、何故に薬を出してもらえなくなったんだろね?と同じ疑問をぶつけてみたら、
『前にさ、私と父さん二人で外来行った時あるじゃん?あの時も先生言ってたけど、入院してすぐから薬くれ薬くれって、すんごい睡眠薬を求めてたらしいんだよ』
『そうなの!?』
『だから既にその時には依存してたんじゃない?』
『なるほど、、まあ、一睡も出来てない訳じゃないからいいか…』
結局。
その日の夕食後からラメルテオンを飲み始めてみたものの、案の定全っったく
効かず(笑)
ここから暫くは睡眠不足生活でやって行く事になる。
しかし、夜は眠れないと騒いではいるものの、夕方以降など、リビングでゴロゴロしながら結構うつらうつら、時には『ぐ~…』と寝ている事が多々目撃された。
朝も早く起きなければならない日等はアラームをかけているが、起きれず。。
何だかんだ、一睡も出来ないって事は無いんだよなあ…。
眠りは浅そうだが、ちょいちょい寝てるし…。
2月2日。
今日旦那はハローワークへ行かなければならなかった日。
『寝れなかった』とボヤきながら早朝に家を出た。
そして昼間にはLineが。
『寝れないので今日2時から予約取ったので病院に寄ってきます』
夜眠れないのが余程堪えたんだろう、奴はもう一度先生に泣きつくようだ(笑)
なんでも無理に寝ようと布団へ入ると、身体中が痒くなるのだそうだ。
眠りに対するプレッシャーから精神的にも来ているようである。
夕方やっと帰って来たので、
『どう?なんか貰えた?』
と聞けば奴は私に新しい薬を見せて来た。
ベンザリン!?
え、だって、これって…
フルニトラゼパムの親戚じゃん。°(° ˆᴗˆ °)°。
せんせー!!
もうベンゾジアゼピン系の薬は出さないって言い切っただろが!www
『これなら依存しにくいんだって』
そんなアホな(笑)
『こないだもらったラメルテオンと一緒に飲めって言われた』
『はあ!?』
何が何だかわからぬ、、、
そうして、夕食後にはその薬を飲んだのだが。
あまり効いてはいなさそうだったのである。
しかし、睡眠が足りていないせいか、奴の声はか細く口の中でもにょもにょと喋り、常にゴロゴロ寝転がっている様はまるで、
酔っ払い風味!!
ではないか。
『眠いなら上行って寝なよ!なんか酔っ払ってるみたいじゃないよ!』
『飲んでないし…』
『あとさあ、布団入ってすぐ電気消して寝ようとしてるでしょ!それじゃ寝れる訳ないよ!予めお部屋を温めておいて、で、本かなんか読んで横になってた方が寝落ちしたりするから!』
『そうだよね…』
早速奴は部屋に行き暖房をつけ、暫し後部屋に引き取っていったものの、、
『寝れない』
1時間後に降りてきた。°(° ˆᴗˆ °)°。
結局何時に寝たんだか知らないが、翌日は昼を回っても起きて来なかったのである。
ただの昼夜逆転じゃん!♨️