こないだ


自分で書いたブログ記事がつながっていることに
あとから気付いた




4月14日の記事⬇️

https://ameblo.jp/kyonmama3104/entry-12845451987.html



3月23日の記事⬇️


https://ameblo.jp/kyonmama3104/entry-12847506971.html





4月14日の記事のスクショ⬇️



これは

『FREESTYLEII』作品集インタビューでの

智くんの言葉。



で、3月23日の記事のスクショ⬇️




こちらは

『FREESTYLE2020』作品集インタビューでの

智くんの言葉。




『FREESTYLEII』と『FREESTYLE2020』

智くんの何が違うのかが

インタビュー読んでいるとよくわかる。




『FREESTYLEII』インタビューでは繰り返し

「描きたいものを描く」

と語り


『FREESTYLE2020』インタビューでは

「描きたいものがない」

「描きたいものが思いつかない」

と語っていて



こうして比べた形でみると


智くんにとって

描けない状態というのは

描きたいものがない状態


なんだということが

よりわかる





2020年12月31日『This is 嵐 LIVE』

23時59分59秒のきわのきわまで



嵐として

嵐の大野智として


人のため

ファンのために


生き抜いてきた彼




『FREESTYLE』

一番はファンのみんなに伝えたい、かな。

ファンのみんなを勇気づけられるような、そういうことがしたかったの。



『FREESTYLEII』

元々、やっぱり被災地で個展ができたらいいなってところが始まりだから。

(FS2020作品集のなかで、FSIIの頃を振り替えり)

『FSII』の時はそのことばっかり考えてたから。ファンのみんなが見たいものは?前回よりよいものを!ってことしか考えてなかったから。



誰かを想う

そういう想いで開催してきた個展。



でも


ずっと描いてきた経緯自体は自分のため、だったと思う。だって「描きたいから描いた」んだもの。



そんな智くんが


ファンのために描いて、ファンのために開催した

『FREESTYLE2020』。












ゴールデンウィーク。


4年前、2020年の今頃は智くん、大型細密画を描いてた。




Voyage OHNO’s Diary にて


4月25日

(世界地図の絵を指しながら)あ、これね、これ失敗。今日塗り潰す。描いてみたけど、何だコレって感じだから。フフ。


智くんの後ろに

大型細密画の元絵である世界地図が見えるんだけど、まだ色はついていない、ペンで描いた状態。これもなかなか時間かかったんじゃないかと思えるクオリティー


でも

躊躇なく塗り潰す、と語る智くん。





作品集インタビューで


今回は大きなキャンバスを3枚用意したから、と。

パグちゃん描いて、ジャニーさん描き終わって、あと1枚は家で描いていた抽象画のデカい版を気軽にやろうと思っていた、と。


一回、世界地図を枠取って…海の部分は青か黒か、その2色で染めて。陸の部分をいろんな好きな色を入れて。それで世界地図っぽくしようと思って、ペンで陸の部分だけ枠取ってみたんだけど…すぐ消して。


ここまで構想を練っていたにもかかわらず、

すぐ消してと。


「これはダメだ…」と思って(苦笑)。アクリル樹脂を垂らしまくって、黒ベースでそれを伸ばして、乾かして。それでも、何描こうか迷っていて。



大型細密画のその黒ベースから

所々、青赤黄の色がぼんやりと見えるのはこの時にアクリル樹脂を垂らしまくった色、よね。



2020年。


個展のため、集中して描くための倉庫が整って3月からパグちゃん描き出して、ジャニーさん描いて。前年の秋頃からは家で抽象画も描いていた。


それでも


まだこの4月末。

何を描くか、なかなか見えてこない智くん



でも、そのあと。

5月4日日付の Voyage 映像では大型細密画がだいぶ仕上がってる


でもね、毎日描いてるけど、よう…今、描くモードだね。なんか…モードには入ってるね。(肩を押さえながら)痛いもん。



この4月25日から5月4日までの約10日間の間に

ようやく描くモードに入っていくことができた感じよね。




作品集インタビュー。

右下のグラフィティは割と終盤に描いた、と。

あれに取り掛かってる頃に、もう一段階細い''極細ペン''っていうものを見つけて。もう、それを持っちゃったもんだから…(笑)。


ー出会ってしまった(笑)。


そう。やっぱり好きなんだろうねぇ、細密画が(笑)。



一個のもの(ネタ)に対して、極細ペンで描きまくってるのもあるんだけど(笑)。それだと終わらなくなるから、とりあえずは、まず全体を埋めていって。そこから最後、極細ペンでひたすら隙間を埋めていったんだけど。それは楽しかった。





