8月。
採血の結果が出るまでの二週間、とてつも長かった…。
旦那が毎日家に居る為に母の機嫌はすこぶる悪く、口論にならないよう私は母との時間をなるべく持たないよう日々務めた。
恐らく母は軽度の認知症だ。
母は自分でも言っている程の意地悪な性格が益々パワーアップし、腹を立てても仕方がないがそれでも一度だけ母に対してキレてしまった。
その後私は謝った♨️シブシブ
母と会話をしていても全く話しが噛み合わず、多分母は私が言ってる事も殆ど理解出来ていないのだろう。逆に母が言ってる事も何を言ってんだかちんぷんかんぷんだ。
認知症がかった母と、アルコール依存症の旦那。
おわかりいただけただろうか、
私の苦悩を。
流石に私も病みそうに……
奴はその間酔っ払い、夜中に階段から落ちたと言うか転んでしまい右足の親指を怪我してしまった。
更に足が不自由になり、殆ど外へ出かける事が不可能に。
それでも何とか苦悩の波に飲み込まれず、血液検査の結果を聞きに行く日が到来した。
検査結果が表示されているパソコン画面を覗き込んだ。
『まあ、悪いと言えば悪いですね、カリウムもまあ悪いけどこれくらいなら、』
『それはまあ、お薬を飲んでますので…』
『えっ、薬飲んでてこの数値かぁ!』
ヤダ先生、飲んでないと思ってたのかしら😅
『じゃあ余り良くないですねえ~…』
『やっぱりカリウムが原因で手足が?』
『カリウムって言うか、まあ要は飲み過ぎですね!全体的に数値が良くないですからね!飲み過ぎによる末梢神経障害ですね!』
よ、良かった…
新たなる脳の病気じゃなくて、、
『お酒を止めれば治るんですか?』
『ええ、良くなりますよ。入院は考えてますか?』
『9月に入ったら入院させようかなって思ってはいますが…。なんかでも、断酒する度にどんどん頭がおかしくなって行くような気がして…』
『それはね、断酒で変になっているんじゃなくて、スリップしちゃうからなんですよ!断酒してスリップしてを繰り返してどんどんおかしくなっちゃう』
『そっか~…』
『セリンクロはどうしますか?効いてますか?』
『なんか、あのお薬あんまり体に合わないって言うんです』
『体の中が痒くなるみたいな』←旦那
『じゃあ止めておきましょう!』
奴は意外に薬に弱い。
他の内科的な薬でも薬疹が出ちまうといった厄介な体質なのだ。
ああそうか、もしかしたら元々酒も体質に合わなかったんじゃ…🤔
一時奴は、酒は止めない、と断言していた事がある。
しかし、もうこうなってくればそうも言ってられない。
なんせ体が動かなくて仕事にも行けないんだから。
『じゃあ次は9月18日で良いですかね?』
『はい』
『あ、後ね、消化器内科で肝硬変かどうかを調べてもらって下さい。代償性肝硬変ならまだ大丈夫ですが、非代償性となるとね、色々と大変ですから』
『そんな簡単に調べられるんですか?』
『ええ、エコーとかで調べられますよ』
『てっきり肝細胞を取るのかと思ってて』
『そこまでやる時はね、癌の場合ですね』
『そうなのかぁ!』
『それはなるべく早めに受けといてください。じゃあまた次回18日にね』
『はい、ありがとうございました』
よし、次回18日までに入院を決めよう!!
その前に救済施設にまた面談してもらおう、奴も含めて…。
たとえ退院してもまたスリップを心配しなければならないし、母も奴の顔も見たく無いだろう。
…家ではもう面倒見切れない…。
救済施設で面談をして、それから具体的に今後どうするかを固めて行こう!