嵐曲を聴いている時


『We can meke It!』とか
『Lotus』とか





ライブでの披露はほとんどなかったけど

智くんのフェイクが堪能できるシングルって



なんかそれだけでテンションあがる。




智くんのフェイク聴いてる瞬間

智ワールドに誘われて…浸る感覚が幸せで。


ホント

一瞬で智ワールドに惹き込まれるの


聴くたび

はぁ…なんて綺麗な歌声…って、毎回呟くもんw





そうしたあと

『Miles away』を語る智くんを思い出す。

自分じゃなく

メンバーのフェイクに重きを置く智くんが

なんか良くて、あぁ…やっぱ大好きってなる



『Are you Happiy?』パンフレット

今回なんでこの曲を選んだか?っていうと、結構歌詞というか…フェイクを重視したかったの。っていうのは、他のメンバーのフェイクとかってあんまり聴いたことないなぁと思って。やっぱり、今まで歌割りがパターン化してたところがあるから。フェイクっていうと、俺が多かったりとか。でもさ、それじゃつまらないじゃん(笑)。


いつもの歌割りと違っていてレコーディングスタッフさんはビックリしてた、と。


自分では結構気に入ってるけど。みんなの声が入って、自分の思い描いていた通りになったからうれしかった。いい歌になったよね。出来上がった歌を聴いて、やっぱいいなぁ!って、何回もリピートしたもん(笑)。


テンポを緩めてもらったり

どんどんフェイク入れてもらって


なんか、みんなの声が重なってる感じが出たらいいな、とか…いろいろ。そういうの考えてるのは、面白かった。




『Miles away』聴いていてホント

今までと全然違う嵐曲になってるよなぁって

あらためて思う。




「でもさ、それじゃつまらないじゃん」

今までと同じじゃつまらないという智くん。



智くんのそういう感覚が、今までと違う新しいものを生み出していく、そういうところも智くんの感性なんだなぁって。カッコいい人だなぁ。







2016年のアルバム『Are you Happy?』の

智くん監修曲『Miles away』。それを


2020年、個展開催のための創作をしている時

聴きたくなったと言う智くん。



『FREESTYLE2020』作品集

今までは嵐曲を家で聴いたりすることはあまりなかったけど、嵐がサブスク解禁になり聴いてみた、と。

なんとなくね、『Miles away』が聴きたくなったんだよ。


この仮歌の頃って、映画『忍びの国』を撮ってる最中で。撮影終わって帰って…監修曲だから、家ではこの曲をずっと聴いていて。結構、つらい時期ではあったんだよね。だから、この曲を聴くと、その当時を思い出すんだけど…もう一回、思い出したかったんだろうね(苦笑)。



創作中に『Miles away』がなんとなく聴きたくなった

それをインタビュー時に思い出して話す


なんかね、智くん

そこに思い入れがあるんだなぁって思うと

胸がきゅぅってなる。



智くんの2016年って


たくさん考えて悩んで

自分の中で密かに大きな大きな決断をして

まだメンバーにも誰にも打ち明ける前で


ひたすら目の前のやるべきことをやっていた時期。


本人いわく

あの時はもう…記憶があんまりないぐらい、もう一刻も早く自分の気持ちを伝えなきゃ!って感じで、動いてたね。




ひとつ


ひとつの


智くんの想いを大切に想いたいなぁと思う。










『FREESTYLE2020』作品集

またインタビューを全部通して読んでた。



何度読んでも飽きることがない

何度読んでも新鮮で新しい発見がある。




とにかく…描きたいものがないんだよね。


だから…今、描けなくて悩んでるんだよ(苦笑)。


描きたいものは、その期間(休止まで)の中では

思いつかないわけだよね。




思ったけど


智くんにとって''描けない''状態というのは

描きたいものがない

描きたいものが思いつかない

そういう状態なんだなって、あらためて。





2008年の『H』

ー「アイデアを思いついた瞬間」「作ってる時」「できあがった瞬間」の中で、ワクワクが最高潮の時はどれですか?

アイデアが生まれた時。イメージ映像が突然パーン!って出てくるから。



2010年『日経エンタテインメント』

絵を描くと、よく行き詰まるけど、それを含めて楽しい。特に楽しいのは最初と最後。アイデアが浮かんだ瞬間なんて、もう、ちょー楽しいもん(笑)。


この日経エンタのインタビューでは

PV撮影時にすごいいいアイデアを見つけて

うれしくなっちゃって歌詞を間違えまくった(笑)。早く家に帰ってやりたいなー、でも、まだ仕事あるしなーって。


爆笑



でね、この日経エンタのインタビュー最後に、

怪物くんの耳は、毎回30分くらいかけて作り込んでる特殊メイクで、毎回使い捨てなんですよ。だからこれを全部もらって、なんか作ってやろうと思って(笑)。


このPV撮影の時に思いついたすごいいいアイデアって、あの水彩画、怪物くんの周りのゴールド耳のアイデアかなおねがい





少し話しは逸れるけど


『水彩画 怪物くん』は


智くんが、2008年の個展後、自分なりに何か楽しいこと見つけなきゃ、と始めた『ちゃぶ台の細密画』に行き詰まった時、奈良さんに「違うのを描きなよ」「何をやったっていい。水彩とかやってみたら?」「好きなことをやれ」っていうアドバイスで


水彩で描き始めた作品。

それが


めちゃくちゃ楽しかったんだよね。


あぁ〜楽しい!ってなって。そこから、自分が本当に楽しいって思える絵を描かなきゃ意味がないなって思った。


その怪物くんを描いてる時に、次のアイデアが浮かんで早くそっちをやりたくなった、っていうのが『ちょんまげの子』。


水彩画 怪物くんを描いててめちゃくちゃ楽しくて

そこから創作のスイッチが入っていくんだなぁって思うと、こっちまでワクワクしてくる。





話しを戻して


『みっちゃん』の時も

最初は等身大ぐらいの全身を描こうとしてたけど

全然エンジンがかからないの。

ビジョンは見えるんだけど、インパクトを感じないんだよね。気分がアガらないの。

で、顔だけにした。



そういうことなんだって



智くんのなかに湧き出るアイデア、インパクトが

智くんの創作にとって

何より大切なものなのかなって思う。


湧き出る。


智くんのなかに湧き出るアイデア、インパクト、それが智くんの創作意欲を掻き立てる。






『FREESTYLE2020』作品集を読んでいると

よくわかる。


『新作 パグちゃん』だけは智くんにとって最初から''描く意味''があって描くと決めていたけど、『ジャニーさんの肖像画』『大型細密画』は描き出すまでの段階でとても苦悩している。



それが

描きたいものがない

描きたいものが思いつかないってことで

それが描けない状態なんだなって思って。







2015年


宮城ライブの直前にあった黒い渦


そのあと

『FREESTYLE II』大阪個展のみに展示された

『智くんの自画像』と『金の仏像智くん』を創作したあと、たぶん描けなくなった。



智くんのなかに湧き出るもの。



それは自由で、自然で、勢いがあって、ワクワクを引き出して。だから何にも媚びていない、純粋に智くんを突き動かす。



それが『FREESTYLE』



智くんの中にとめどなく溢れていたであろう

湧き出ていたもの、があの時傷つけられた事で

きっと止まってしまった。








今、どんな景色が見えているのかなぁ。



自由で、自然で、勢いがあって

何にも媚びない、純粋なものが


智くんの目にうつっているといいなぁ