Voyage 映像の5月7日日付

大型細密画右下のグラフィティの上にある目。その左上あたりを智くん描いているんだけど、たぶんこれがその''極細ペン''だなぁと思って。


グラフィティ自体の中も目の中も作品見るとホント、ほっそいペンでひたすら埋めてるもんね。


「それは楽しかった」んだねおねがい


 


インタビュアーの米川さんが

制作中の大野くんを見かけたスタッフから''ちょっといつもと違う雰囲気というか、相当集中して描いてた''と、聞きましたよ。って。


パグを描いてる最初の頃はね、2〜3時間で帰った時もあるし、昔みたいなハングリーな自分には戻れないんだなって思ってたんだけど。徐々に…だいたい昼の12時から、長い時は8時(20時)ぐらいまで、ぶっ通しで描いてたりして。


気がついたら、もう暗くなってる…みたいな時が何回かあって。それはね正直うれしかった。「あ…この感覚、懐かしい!」って。『FSI』の時の、制作してた頃の、まだ何にも縛られてないあの感覚で、できるじゃん!って。



この

昼の12時から夜8時ぐらいまで描いてた話しは

当時、

個展開催発表されたあとの嵐インスタライブで

翔くんが描いてることについて智くんに聞いてくれて

その時智くんが言っていたのをよく覚えてる。



それがすごく嬉しかったんだよなぁ。



そして Voyage 映像、5月10日

出来た!と。

この、出来た!って言う智くんが可愛いよねぇおねがい



作品集で

大型細密画にかかった時間は2週間くらいと。

4月25日から5月10日まで15日、約2週間。



4年前の2020年は

今のこの時期が一番、''描くモード''だったんだね。



最終的に描き終わったのが5月12日、

銀の縁取りを入れて仕上げたのが5月18日。







でも…不思議だな、と思うんだけど

米川さんがいやぁ…すごい作品ができましたね。

って言うんだけど、智くん

どうなんだろうね…自分では分かんないんだよなぁ。

って言うの。



いやいや、すごい作品じゃん?



『FSII』の時のまだ何にも縛られてないあの感覚でできるじゃん!って。


『タツノオトシゴ』の時の感覚と一緒だった。いやぁ…だから、十数年ぶりじゃないかな。それこそ、フィギュア100体作ってる時とか…。

あの頃の感覚に戻れた事を

あれは若い時のハングリー精神だったのかなって思ってだけど、そんなこと全然なかったんだなって…思えたね、少し(笑)。


それはね、自分でもちょっとうれしい。



こんなふうな感覚になれた

あきらかに大作


なのに


でも、面白いよね…今、もうあんまり興味ないんだよ。

なんでだろうね(笑)?仕上がった3日間ぐらいなんだよなぁ、充実感、満足感で見ていられるのって。


ジャニーさんの絵はずっと見ていられるのに

パグと細密画は、そうない、と。


それが、智くん本人が自分でも分からない感覚であることがちょっと興味深い。


米川さんいわく、
描き上げるまでの過程があれば、それでいいのかもしれないね。





でね。

作品集インタビュー最後の方で、
またキャンバスを注文しちゃった、と言う智くん。

たぶん、色をやるだけだと思うけど…
と、抽象画を示唆する。

ー''色をやる''のが今、楽しいんですね。
それが一番、気が楽で、楽しい。無心になれるっていうか、考えないでやってるから。



無心で色を楽しみたかったんだね。



ジャニーさんの肖像画で、
何の色を入れていいか、分かんなくなっちゃうんだよね。色ってやっぱり難しいなぁ、ワンパターンになりすぎてもなぁ、かと言ってバランスよすぎてもなぁ、とか。と色の難しさを語ってる。



ここをあらためて読んでて、思い出したのが
2008年『美術手帖』。
これもインタビュアーは米川さん。

『タツノオトシゴ』について
それは''描く''というより''思考する''感覚に似ているという。普通に人間ってボケ〜っとしながら何か考えごとをするじゃないですか。(中略)そういう時って考えが止まらないでしょう?それと一緒で、ボ〜ッとしてると手が動いてる感じ。



''思考''と''無心''。


2020年12月31日以降

智くんにとって一旦、無心になれることが
一番大切なことだったのかもしれないなと思って。




『5×20ツアー』を全力でやり切り、
『FS2020』で描くことができて、
『This is 嵐 LIVE』穏やかな笑顔で「またね」と告げたあと、


無心のなかで
見える景色をただただ、見て。受け入れたかったのかな


なんて

また、智くんの奥へと
想像を重ねてみるゴールデンウィーク初頭。