昨日はワンフェスでしたね、
いろいろがんぷくでした。
さて、話を戻してそう検索すると引っかかるらしいす。
筋彫りねー、そんなみんなやるのか、
では1年ぶりに筋彫りの理屈でも。
その前に~
⚫︎80年代から模型(ロボットもの)を作ってる人は普通につくる中で接着てことも少なくないためどちらかというとゲート処理、パーティングライン消し、塗装て感じで覚えていって、スタイル改造をした人が多いのではないでしょうか?
塗装という部分に一つの壁がありましたがライン消しなどは得意です。
⚫︎90年代以降はスナップフィットが出始め
95年にはMGが発売開始しました。
フレームの入ったガンプラが主流になってきます。
フレームが入るとなかなかスタイル改造はしにくいものです。
また、形状の好き嫌いの好みはあるとしても基本的な出来は良くなってきたのでいじらないモデラーも出てきます。
2000年以降にはじめた若い世代はさらにそんな人多いんじゃないかな?
パーツの色分けで塗り分けも楽になったし、エアブラシや環境も安く揃い始めます。
ゲート処理さえすればパーティングラインの処理する場所なんてほぼないのも多くありますしね。
時代はさらに進み2010年代、つまりここ最近。時代はハイディテール信仰が多くいます。
ベースが弄る必要がない(一般的なぶぶんでは)なのでディテール入れる人が多く、巷もその評価高いですね。
⚫︎その結果筋彫りする人が増えた気がしますよ。
タガネ、チゼル、ガイドテープ工具の発展とネットとかで簡単に調べられるようになり以前は大変だった筋彫りが簡単になりました。
最近はゲート処理やライン消しの前に塗装や筋彫りを覚える人も多いみたいですね。
古い人間からすると顔を洗わないで化粧するような感じに思えるのですが、まぁ置いときますか。
🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳
さって、前置きが長くなりましたがここからが本題よ。
さぁ、ぱちった。
色も塗れるようになった。
奮発してタガネも買ったし筋彫りに挑戦してみよう。
で、どうしよう?
そんな人も多いのではないでしょうか?
今回は初心者、中級者向けなのでそんな感じで書きますね。
【第一の壁】
筋彫りのラインを考えること。
さあ、タガネある、ガイドテープもある、
そうなった時にある壁はラインです。
まぁ、むやみやたらに入れても良いんだけど短期間でうまくなりたい、玄人ウケしたい、自分にはセンスがないと思う人は幾つかの成功の理屈?理論?があるからそれをやると早いよ。
まずは基本ということでプロの絵を見ましょう。
モデラーさんのを見て真似するのもいいのですが、最近はなにも考えずにこれってかっこいいんじゃね?で彫る人も多いためその人それぞれの癖があります。
変なライン取りを覚える前にお勧めしたいのはプロのメカデザイナーのハイディテール画稿を見ることです。
個人的に癖が少なくおぼえやすいかな?と思うのはこの3人。
▪️瀧川虚至さん
▪️海老川兼武さん
▪️柳瀬敬之さん
ここら辺のメカデザイナーの人達は設定本とかに描いてたりするので比較的資料は探しやすいのではないでしょうか、画集も出てたりするしね。
あれ?カトキハジメは?と思う人もいるかもしれませんが、カトキハジメさんはどちらかというと筋彫りやハイディテールよりも全体ラインでメカを描くことが多いので初心者や中級者向きではないと思いましたので外しました。
カトキメカはスタイル改造とかしてカトキスタイルにしないと筋彫りのラインだけ真似してもかっこよく見えんのです。
MGとかでVer.『Ka』シリーズとかあるけどアレってカトキさんのやりたいラインをまだバンダイがやりきれてないと思うしね
。どしてもカトキさんが好きて場合オススメはこれ
⚫︎そんな中で僕がオススメしたいのは一番初めに書いた瀧川さんのマスターアーカイブス。いろいろシリーズ出てるのです。
マスターアーカイブスはジムのやつやZのやつ、GPシリーズのやつに、ユニコーンのやつが出てます。
筋彫り初心者はよくパーツの真ん中に直線的なのを彫りがちですが、要所要所にあるだけで実はそこまでうるさいラインて描かれてないんですよね。
1年前も書きました筋彫りのラインて要は装甲パーツの分割線だから直線的なパーツ(腕とか)は分割線が比較的単純でふくらはぎみたいな曲面なパーツは少し複雑なラインになる傾向があります。
そんな感じでプロがやるモールドのパターンとかを覚えるといいと思いますよ。
【ポイント①】
平面や、直線的なところは縦横の単純なライン
曲面はちょっと複雑な構成で。
▪️例えば肩
こんな感じにモールドのラインが入ってますね
バーニアやダクトの周りはそのブロックが取れるように見えるラインするのもいいよね。
【ポイント②】
バーニアやダクトちかくにブロックごと取れそうなラインをつける。
▪️フロントアーマー
上手い人は結構このフロントアーマーでわかります。
上の画像はZと百式だけど結構ラインシンプルでしょ?
面が広いと細かく分けようとするのが初心者さんにありがちなところ。
あとは大きなパネルという考え方で、サイドの部分に筋彫りを彫る。
百式やゼータもそうだけどこういうのか結構しまるんだよね。
サイドにジグザグ彫るの大変て思うかもしれないけどこのジグにするだけでそれっぽさが増すよ。
さーて、今回はデザイナーのハイディテール画稿から見る筋彫りの理屈でした。
次回は『絵で描いてさらにわかりやすい解説でもしよっかな。
ではではー
ちなみにサザビーもやってはいますがまとめるにはネタ不足ですわ