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怒涛の6年

旦那のアルコール依存症→精神科外来→離脱せん妄→借金地獄→断酒→スリップ→精神科入院→現在



手術から3日後。

私はクソデカバッグを受け取るべく、再び精神科病院を訪れた。

『病棟へお上がりください』

と受付で促され、奴が入院していた病棟へと上がった。

看護師さんからクソデカバッグを受け取り、

『大変でしたね、僕ご主人の担当をしていた看護師なんですよ』

『そうだったんですか?その節は大変お世話になりました』

『いえいえ。再発しちゃったんですね、』

『はい、何でですかねぇ?』

『僕が思うには、多分血腫を取り切れてなかったんじゃないかなって思って』

『そんな事ってあるんですね』

私も慢性硬膜下血腫 再発 を調べてみたが、全て綺麗に取り去れば再発は免れるらしい、

『ありますね』

看護師さんは精神科所属とは言え、硬膜下血腫について詳しく知っていた。
さすが頼りになる。

それにしても。

慢性硬膜下血腫の治療って、なんか虫歯の治療に似てるな!!

と思うのが私の見解である。

前回は入院してから退院まで12日くらい。
今回は入院したその日に手術してるし、こないだより早く退院になるかもしれないな…


この日は申し訳なかったが、長女の相方さんの車で送迎してもらっていた。

そのまま精神科病院を後にし、脳神経外科病院まで連れて行ってもらった。

長女にはクソデカバッグを自宅まで送り届けてもらったから今回は助かった。

長女は特に旦那に会いたいという気持ちは無さそうだったので、奴には面会せず帰って頂いた。

病院についてからまたしても保証金を支払い、病棟へ上がった。

病棟では手術を終えた奴がベッドの上にスマホで遊んでいた。

『ここテレビ繋げられないんだって』

『ええ~?せっかくテレビカード買ったのに、、』

お、左手がややゆっくりとだが動いている。

『手、動かせるようになったじゃん、もう再発しないでしょうねえ』

『先生が今回はもうバッチリ😀だって言ってた』

ホントかよ(笑)

『家からありったけパンツ持って来たから!私忙しくてしばらく来れないから』

私は本当に多忙だった。
仕事に加え、健康診断やらダブルワークも決まり、派遣だがそこの派遣先との面接やらなんやらで毎日休みなく動いてて疲れてるのだ!

自慢じゃないが、私は人一倍体力が無い上に、人一倍怠け者である。

本当は仕事量など増やしたくないが、背に腹はかえられぬ。

 それにしても……
入院している患者さん達、お年を召した人が多いな。

脳神経外科に限った事ではないかもしれないけど、皆さん体の自由もきかないみたいだし看護してる側も患者さんも大変そうだな。

旦那なんか若い部類なのだろう。

まあ、精神科も何かこう違った意味で大変そうだったけど…。

『じゃあ私暫く忙しくて来れないけど、頑張ってね』

と本人からすれば何を頑張るんだか分からないような事を言ってから病院を後にした。

いつまでこんな事続くんだろ。

次の転院はいつになるんだろ、こんな事で本当にダブルワークを始められるんだろうか。

帰りは不安な気持ちを抱え、電車を乗り違え(何回乗り違えてんだ😅)帰宅したのはかなり遅くなってからだった。

つづく