11時前には奴の入院している精神科病院へ到着した。
そこの看護師さんから開口一番
『随分ハデにやらかしましたね~(笑)』
と言われたが、そんなに!?
病院から救急車を呼ぶ前に荷物の整理をし、奴に再会した。
奴はいつもと変わらぬ様子だった。
『どっか痛いとかないの?』
『ないよ』
『いつ転んで頭打ったの?』
『さあ~~~、何回か転んだけど…外で転んだ時に打ったかも』
『いつ?7月頃かな?』
『でもそんな強く打ってないよ』
こんな感じでやり取りし、奴は救急車が来る前にタバコ吸ってきて良いか聞いてたが勿論ダメと言われた(笑)。
しかし、
荷物の巨大な事!!
全部合わせたら10kgくらいあるんじゃなかろーか。
精神科の入院と言うのは他の科の入院と違い、
なんて言うか生活に近いんだろうなと思った。
もし転院先で、荷物持って帰れとか言われたらどうしよう、しぬわ
まもなく救急車が到着し、ストレッチャーに乗せられる旦那。
看護師さんと私も乗り込み、そこへクソデカな荷物を乗せたら中はぎゅう詰め状態だ
電車であれば3回は乗り継ぎをしなくてはならない、家からはかなり面倒な場所にある病院だ。
車なら15分くらいあれば着いちゃう♪
(帰りはどーすんだyo)
奴と救急隊員、看護師さん達は搬送口から、私は救急外来口から別々に中へ入った。
経験上、ここから物凄く待たされる事を知っていた私であったが意外にもせいぜい20分くらいで呼ばれた。
『こちらお渡ししますね
』
看護師さんから精神科病院の退院証明書を渡された。
そうか…退院になっちゃうんだ🥲
看護師さんはここで元いた病院へ帰って行った、タクシーで
勿論こちら持ち…。
ここでの主治医となる先生から画像を見せられた。
分かる…分かるぞこれは…素人の私でもこの頭の中の異常性が!!
脳の半分が真っ黒!!!
『ここですね、これが全部出血して脳が隠れてる所です』
『こ、こんなに
』
『ここまでなると手術で血を取らないとですね、脳の右側ですね。頭のここら辺だけ髪の毛を剃って、ここに局所麻酔を打ちます』
き。
局所麻酔!!??
『で、そこをドリルで穴を開けて、血を取って水を入れてうんぬんかんぬん』
ギョエエエーッ!!!
たかだか親知らずの抜歯をする為だけに静脈麻酔でやってもらった私には(1年半くらい前)、話を聞いてるだけで卒倒しそうになった。
ウウ~~~ン、ブクブクブク。。。
『もしかして、左手脚が不自由なのはそのせいですか??』
『う~ん…いつ頃からでした?』
『……左手は冬くらいからです……』
『ん~…何とも言えないですねぇ…』
そうだよな…冬から出血してたとは思いにくいよな…
『今日手術やっちゃいたかったんですけど空きがなくて、週明けでも良いですか?』
『それは良いですけど、その日は付き添ってないとダメですか?』
『それは大丈夫ですよ、ただ何かあった時に連絡が取れないと困っちゃいますけど』
『それなら誰かしらに取れるようにするので大丈夫です』
『手術は40分くらいで終わります。そんな難しい手術ではないので。ただ、肝不全とかある患者さんですと血が止まらないとか、万一と言った場合もあって…』
『はあ』
『前にそれで、ちょっと思い出したく無いような事があって…』
ははあ。
誰か手術後に死んだな??🤔
『分かりました』
万一死んだとしても、仕方の無い事ですから。
とは言わなかった。
お医者さんにそう言う事言っちゃダメだよね。
奴はHCUに通されていた。
酸素に心電図、更にはオムツを履かされて物々しい事この上ない。
ここでの入院グッズは洗顔用具とコップだけ
やはり
精神科の入院は生活
ここでの入院は治療
なんだなって事を思い知らされた。
心配していた大量の荷物はお願いして、数日の間預かって頂くことに。ありがてぇ…。
『週明け月曜日が手術ですけどこちらに来られますか?』
看護師さんから聞かれたが、
『いえ、来ません!仕事行きます!』
『えぇっ!?そ、そうですか』
何故か若干引かれてしまった
いや仕事休んでる場合じゃないし

旦那は名残惜しそうな顔をしていたが、私は心底疲れていた為早く帰りたかった。
奴には手術の翌日に来るからと告げ、入院受付を済ませ、保証金は8万円だった…。
転院か…。
2回も入院しちゃって…入院保険の手続きも面倒そうだな~~~…。
実はダブルワークも決まっていたのにこれはちょっと…落ち着くまで無理そうかも
しかし、不安がってても仕方ない。
一つ一つクリアしていくしかないんだし、
明日も朝から仕事だし(術後何も無ければ)、
ま、なるようになるでしょ!!